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2022.06.27

産後の悩み

妊婦中から知っておきたい!「産後の体」に起こりがちなトラブル7つ。セルフケアの方法って?

無事赤ちゃんが誕生し、幸せいっぱいの産後。とはいえ、出産という大仕事を終えたママの体には、さまざまなトラブルが起こりがちです。病院に行く時間がない、受診の間に赤ちゃんを預ける人がいない…そんな時は、少しでもセルフケアを。

赤ちゃんを優先するあまり我慢のしすぎは禁物

産後はどうしても、赤ちゃんのことが優先で、自分の体は二の次になりがちです。育児を頑張るのはいいことですが、そのためにママが倒れてしまっては本末転倒。産後の体は自分で考えているよりずっと疲れていて、これまでの人生でも未体験ゾーンのことばかりです。

「病院に行くほどではない」と我慢しすぎると、ある日突然、大きなダメージとしてあらわれることがあります。普段から少しずつ、不快症状を解消するようにしましょう。基本はやはり体力の回復。

ぐっすり眠る時間を作る
一人でゆっくり湯船につかる時間を作る(1ヶ月健診以降)
体を冷やさないようにする
ストレッチなど、適度に運動する
消化の良い栄養たっぷりの食事を心がける

こうしたことを意識してみましょう。「このくらい大丈夫」と、自分を過信しないことが大切です。また、産後すぐの過度なダイエットはNGです。育児は体力勝負と心得て。

次からは産後のママの体に起こりがちな体のトラブルをご紹介しましょう。

会陰切開の傷が痛む

会陰切開の傷は、縫合の後2~3日で傷口が開くようなことはなくなり、その後、痛みはだんだん薄れるはず。2週間を過ぎてもズキズキするような痛みがある場合は、傷が化膿したり、まれですが血腫ができている可能性があるので、受診を。ただ、違和感があるような感じは、半年くらい残ることがあります。

ケアと受診の目安

1ヶ月健診を過ぎても、つれるような感じが気になる時は、保湿クリームや残っている妊娠線予防オイルを塗るといいでしょう。会陰切開に限らず、傷あとは冷えると痛むもの。産後1ヶ月を過ぎたら、お風呂でよくあたためて。血行を良くするタイプの入浴剤を入れて、ゆっくり入浴を。

便秘

産後は立ったり座ったりがつらい、会陰切開の傷が気になってトイレでいきめない、授乳で水分が不足する、体を動かさないなどの悪条件が重なって便秘になることがあります。また、妊娠中になった痔が、出産の時のいきみでさらにひどくなるケースも。便秘になると痔もますます悪化します。

まずは繊維質の多い食事と水分を多めにとり、適度な運動をして、便秘解消に努めましょう。赤ちゃんのお世話に追われてトイレに行く時間を確保できずに便秘になる人もいますが、家族にも協力してもらって、なるべく行きたい時にトイレに行きましょう。

排泄には心身ともにリラックスしていることも大切。ストレスをなるべく解消して、快便になるよう心がけましょう。

ケアと受診の目安

食物繊維の多い野菜やきのこ、海藻類などを毎日意識して食べましょう。痔は症状が軽いうちに産院で相談を。座薬や軟膏を使って治療すれば次第に治っていきます。

寝不足

よく眠る赤ちゃんでも、新生児の間は続けて3時間眠れたらいいほうかもしれません。「赤ちゃんが寝たらママも眠って」とよく言われますが、実際にはそんなにすぐ寝つけないことも。疲れているのに頭だけさえて眠れない時は、下記のような工夫をしてみて。たとえ細切れでも、トータルで1日5~6時間深く眠れたらすっきりするはずです。

短時間でもぐっすり眠れる工夫

足をあたためる
頭ばかりさえている時は、足が冷えていることもあります。靴下や冬なら湯たんぽや電気毛布などを使って足をあたためて。

アロマオイルを使う
好きな香りのアロマオイルを、枕カバーやタオルに1~2滴落として。ラベンダー、ベルガモット、スイートマジョラム、ローズゼラニウム、スギ、ヒノキなどがおすすめです。

