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編集部:お子さんが落ち着く方法にたどり着くまで、いろいろトライされたんですね。奥さまに対しては、心がけていたことはありますか?
南條:なんでしょうね……とにかく睡眠時間の確保。お父さんが働いている場合、妻は24時間子どものそばにいることになるので、寝ても寝た気がしない。
常に眠いだろうし、ストレスもたまるだろうな、と。だからほんの少しだけでも、一人きりで寝られる状態をつくろうと心がけてました。
自分がちょっとケータイさわってる時間でもあればそれができるし、逆の立場ならそうしてもらいたいと思ったので。
編集部:すばらしい心がけですね。
南條:でも、「やってやったで」感をアピールするのはよくなさそうっていうのも、同時にすごく感じてます(笑)。NON STYLEの石田さんもおっしゃってましたけど、すべてさらっと当然のことのようにやって、絶対に自分からアピールはしないこと。
苦手な洗い物やおむつ替えをして、胸の内ではお父さんもほめてほしいんですよ。でも、そこはぐっとこらえて、顔にはなんにも出さずに「当たり前でやってますよ〜」ってスタンスでやり続けるんです。
編集部:「やっといてあげたよ」はNGワードなんですね(笑)
南條:そうです。だから、遠くのキッチンのほうから「あ、洗い物なくなってる」とか聞こえてきたら「よしっ」と思いますね。何かひとつでも負担を軽減してあげられたかなと実感できると、男はうれしいです。
まあ、そうは言っても妻から言われてやることのほうが多いですし、毎回そんなことばかりではないですけど。とにかく黙々とやり続けて、いつか妻のほうから自然と「ありがとう」を言ってもらえたら、やっと第一歩なんじゃないでしょうか。
転んでいないほうも、転んだほうと同じボリュームで、しかも痛そうに泣きます。いや、おまえはなんもしてへんやん(笑)
あやしているときに二人が同時に喜んでくれると、お笑いで満員のお客さんにウケたときみたいに『よっしゃ!』ってなります。二人ともにハマったで~って(笑)
南條庄助●お笑いコンビ「すゑひろがりず」として相方の三島達矢とともに、2019年 M-1グランプリで決勝進出。2020年R-1グランプリ第3位。2021年6月、第一子となる双子の女の子が誕生。特技は、小鼓、ヌンチャク、インドネシア語。
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『Pre-mo(プレモ)2022秋冬号』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです