【ベビモ】はじめてママ・パパの悩みを解決

検索

menu

カテゴリー一覧

FOLLOW US!

  • LINE
  • Instagram
  • YouTube
  • Tiktok
menu

MENU

会員登録
menu

2022.09.04

幼児食(1歳半〜)

子どものおやつはいつから与える?量はどれぐらい?簡単おやつレシピも紹介【管理栄養士監修】

幼児期のおやつは、朝昼晩3回の食事ではとりきれない栄養素を補うためのもの。でも、何をどれぐらい食べさせてよいか迷いますよね。ここでは、幼児期のおやつの正しい与え方のほか、おすすめの簡単おやつレシピをご紹介します。

幼児期のおやつはどんなものを食べさせる?

おやつは子どもにとって楽しみですが、それ以上に大切な役割があります。幼児期は胃の容量が少なく、3回の食事だけでは必要な量がとれません。そのためおやつでエネルギーや栄養、水分を補うことが大切です。

目安としては、1日の総摂取量の10~15%。カルシウムや水分がとれる牛乳や、ビタミンがとれる果物や野菜、小食でエネルギー不足気味の子どもには、消化の良いいも類や穀類のおやつもおすすめです。

幼児期のおやつの回数と食べさせる時間は?

厚生労働省の調査によると、離乳食の時期から、授乳と離乳食の間に、果汁やボーロを与えているケースが多いそう。ですが、おやつが必要になるのは、食事が1日3回になる幼児期から。食事の間隔が5~6時間になったら、おやつをスタートさせましょう。

おやつの回数は、1回の食事量がまだ少ない1歳半~2歳は、午前と午後の2回。ただし朝が遅かったり、家の中で静かに過ごしている場合は、午前は水分補給の飲み物だけで十分。

3歳を過ぎたら、おやつは午後の1回に。いずれの場合も、時間と食べさせる量を守りましょう。乳製品は1日400gとりたいので、水分補給をかねておやつと一緒に牛乳を飲ませるとよいでしょう。

幼児期におやつを与える際に注意しておきたいことは?

むし歯

むし歯を作りやすいのは、糖分そのものよりも、ダラダラ食べたり、ちょこちょこ食べたりすること。食べた後は必ず歯磨きをしましょう。歯磨きできないときは、最後に水かお茶を飲ませて口の中のお掃除を。

食べ過ぎ

小食を心配して、栄養満点の甘いおやつをたっぷり与えてしまうと、ますます食事が進まず悪循環に。食事を与えるタイミングや活動量を見直して、食事をきちんと食べられるように工夫することが大事です。

市販のお菓子

幼児向けに作られたおやつ菓子は、子どもの健康に配慮して作られていますが、一般市販品はそうとは限りません。スナック菓子などを袋ごと渡すのはやめ、量を決めて器に入れて食べさせましょう。

野菜ジュース

市販の野菜ジュースは清涼飲料水に比べれば、栄養的にはおすすめです。ただし、果汁や甘味料が含まれているので、野菜代わりに多用するのはやめましょう。

1歳半~2歳におすすめの簡単おやつレシピ

蒸しパン

こども おやつ〈材料〉作りやすい分量・6個
小麦粉・・・100g
ベーキングパウダー・・・小さじ2
牛乳・・・1/4カップ
卵・・・1個
砂糖・・・60g

〈作り方〉
1 小麦粉とベーキングパウダーは、合わせてふるう。
2 ボウルに牛乳と卵を合わせて泡立て器で混ぜ、砂糖を加えてさらに混ぜる。①を加え、粉っぽさがなくなるまでゴムべらでよく混ぜる。
3 紙の型に流し込み、蒸気が上がった蒸し器に並べ入れ、10~15分蒸す。竹串を刺してみて、何も付いてこなければOK。余ったらラップで包んで冷凍保存も可能です。

フルーツ白玉

こども おやつ〈材料〉大人1人+幼児1人分
白玉粉・・・1/2カップ
木綿豆腐・・・1/4丁
オレンジなど好みのフルーツ・・・約100g
コンデンスミルク・・・適量

〈作り方〉
1 ボウルに白玉粉と豆腐を入れ、なめらかになるまでこねる。かたい場合は水を少しずつ加えながらこね、耳たぶぐらいのやわらかさにする。
2 鍋に湯を沸かし、①を丸めて落とし入れながらゆでる。浮き上がって1~2分ほどたったものからすくいあげ、氷水につけて冷やす。
3 ②の水気を切ってお好みのフルーツとともに器に盛り、コンデンスミルクをかける。

ココアフレンチ

こども おやつ〈材料〉大人1人+幼児1人分
食パン(6枚切り)・・・1枚
卵・・・1個
ココア、砂糖・・・各大さじ1
牛乳・・・1/4カップ
粉糖(あれば)・・・少々

〈作り方〉
1 食パンは6等分に切る。
2 ボウルにココアと砂糖を入れて混ぜ、卵、牛乳の順に加えてその都度よく混ぜる。①を加えて汁気がなくなるまでパンに染み込ませる。
3 フライパンにバターを溶かして②を並べ入れ、弱火で両面をじっくり焼く。器に盛り、粉糖を振る。

