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2022.07.15

3歳・4歳・5歳・6歳

3歳児の運動機能はどう発達する?〈運動が好きな子ども〉に育てるためのおすすめ親子遊び4選【専門家監修】

トコトコ走れる3歳の頃は、ルールを理解できる力もついてきます。親子遊びもバリエーションがふえ、ハンディをつけつつ親も真剣勝負できるようになります。この時期の脳の発達を促す遊びについて、発達脳科学者の成田奈緒子先生に教えてもらいました。

運動が「得意」な子よりも、運動が「好きな子」に

3歳になると「運動はあまり好きじゃない」と思う子も出てきます。それでも、幼児期にたくさんの動きを経験することは脳の発育にも健康にも大事なことなので、親子遊びはぜひ続けて。

「ママ、〇〇ちゃんと遊ぶの大好き」「楽しかった。またやろう」など、上手・下手ではなく、楽しいからやるのだというメッセージを伝え続けましょう。

遊びは全身を使うものを意識的にふやしていきたいものです。この時期、ぴょんぴょん跳ぶことが好きな子も多いですが、脚力だけでなく、着地するときに姿勢を維持する力もつきます。

ルールを理解する力もついてくるので、簡単なゲームもとり入れて。

ルールのある遊びにも挑戦できる! おすすめの脳育て遊び4選

①ピョンピョン、ピョーーン! 【カンガルージャンプ】


ママと子どもが手をつなぎ、「ピョンピョン」と言いながらいっしょにジャンプ。そして3回目は、子どもだけを「ピョーン」と高く持ち上げる大ジャンプを。目を見て、息を合わせることがとても大事です。

【育脳ポイント】
相手の動きや呼吸に合わせる
ふたりそろって跳ぶのも、大ジャンプをするのも、息が合わなければじょうずにできません。目を見て動きを合わせることで相手との一体感が増し、社会性や協調性につながります。

②ママには負けないぞ! 【おすもうごっこ】



ママは両ひざを立てて座り、子どもはふつうの姿勢で「はっけよーい!」。大人はおしりをつけたままなので力が入りにくく、案外いい勝負になります。「負けてあげる」ではなく真剣勝負でやってみるのも、子どもの意欲に火をつけます。

【育脳ポイント】
どうすれば勝つ? 大人はヒントを
最初は勝てなくても、何回もやるうちに勝つ方法がわかってくるかも。「うまくいかない」といじけそうになったら、「胸の真ん中を押してみて」など、ヒントを出しましょう。

③変則的な動きも入れて 【ママと鬼ごっこ】

ふつうに追いかけるのではなく、できるだけ子どもが変則的な走りになるよう考えて。後ろから捕まえるだけではなく子どもの前に回り込んでみたり、ママが逃げるときは途中で反対方向に走ったりと、動きに工夫を。

【育脳ポイント】
ルールも自由に変えて遊ぼう
変則的な動きをとり入れることで、脳に多様な刺激が加わります。また、「こうすればもっと楽しい」というルールを子どもといっしょに考えてみることも大事。

④宝探しを公園で 【ケーキを探せ!】




子どものお気に入りのおもちゃなど、「宝」を公園のわかりやすい場所に置いて、それを探し出す遊び。見つからないようなら「ブランコのそば」などヒントを。発見したら、次は子どもが隠す番です。

【育脳ポイント】
イメージ力を刺激しよう
「今、ケーキがゆれているなぁ」、「○○くんがいつも遊んでいるところにあるよ」など、子どもの想像力が豊かになるようなヒントを心がけることで、子どもの想像力や表現力の幅が広がっていきます。
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記事を読む⇒⇒⇒子どもの「なわとび」を上達させるには?基本のとび方と自宅でできる簡単レッスン♪】
記事を読む⇒⇒⇒
【幼児期の子どもにベストな習いごとの選び方とは?失敗しない&続けさせるコツも紹介】

まとめ・文/石野祐子(Forest inc.) 『はじめてママ&パパのしつけと育脳』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

【監修】 成田 奈緖子 子育て科学アクシス代表/小児科専門医

文教大学教育学部特別支援教育専修教授。小児科専門医。子育て科学アクシス代表。医師、教授、母親としての視点から、子どもの「育ち」を支援。経験と研究に基づいた「子どもが一生幸せに生きられるための脳作りの方法」をテーマに、広く講演、執筆活動も行う。

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