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2022.01.01

離乳食完了期(1歳~1歳6ヶ月)パクパク期

【1歳の子どものおやつ】何を、どれぐらいあげればいい?簡単手作りレシピも紹介

離乳食が1日3回になり、大人の食事時間に近づいてきたら、1日2回のおやつをプラスします。おやつの大切な役割を知って、赤ちゃんのすこやかな成長をサポートしていきましょう。

甘いものに偏らないよう、栄養バランスを意識して

1日3回の離乳食をしっかりと食べられるようになり、食事の間隔が5~6時間あいてきたら、おやつの始めどきです。まだ胃の容量が小さく、3食では必要な量がとれないため、おやつで栄養や水分を補うのです。おやつは楽しみや息抜きのためではなく、「第4の食事」と考えましょう。

そうはいっても、おやつはあくまでも補食。おやつを食べすぎ、食事に影響するようでは本末転倒です。大人が食べるようなお菓子は甘みや塩けが強いものが多く、少量のつもりでも赤ちゃんにとっては食べすぎになりやすいもの。カルシウムや水分がとれる牛乳、不足しがちな野菜、ビタミンがとれる果物などがおすすめ。

小食な子には、消化のよいうどんやおにぎりもいいですね。栄養を考えた手作りのおやつ、安全なベビーフードのおやつを選び、適量を与えましょう。

おやつのルールを決め、ダラダラ与えない

おやつの時間は、食事から2時間以上の間隔をあけます。 ただし、朝起きたのが遅い日や、家の中で静かに過ごしているときは、午前のおやつは水分補給の飲み物だけで十分。

泣きやませのためにちょこちょこ与えたり、赤ちゃんが欲しがるままにダラダラと食べさせたりするのは厳禁です。肝心の食事が食べられなくなるほか、虫歯にもなりやすくなってしまいます。おやつのルールとして時間と量をきちんと決め、3食+おやつのリズムをつくっていきましょう。

おすすめのおやつ〈栄養素〉は?

元気に遊ぶエネルギーや体の調子をととのえる栄養をチャージします。食事とのバランスをみて、メニューを決めましょう。市販のおやつを与える場合は、目安は1日50kcal。合わせる飲み物は、麦茶や白湯(湯冷まし)に。

【炭水化物】体を動かすエネルギーに

体を動かすエネルギーになるおにぎり、パン、うどん、パスタ、ビスケットなど。小食な子は、主食がとりきれない場合が多いので、活動のエネルギーをおやつで補いましょう。

【野菜・果物】ビタミン・ミネラルを補給

苦手な野菜も、おやつなら食べられることも。青菜入りのパンケーキ、にんじん入りの蒸しパンなどがおすすめです。ふかしたいもやゆで野菜など、簡単なものでOK!

【牛乳・乳製品】カルシウムがたっぷり

骨をつくるカルシウムが豊富。1歳~1歳半の赤ちゃんが、1日にとりたい乳の目安は300〜400ml。食事だけではとりきれないので、牛乳のほか、チーズやヨーグルトをおやつの定番に加えて。

おやつの量はどれくらい?

おやつとして食べるエネルギーの目安は、1日の総摂取カロリーの10〜15%。体格や運動量に合わせて調整しましょう。食事量が少ない1〜2歳代は、午前と午後の2回に分けて与えます。

男の子は1日あたり145kcal以下

1歳 男子 おやつ 量【午前】ビスケット5枚と牛乳100mlで、約105kcal。おやつのカロリーは飲み物も含めて考えます。

【午後】バナナ1/2本と麦茶で約40kcal。午前のおやつと合わせると、合計で約145kcalになります。

女の子は1日あたり135kcal以下

1歳 女子 おやつ 量【午前】ビスケット3枚と牛乳100mlで、約90kcal。女の子の目安量は、筋肉質な男の子より少なめです。

【午後】バナナ1/2本とノンカロリーの麦茶で約40kcal。合計で約135kcalに。
次ページ > 1歳からの手作りおやつレシピ

レシピ撮影/鈴木江実子 『Baby-mo(ベビモ)』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

【監修】 上田 玲子 管理栄養士、博士(栄養学)

小児栄養学の第一人者として活躍するかたわら、トランスコウプ総合研究所取締役として栄養コーチングの手法を開発。白梅学園大学・短期大学非常勤講師。日本栄養改善学会評議員や日本小児栄養研究会運営委員なども務める。監修書に『はじめてママ&パパの離乳食』『離乳食大全科』(ともに主婦の友社)など。

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