桜えびもち

こども おやつ〈材料〉大人1人+幼児1人分
白玉粉・・・60g
豆腐・・・100g
桜えび・・・大さじ2
青のり、油・・・各小さじ1
塩・・・少々

〈作り方〉
1 豆腐は軽く水気を切り、白玉粉を加えてなめらかになるまでよく練り混ぜる。
2 桜えびは飾り用に数尾を残して刻み、①に加えて混ぜる。
3 ②の半量を取り分けて青のりを加えて混ぜる。それぞれ食べやすい大きさに丸めて円盤状につぶす。
4 フライパンに油を熱して③を並べ入れ、ふたをして弱火で焼く。表面がぷっくりしたら裏返し、全体がこんがりするまで焼く。取り出して塩を振る。

POINT
桜えびの代わりに干しぶどうやむき甘栗を刻んだものを加え、最後に砂糖を少量振りかけても。

3歳~5歳におすすめの簡単おやつレシピ

りんごわらびもち

こども おやつ〈材料〉大人1人+幼児1人分
わらび粉・・・大さじ2
砂糖・・・大さじ2
りんごジュース・・・1/2カップ

〈作り方〉
1 耐熱ボウルにわらび粉と砂糖を入れて泡立て器でよく混ぜ、ジュースを加えてさらによく混ぜる。
2 粉っぽさがなくなったら電子レンジで50秒ほど加熱し、いったん取り出して泡立て器で下から返すようにしっかり混ぜる。
3 さらに1分加熱して全体をよく混ぜ、もう1分加熱してしっかり混ぜる。
4 透明感が出てきたらスプーンで一口大にすくって氷水に落として冷やす。水気を切って器に盛る。

POINT
りんごジュースをほかのフルーツジュースや牛乳にかえると、違った味わいが楽しめます。砂糖を黒糖にかえるのもおすすめ。

かぼちゃモンブラン

こども おやつ〈材料〉作りやすい分量・3~4人分
かぼちゃ・・・100g
砂糖・・・大さじ2~3
牛乳・・・大さじ1.5~2
塩・・・ひとつまみ
ビスケット・・・適量
かぼちゃの種(あれば)・・・適量

〈作り方〉
1 かぼちゃは洗ってわたと種を取り除き、ラップに包んで電子レンジで3分ほど加熱し、スプーンで実をすくい取る。
2 フードプロセッサーに①、砂糖、牛乳、塩を入れてなめらかになるまで攪拌し、絞り袋に入れる(なければスプーンなどで盛り付けるか、ポリ袋に入れて角を切ってもOK)。
3 ビスケットの上に絞り出し、かぼちゃの種を飾る。

ヨーグルトチーズケーキ

こども おやつ〈材料〉作りやすい分量・5~6人分
クリームチーズ・・・100g
プレーンヨーグルト・・・100g
生クリーム・・・1/4カップ
粉ゼラチン・・・1袋
砂糖・・・50g
クッキー・・・50g

〈作り方〉
1 クッキーはフードプロセッサーにかけて細かく砕く。半量を型(または器)に敷き詰める。
2 水1/4カップゼラチンを振り入れ、ふやかしておく。
3 クリームチーズは室温にもどしてフードプロセッサーか泡立て器でなめらかに練り、砂糖、ヨーグルトを加えてよく混ぜる。
4 ②を電子レンジで20~30秒加熱して溶かし、生クリームを少しずつ加えて混ぜ、③を加えて混ぜる。
5 ④を①に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。残りのクッキーを上からまぶす。

にんじんパンケーキ

こども おやつ〈材料〉作りやすい分量・約20枚分
にんじん・・・50g
じゃがいも・・・50g
ホットケーキミックス・・・100g
バター・・・適量
クリームチーズ・・・適量

〈作り方〉
1 にんじんとじゃがいもはすりおろし、牛乳、ホットケーキミックスを加えて混ぜる。
2 フライパンにバターを溶かして①を直径5cmほどに丸く流し入れ、両面を焼く。
3 残りも同様に焼き、そのうち4~5枚を器に盛ってクリームチーズを添える。
_______
記事を読む⇒⇒⇒【1歳の子どものおやつ】何を、どれぐらいあげればいい?簡単手作りレシピも紹介
記事を読む⇒⇒⇒3歳・4歳・5歳の食事量の目安は?朝昼夕ごはんとおやつのおすすめ献立例も

大さじ1は15ml、小さじ1は5ml。1カップは200ml、米1合は180gです。
電子レンジの加熱時間は500wを基準としています。600wの場合は2割減を目安にしてください。
分量はあくまで目安です。年齢だけでなく、体格や活動量などによっても、子どもの食べる量には個人差があるので、それぞれの子どもに合わせて加減しましょう。

『はじめてママ&パパのすくすく幼児食』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

【監修】 牧野 直子 管理栄養士 料理研究家 ダイエットコーディネーター

乳幼児健診などで食生活についてのアドバイスを行う。多くの乳幼児とその家族に接した経験とご自身の子育て経験とにもとづいて考案された、家庭で作りやすいレシピ、的確なアドバイスが好評。料理教室やテレビの料理番組などでも幅広く活躍している。「スタジオ食」代表。

SHARE

  • facebook
  • Twitter
  • LINE

関連する記事

ランキング