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2022.07.26

妊娠生活

超音波写真(エコー写真)の見方のコツとは?ママたちの保存法もご紹介【産婦人科医監修】

おなかの赤ちゃんのさまざまな様子がわかる超音波写真(エコー写真)。異常がないかを確認したり、性別を判定したりするものですが、パパ&ママにとってはわが子を見ることができるお楽しみの一つでもあります。検診のたびにご家族と、「顔立ちがはっきりしてきた」「横顔がパパに似てる!」などと話をしている方も多いのでは?

今回は、そんな超音波写真の見方を、産婦人科医の宗田聡先生(広尾レディース院長)にうかがいました。また、先輩ママがエコー写真をどんなふうに保存しているかも合わせてご紹介します。

超音波検査の目的は赤ちゃんの生存&成長を確かめること

超音波(エコー)検査の大きな目的は、赤ちゃんが元気に生きているのを確認し、発育具合、羊水の量、胎盤の位置などをチェックすること。ここで多胎妊娠や前置胎盤などがわかれば、出産方法を帝王切開に切り替えるなど、より安全な対策が取れます。

また、専門の医師が診察すると、水頭症や口唇口蓋裂などの病気が判明する場合もあります。これも事前にわかれば、ご両親は病気の情報を集めて準備ができますし、出産後すぐにNICUに搬送する手配をするなど、サポート態勢も整えられます。

このように、エコー検査は事前にさまざまな情報を得ることでトラブルに対応し、出産のリスクを回避することにつながるのです。

超音波検査のしくみって?

超音波は光の一種。骨などのかたいものは白く、水のように透過するものは黒く写ります。この性質を利用して体の中を見るのが超音波検査です。
超音波写真は、たとえるなら上の写真のように、物質の「影」を目に見えるようにしたもの。「本体」とは少し違う形に見えることもあります。

2Dと3D、4D写真はどう違う?

3Dは、2D(白黒)画像をもとに作成されたコンピューターグラフィックス(CG)です。4Dはそれをつなげてアニメーションのように動画にしたもの。どちらも実際の体内のリアルな画像ではないので、医師の診断には主に2Dが使われます。
▲2Dは体の断面が映し出されるので、内臓など体の内部の様子を知るのに最も効果的。
▲立体的に描き出すのが3D、それに動きが加わったのが4D。目的は検査というより、姿を見て楽しむものです。

超音波検査は毎回行うことが決まっているわけではない!

実はこの超音波検査、必ずやると決められているわけではありません。厚生労働省が示す「妊婦健診の基本的な項目」には入っておらず、「必要に応じて行うもの」とされています。

目安の回数は、初期に2回・中期に1回・後期に1回。健診のたびに超音波検査を行う産院もありますが、数回しか検査しなくても、問題があるわけではありません。

また、産院で超音波写真をもらい、家に帰ってから「ここに写っているのはなに?」「大丈夫?」と気になる方は多いようです。

しかし、写真は超音波検査の一瞬を切り取っただけのもの。リアルタイムで胎児を見ているわけではありませんし、ちょっとした動きで生じた影が写り込むのも珍しいことではありません。

実際の検査では医師が様々な角度からプローブ(超音波発信装置)を当てて、確認しています。心配しすぎず、超音波写真は赤ちゃんの成長を確認できる記念品として楽しんでください。

時期別・超音波写真でわかること、見えることって?

妊娠すると何回か受ける超音波検査。実は時期によって、医師がチェックしていることは少しずつ違っています。一体何がわかるのか、時期別に見てみましょう。

妊娠初期(4~15週ごろ)

赤ちゃんの体の基礎がつくられる時期。最初に心臓ができ、6~ 8 週ごろには心拍が確認されます。体の主な器官や臓器がつくられ、大きさはキウイ1 個大くらいに成長します。

まずは心拍を確認。赤ちゃんの人数も調べます

妊娠初期の超音波検査でいちばん大切なのは、赤ちゃんの生存確認です。受精した卵子が無事に子宮に着床すると胎嚢(赤ちゃんを包む袋)ができるのですが、これが子宮の中にあり、心拍が確認できると妊娠確定です。

もうひとつ大切なのは、赤ちゃんの人数を確認すること。多胎妊娠の場合は、妊娠中から出産に至るまで、準備や相応のケアが必要になります。9~10週ごろには、赤ちゃんの大きさから出産予定日を算出します。
【妊娠確定!】
妊娠判定を受け、超音波で確認したときのもの。画面左の黒く見える小さな丸が、赤ちゃんを包む胎嚢です。
【妊娠10週】
右側が頭、左側が胴体。足や腕の位置なども、ぼんやりとですがわかります。この時点で、すでにしっかり人間の形になっています。

妊娠中期(16~28週ごろ)

胎盤が完成し、聴覚や視覚などが発達しはじめます。胎児はメロン1 個ほどの大きさに成長しますが、まだ子宮内にスペースがあるのでぐるぐる動き回り、手足をよく動かします。

赤ちゃんの発育具合のほか、胎盤の位置もチェック

妊娠中期は赤ちゃんの生存確認(心拍の確認)に加えて、発育具合も確認します。体の特定部位の長さをはかり、推定体重を計算。赤ちゃんに外見上のあきらかな障害がないかどうかも確認します。心臓などの主な臓器に大きなトラブルがあるかどうかも、この時期になるとわかります。

また、母体のトラブルの有無を確認するのもこの時期。前置胎盤や子宮頸管無力症など、お産に問題が起きそうなトラブルの有無をチェックします。
【妊娠21週】
写っているのは上半身。正面を向き、顔を見せてくれています。手を胸の部分に置いてポーズをとっているのかな?
【妊娠22週】
すでに全身が写らないほど成長しています。左上に見えるのは大腿骨。足のつけ根からひざまでの大腿骨の長さは38.5㎜でした。

妊娠後期(28~39週ごろ)

胎児の大きさはスイカ1 個分ほどに。寝たり起きたりをくり返しますが、胎動は落ち着いてきます。すべての器官が整い、皮下脂肪がつき、肺呼吸の準備は万端に。

赤ちゃんが順調に育っているか母体も含めて最終確認

妊娠後期は赤ちゃんの発育具合がとても重要なチェック項目です。中期と同じように体の特定部位の長さをはかり、問題なく育っているかどうかを確認します。

また、胎盤の位置や羊水の量も引き続きチェック。後期になると胎盤の位置がほぼ決まるので、異常があれば出産まで注意して管理する必要があります。

この時期には専門の医師が調べれば、口唇口蓋裂や心臓の大きな異常などがわかる場合もあります。
【30週】
上の22週と同じ赤ちゃんの写真。22週のときに38.5㎜だった大腿骨の長さは1.5 倍以上、60.4㎜にまで成長しまし
た。
【39週】
おなかの中いっぱいに育ち、顔は子宮壁にギュッと押しつけられてゆがんでしまっています。もうすぐママに会えるね!

超音波写真に関するQ&A

Q.写真に書いてある用語の意味を教えて。

A.胎児の大きさなどを示す略語です
●BPD→胎児大横径(頭の横幅)
●AC→腹部周囲長(おなか周りの長さ)
●FL→大腿骨長(おしりのつけ根~ひざの長さ)
●EFW→推定体重
●GA→推定妊娠週数

記号はほかに、CRL(頭殿長)やTTD(腹部横径)など。超音波の機器にはいろいろな種類があり、メーカーによって計測項目にも違いがあります。また、EFW(推定体重)やGA(推定妊娠週数)は、あくまでも推定の値。誤差やズレが生じることもあります。

Q.超音波検査では母体や胎児のどんなトラブルがわかりますか?

A.胎盤のトラブルのほか胎児の病気がわかる場合も
母体で必ずチェックするのは、前置胎盤など胎盤のトラブル。胎児では、妊娠中期ごろに外見の異常から障害や病気が見つかることがあります。ただし、詳細な内容は専門の医師でないとわかりません。

Q.性別がわかるのは妊娠何週ごろからですか?

A.22週ごろからわかることが多いですが個人差があります
22週前後にわかることが多いですが、検査のときの胎児の位置などで20週前にわかる人もいれば、30週過ぎてもわからない人もいます。また、超音波で正確な判定ができるわけではなく、事前に言われていた性別と違うこともあります。

Q.超音波をおなかに当てて、妊婦や胎児に影響はない?

A.超音波にそれほどのエネルギー強度はありません
超音波もエネルギーを持っています。しかし医療用の超音波には、胎児や妊婦に危険をおよぼすほどの強度はありません。日本で30年以上使われてきて、問題になった症例もありません。

Q.太っていると写真が写りにくいのでしょうか?

A.脂肪の厚みがあると写りにくいです
超音波検査ではっきり写るのは、画面の上から2/3 程度までです。最上部のママの脂肪が厚くなると、赤ちゃんはその下に写し出されることになるので、下になればなるほど鮮明でなくなります。写真は左からクリアシートの枚数を重ねたもの。シート(脂肪)の厚みが増すほど、奥の人形(胎児)はぼんやり写ります。

Q.3D、4D写真をかかりつけ医とは別の病院で撮れますか?

A.撮影できる産院もあります。事前に問い合わせてみて
妊婦健診を受けていなくても、3D、4D写真だけを撮影してくれる産院もあります。産院によって設定金額はさまざまですが、基本料金のほかに双子だと追加料金がかかったりする場合も。事前に確認しておきましょう。

Q.超音波写真はだんだん薄くなってしまうというのは本当?

A.感熱紙は時間がたつにつれ色あせてきます
一般的によく使われている感熱紙は、年数がたつと色があせて薄くなってしまいます。デジカメやスマホで直接撮影し、データ化して保存しておくのもいいでしょう。

Q.体の一部しか見えません。全身は写らないのですか?

A.全身が一画面におさまるのは15~16週あたりまで
機器にもよりますが、超音波で写せる範囲は決まっているので、赤ちゃんが大きくなればそこからはみ出します。通常、全身が写るのは15~16週まで。よく見える場合でも20週には厳しくなってきます。

妊婦さんに聞きました!超音波写真の保存法は?

エコー写真はわが子の大切な成長の記録。みんなはどうやって保存してる?

産院でもらった専用アルバムに入れ、コメントを記入

ときどき上の子と超音波写真を見て「これが手だよ」「これはお顔?」と親子で話しています。アルバムには命名紙や手形足形のページもあるので、出産後に完成させる予定。赤ちゃんが大きくなったらいっしょに見たいです。(ゆりママさん・31週)
▲妊娠中期のページ。顔や手足がわかるようになり、順調に成長しているのを感じて一安心。
▲表紙にも写真を入れられて、オリジナルの一冊になります。出産時の写真を入れようかな?

無印の絵本ノートに写真とステッカーを貼ってかわいく編集

超音波写真は時間とともに薄くなると聞き、スマホで撮影したものにコメントを入れ、印刷しています。それを絵本ノートに貼り、シールもつけてアレンジ。赤ちゃんが生まれたら1ページ目に筆で名前を書く予定です。(えりかさん・26週)
▲無印良品で偶然見つけた絵本ノート。画用紙なので、ペンや絵の具も使えて便利です。
▲超音波写真を縮小して印刷するとぴったり。理想のコンパクトなアルバムになり大満足です。

妊娠記録アプリ&インスタのマタアカでデジタル保存

妊娠期間の記録をいろいろな形で残したくて、アプリの『トツキトオカ』やインスタを活用しています。最初は胎嚢しか見えなかったのに、どんどん大きくなってきて、最近は画面におさまらないほどです。(M・Nさん・22週)
▲妊婦健診のデータとともに超音波写真も保存。成長の様子が一目でわかり、とても便利!
▲インスタでは専用のマタニティアカウントを作成。妊婦同士で励まし合い、情報交換も。

記事を読む⇒⇒⇒エコー写真はアルバム保存がおすすめ!長期保存する際の注意点と人気のエコーアルバム15選

『Pre-mo(プレモ)』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

Baby-mo〈ベビモ〉編集部

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