スマホを見ない
スマホは画面が光るため、ずっと目が光を浴びている状態になり、脳が覚醒して寝つきにくくなります。

肩・首のストレッチ
慣れないだっこや授乳で肩・首がこっていると、筋肉の緊張からリラックスできません。ストレッチしましょう。

赤ちゃんと添い寝・添い乳
寝かせると寝る赤ちゃんは、常に密着を。口や鼻をふさがないよう、赤ちゃんの頭の下にタオルを入れて。

尿もれ・膣がゆるむ

産後は、広がった膣がゆるんだり、お産の時のいきみによって、子宮や膀胱を支える骨盤底筋群や肛門括約筋が伸びてしまうのも一因です。このため、ちょっとした動きで尿もれすることがあります。次第に良くなりますが、パッドを当てるなどの方法で乗り切って。

セルフケアの方法

骨盤底筋群を引き締める「ケーゲル体操」にトライを。おしっこを止める時の感覚で、肛門や膣を意識して締めたりゆるめたりするだけ。仰向けになって足を肩幅に開き、両膝を軽く立てた状態で繰り返します。1日何度でもOK。

抜け毛

個人差はありますが、多くの人が経験するのが産後の抜け毛。出産直後ではなく、3~4ヶ月ごろになって抜け始めることが多いです。シャンプーやブラッシングのたびにごっそり抜けるのでびっくりしますが、ホルモンの変化による一時的なもの。数週間~数ヶ月でじきにおさまり、再び生えてきます。

セルフケアの方法

抜けること自体に対策はありませんが、生えてきた短い毛がピンピンはねて落ち着かないことが。ヘアアクセサリーや帽子でうまく工夫しながら伸びるのを待って。

腱鞘炎・手首の痛み

出産後に腱鞘炎になりやすいのは、産後のホルモンバランスのせいで関節がゆるむせいもありますが、慣れないだっこによる緊張や搾乳のしすぎからも起こります。赤ちゃんの頭を支えようと、指や手首に力が入りがちですが、赤ちゃんをできるだけ体幹に寄せ、頭を手ではなく腕にのせるなど、手首に負担のかからない抱き方をマスターして。

セルフケアの方法

腱鞘炎になる前兆として、腕の筋肉自体が張ってきます。手首を回したり、腕をあたためてもみほぐしましょう。炎症を起こして痛くなってしまったら、休めることが第一の治療法です。まずはだっこの仕方を変えてみることから始めましょう。

記事を読む⇒⇒⇒新生児の赤ちゃんを抱っこする方法とコツ、注意点は?縦抱きしてもOK?【実例写真付きで医師解説】

腰痛

妊娠中の腰痛は、出産すればラクになりそうですが、産後も赤ちゃんをだっこするために腰に負担がかかりがち。改善するには姿勢が大切です。赤ちゃんを抱きあげる時には腰を落とす、ベビーベッドなど高い場所でお世話をするなど腰に負担をかけない工夫を。

セルフケアの方法

さらしや骨盤ベルトで、骨盤まわりの筋肉をサポートするとラクに。腰をそらさないようまっすぐ上に伸ばすイメージで過ごすことも大事です。また、腹筋が弱っていると腰痛は起こりやすいので、腹筋運動で筋力アップを。

記事を読む⇒⇒⇒「妊娠中の腰痛とむくみがスルッと楽になる おしり筋トレ」

『はじめてママ&パパの妊娠・出産』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです。

【監修】 安達 知子 総合母子保健センター 愛育病院名誉院長・東京女子医大客員教授

1978年、東京女子医科大学医学部卒業後、同大学産婦人科学教室入局。米国ジョンズ・ホプキンス大学研究員、東京女子医科大学産婦人科助教授をへて、2004年から愛育病院産婦人科部長に。2006年より東京女子医科大学の客員教授に。2013年より愛育病院副院長を兼務し、現在は名誉院長。厚労省、文科省、内閣府などの各種委員会の委員などを務める、わが国の産科学会を担う中心的存在の一人。

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