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2022.06.03

成長・発育

乳歯は虫歯になりやすいって本当?赤ちゃんの虫歯を防ぐ0歳からの【正しい歯みがき】レッスン

【歯の本数別】歯みがきレッスン!

歯の本数が増えるにしたがって、徐々に本格的な歯みがきが必要に。まずは、歯ブラシに慣れるところからスタートです。

歯が1〜2本の頃(6ヶ月頃):短時間でサッと終わらせる

この時期は、「歯みがきって楽しいな」と赤ちゃんに思ってもらうことがいちばん大事。そのためには、長い時間をかけず、サッとみがいて、サッと終わらせることがポイント。抱っこして話しかけたりしながら、なごやかな雰囲気づくりを心がけて。

終わったら、「きれいになったよ、気持ちいいね」と一緒に喜んであげましょう。

Point① 歯ブラシは2本用意
歯ブラシは「赤ちゃんが使う自分みがき用」と「ママの仕上げ用」の2本を必ず用意。歯が1〜2本の頃は、かんでもヘタらないゴムのようなやわらかな素材を選んで。

Point② かぶせみがきですばやく
歯ブラシの毛先を前歯にかぶせて、くるりと回せば裏も表もササッときれいに。1本につき2〜3秒、2本なら5秒で完了します。

上の歯が生えたら(6ヶ月〜1歳頃):痛くないみがき方で歯みがき嫌いを予防

赤ちゃんの口腔内は、上唇小帯(前歯2本の間から上くちびるの裏側に伸びる筋)が大きいのが特徴。ここに歯ブラシが当たると痛みを感じやすく、歯みがき嫌いの原因に。上の前歯の歯みがきが始まったら、ママの手をしっかり固定させ、痛くないみがき方を。

おやつデビューする子も多くなる頃です。甘いものの食べすぎにも注意。

Point① 毛先をふるわせて
歯ブラシが歯に対して直角に当たるように当て、毛先をやさしくふるわせながら、らせんを描くようにみがきます。

Point② ママの手を固定させて
下の前歯
歯ブラシはえんぴつのように軽く握り、小指と薬指を赤ちゃんのほおからあごに固定させます。

上の歯

歯ブラシを持つ手は赤ちゃんのほおに固定させ、上くちびるを指で押さえて保護します。

歯の本数が増えたら(1歳半頃から):みがくルートを決めて、もれなくキレイに

上手な仕上げみがきのコツは、歯ブラシをあちこち動かさないこと。右下の奥歯の表側からスタートして左の奥歯まできたら裏側へ、次に上の歯の表側をみがいて裏側へ、とルートを決めてもれなくみがいて。

イヤイヤ期に突入して歯みがきをいやがる子も多くなりますが、歯みがきの大切さを伝えながら、やる気を引き出して。

Point① 歯みがき剤スタート
「ぶくぶくぺー」ができるようになったら、歯みがき剤デビュー。フッ素の力で歯が丈夫になります。

Point② 奥歯は全部の面を
奥歯は六面体です。歯ブラシを直角に当てて、すべての面をしっかりみがきましょう。

歯のケアQ&A

Q. 夜に添い乳すると虫歯になる?

A. 日中のケアがきちんとできていれば大丈夫! 
おっぱいの甘みである乳糖は、砂糖の糖分とは違います。歯に歯垢が残っていなければ、虫歯の原因となる「酸」をつくらないので、夜の授乳は虫歯の原因にはなりません。歯垢が残らないように日中と寝る前の歯みがきをしっかりしていれば、心配なし!

Q. うがいのレッスンはどうしたらいい?

A. 2歳頃から“まねっこ作戦”でスタート
コップの水を口に含んで出すことから練習開始。お風呂で練習するのがおすすめです。口の中でかむようにしてから出す、出すときは遠くに飛ばすようにする、と段階を踏んで練習してみて。ママやパパがお手本を見せながら教えると、すぐにできるようになります。

Q. おしゃぶり、指しゃぶりは歯並びに影響する?

A. おしゃぶりは2歳頃までに卒業しましょう
3歳を過ぎてもおしゃぶりを使ったり指しゃぶりをしていると、歯並びに影響することがあります。赤ちゃん時代なら無理にやめさせなくてもいいでしょう。あまり長時間使わせることは避けて、上手に活用したいですね。

Q. ベビーフードのおやつなら虫歯をつくらない?

A. 基本的には大丈夫。でもダラダラ食べはNG!
ベビーフードのおやつは成長に合った調味料の分量を守っているので、適量を食べるなら問題ありません。でも、ダラダラと与えるのはダメ!ルールを決め、時間と分量を守って与えることが大切。食べ終わったら白湯(さゆ)を飲ませて、食べかすを洗い流しましょう。
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記事を読む⇒⇒⇒コップ飲み、スプーンやはしの使い方など【食事のしつけ】を始める目安は?いつから自分で食べられるようになる?

まとめ・文/石野祐子(Forest inc.) 『はじめてママ&パパのしつけと育脳』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

【監修】 成田 奈緖子 子育て科学アクシス代表/小児科専門医

文教大学教育学部特別支援教育専修教授。小児科専門医。子育て科学アクシス代表。医師、教授、母親としての視点から、子どもの「育ち」を支援。経験と研究に基づいた「子どもが一生幸せに生きられるための脳作りの方法」をテーマに、広く講演、執筆活動も行う。

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