【Naokoコラム】きょうだい子育ては「えこひいき」で育てる
わが家には、小学生のお兄ちゃんが2人と、もうすぐ1歳になる女の子がいます。お兄ちゃんたちは妹をかわいがってたくさんお世話もしてくれますが、もちろん男の子2人はやんちゃで毎日大騒ぎです。
そんな日常生活の中でいつも気をつけていることがあります。それは、子どもは「えこひいき」で育てるということ。えこひいきってよくない言葉のようですが、私はこれを、「自分を特別な存在」と感じるために大事なことだと思っています。
子どもだけではありませんが、人が伸びるために大切なのは、「自分は特別な存在」なんだと、強く感じることだと思います。子育ての中で「えこひいき」することで、その子は自分が「特別な存在」だと知り、のびのびと外へ遊びに行けるようになります。そしてやがて、社会へと活躍の場を広げていけるのだと信じています。
きょうだいがいる場合は、それぞれに「えこひいき」の時間を作ります。毎日5分だけ、私はそれぞれと話すようにしています。
料理でもいいし、抱っこでもいいし、絵本を読みながらでもいいし、一緒に出掛ける時間を作ってもいい。「とても大切な存在」だと感じて、わかってもらう。特に、この時間は上の子に対して多くしてあげたいところです。
子どもを褒めるときは具体的に褒める!
ふだんママ自身に余裕がないと、どうやって褒めたらいいかわからないということもあるかもしれませんね。実は簡単なんです。努力したことに対して、ここ頑張ったんだね!と認めてあげるだけでいいのです。
逆に、頑張ってもできなかったことは、叱らないように気をつけています。子どもなりに頑張っているはずで、それなのにできなかったときは、きっと本人も傷ついているはず。えこひいきタイムの間だけでも、そこは何も言わないであげています。
子どもが3人いたら、3人に対して5分愛情を注ぎます。その方法は、それぞれのママの得意な表現でいいと思います。5分だけでも難しい時だってあります。でも大丈夫!その時はハグして、「いてくれるだけで、ママは幸せ」を伝える。それだけでも伝わります。
そんな時間も作れない!というときは、ちょっとだけ時間の使い方を見直しています。私はついつい自分で全部やってしまおうとするくせがあるので、よく時間の見直しをして、自分がしなくていいものは手放すようにしています。
忙しい日々は物事の優先順位を決めると段取りが早いですよ。「捨ててもいい」ことまでしようとしすぎていませんか?私も含め、家事は上手に手間抜きして、1日1~2分でいいから「えこひいきタイム」を作ってみましょう。
そして、ママの体力がないと心が弱ってうまく子どもを褒められない!ということだってあります。ベースとなる体力づくり、基本はおしり筋のアップ。スムーズに効率よく動ける体になって、疲れにくい体質になっていきましょう!
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