【ベビモ】はじめてママ・パパの悩みを解決

検索

menu

カテゴリー一覧

FOLLOW US!

  • LINE
  • Instagram
  • YouTube
  • Tiktok
menu

MENU

会員登録
menu

2022.06.01

成長・発育

<食事のしつけQ&A>スプーンを上手に使えない子ども、食べるのも遅くてついイライラ…【専門家アドバイス】

食べさせてもらう食事から、自分で食べる食事へ。汚れることも多いけれど、子どもの意欲を大切にしたいですね。今回は「スプーンを使うのが苦手で…」というお悩みに、小児科医で発達脳科学者の成田奈緒子先生がお答えします。


<お悩み>1歳7ヶ月の娘はスプーン使いが下手。食べるのにも時間がかかり、食事のたびに疲れてしまいます

<アドバイス>手づかみ食べをしっかりさせてから、ゆっくりステップアップ

手づかみ食べは、目と手と口の協調運動。目で見て、手でつかみ、口に運ぶ手づかみ食べの経験をたっぷり積むことで、スプーンを使う下地ができます。スプーンに興味を持ちだしたら、手づかみ食べが始まるころから自分で持たせてみましょう。

最初はスプーンの柄を口に対して平行にして食べようとするので、うまく運べずこぼすことも。食事いすの下にレジャーシートを敷くなど、汚れ対策を万全にして、ある程度、自由に食べさせてあげましょう。

慣れていくうちに、だんだんと正面からスプーンを口に入れて上手に食べられるようになっていきます。

記事を読む⇒⇒⇒手づかみでぐちゃぐちゃ! 遊び食べにウンザリ… 専門家と先輩ママが「いい方法」教えます!

失敗しながら上手になる!スプーンレッスン

ステップ①9ヶ月頃:手づかみ
自分で食べることの第一歩。手づかみをくり返すなかで、「食べ物を口に運ぶ」という動作を学びます。

ステップ②1歳頃:スプーンの持ち方1
最初は上から握る持ち方。スプーンを口と平行にしか動かせないので、ほとんどこぼれてしまいます。

ステップ③スプーンの持ち方2
スプーンに慣れたら、この持ち方にかえてみましょう。格段にスプーンを口に入れやすくなりますよ。

ステップ④スプーンの持ち方3
持ち方2に慣れたら、「えんぴつ持ち」を教えます。これで自在にスプーンを操れるようになったら、はしの練習を始めましょう。
_______
記事を読む⇒⇒⇒コップ飲み、スプーンやはしの使い方など【食事のしつけ】を始める目安は?いつから自分で食べられるようになる?
記事を読む⇒⇒⇒ごはんを食べない子どもにイライラ。「食欲がある子ども」に育てるポイントを専門家が伝授!

まとめ・文/石野祐子(Forest inc.) 『はじめてママ&パパのしつけと育脳』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

【監修】 成田 奈緖子 子育て科学アクシス代表/小児科専門医

文教大学教育学部特別支援教育専修教授。小児科専門医。子育て科学アクシス代表。医師、教授、母親としての視点から、子どもの「育ち」を支援。経験と研究に基づいた「子どもが一生幸せに生きられるための脳作りの方法」をテーマに、広く講演、執筆活動も行う。

SHARE

  • facebook
  • Twitter
  • LINE

関連する記事

ランキング