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脳や体の神経が発達し、自分の意思で体を動かせるように。指しゃぶりをして母乳を飲む練習を始めます。髪の毛もうっすら生えてきて、骨も丈夫に。筋肉や皮下脂肪もつき始めて、皮膚にもふっくらとした厚みが出てきます。
<おなかの赤ちゃんDATA>
●頭からおしりまでの長さ・・・約25cm
●体重・・・約300g(りんご約1個分)
●成長&発達・・・視覚や聴覚を司る、脳の前頭葉が発達
早ければ16週ごろから胎動を感じられるように。子宮は大人の頭くらいの大きさになり、見た目にもおなかが目立ち始めます。バストも大きくなり、体全体が丸みを帯びてくる時期。急激な体重変化には注意しましょう。
骨や筋肉がさらに発達し、羊水の中で赤ちゃんが元気よく動き回るように。耳の機能も働きはじめ、ママの血管を流れる血液の音を聞いているといわれています。口をパクパクさせる「呼吸様運動」で、肺や口を動かす口呼吸の練習も。
<おなかの赤ちゃんDATA>
●頭からおしりまでの長さ・・・約25~30cm
●体重・・・約500~600g(キャベツ約1/2個分)
●成長&発達・・・内耳が完成。口呼吸の練習もスタート
つわりがひどかった人は徐々におさまり、安定してきます。ほとんどの人が胎動をはっきり感じられるように。子宮は大人の頭よりもひとまわり大きくなり、おなかもグンと大きくなるため、下半身の血液循環が悪くなり、足がつりやすくなる人も。
鼻の穴やまぶたができはじめ、人間らしい顔つきに。さらに聴覚や視覚が発達し、音や光を感じられるように。大きな音や強い光にビックリしたような反応を見せることもあります。全身の動きをコントロールできるようになるため、逆子になりやすい時期でもあります。
<おなかの赤ちゃんDATA>
●頭からおしりまでの長さ・・・約30~35cm
●体重・・・約600~1000g(大根約1本分)
●頭の横幅・・・約6cm
●成長&発達・・・自分の意思でおなかの中で動くように
おなかが前に思い切りせり出す時期なので、腰痛が起こりやすい時期。おなかの皮膚が伸ばされて、妊娠線ができやすくなります。ホルモンの影響で充血しやすくなっているので、鼻血や歯ぐきの出血が見られることも。体調は比較的安定しているので、妊娠中の思い出づくりや出産準備などはこの時期にすませておくとよいでしょう。
イラスト/渡邉美里 『Pre-mo(プレモ)2021秋冬号』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです