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2022.07.25

産後の悩み

ベビーカーエクササイズで赤ちゃんと〈お散歩しながら〉下半身&体力強化!【おしり筋トレ#21】


【Naokoコラム】ママ、自分にもっと自信をもって!

冷めたおみそ汁を食べて11年。母親業とはプライベートな時間がないもの。

私は40歳で3人目を生み、仕事をしながら育児生活真っ只中です。ほかの方の目には「心も体もとても強い母」という姿に映るかもしれませんが、はじめからこんなに前向きで元気でいたわけではありません。

30歳で初めて出産した時、最初の1年間は、喜びよりも漠然とした不安の方が大きかったことを、今でも覚えています。

子どもは好きだし、あたたかい家庭に憧れもあって結婚しました。自分の子どもを出産し、憧れの家庭像を築き始めたのに、それなのになぜ、私は不安と疎外感でいっぱいになってしまったのでしょう。

その理由は、それまで私がしてきたことで自信をつけてきたことは「仕事」だったから、でした。仕事とは、逆を言えば、オフの時間、プライベートタイムがある、ということです。でも、育児は仕事ではありません。

プライベートとは、自分でどのように過ごすのか、自由にコントロールできる時間のこと。でも、子育てにおいては、プライベートタイムは完全になくなりました。

授乳しているときにトイレに行きたくなってもなかなかいけません。極端な話をすれば、そんな生理的欲求すら制限されます。

ママになった瞬間から、どこに行こうが何をしようが、すべては圧倒的に「子どもが最優先」と決まってしまうのです。

後追いの時期は、私がトイレに行くだけで子どもはギャン泣き。私がシャンプーしている間も、ギャン泣き。深夜寝ている間も、ギャン泣き。十分な睡眠もできない、コントロールできない。しまいには、夢でも泣き声が聞こえているようで、うなされたことも何度となくあります。

これが数年間、一日も休みなく毎日…なんですよね。私は、上の子を産んでから始まったこの生活が11年。夕飯だってとにかく家族が優先で、自分が食べる頃にはもうお味噌汁はすっかり冷めていることも(笑) 。

ママたちは、自分の決めたことには自信をもっていい!

そのくらい献身的に家族の事を思っているのですから、自分が判断したことにもっと自信を持っていいんだと、今はよくわかるようになりました。

育児する時間の長短にかかわらず、パートナーであるパパが協力してくれようとする姿には、みんな感謝していると思います。それなのに、パパに対してイライラしたり、むかついたりすること、子育て中は増えますよね。

その原因はいろいろあるかもしれないけれど、「相談する」からなんじゃないかと私は思っています。相談すると、どうしても違う意見が出るもの。特に男性は、相談されたらアドバイスしなくちゃいけない、と思っている人が多いみたいです。

だから、何か聞いてほしいことがあったときには、相談ではなく、相談にみせかけた報告をするとイライラは半減します。そしてママは、それくらい自分の判断に自信を持っていいんです。誰よりもたくさん、子どものことを思い、ふれ合い、知っているのですから。

おっぱい・ミルクの選択、おむつの選び方、離乳食のあげ方、風邪かな?と思ったときの小児科に連れていくタイミング、迷うことはたくさんあるでしょう。でも、目の前の赤ちゃんのこと、世界でいちばん知っているのはママです。

一緒に子育てするパートナーへの感謝と尊敬があれば、あとはママが決めていいんです。自信をもって。必ずうまくいきますよ。

次回からの【おしり筋トレ】連載は「子どもと一緒に筋トレ編」です。お楽しみに!
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イラスト/イチカワエリ 取材・文/関川香織(K2U) ヘアメイク/尾原香織(MAKE'S) ※情報は掲載時のものです

【PROFILE】 Naoko 骨盤矯正パーソナルトレーナー

整体トレーニングサロンNaokoBodyworks代表。ヨガ、ピラティス、解剖学、整体、エステ手技などを学び、独自のメソッドを開発。現在は3人の子どもを育てながら、1万2千人以上の女性たちにボディメイクやメンタルケアを行うほか、多くのメディアに出演するなど活動中。https://s-d-m.jp/talents/nakamura-naoko/

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