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●CASE③/Cさん(会社員・54歳)の場合
一人目のときは妻が里帰り出産で長期間、実家にいることになり、育休取得にいたりませんでした。しかし二人目の際は、子ども二人の育児は大変であると身をもって体験し「取得は本来、必須に近い自然の成り行き」であると感じたため取得しました。
いろんな形があるとは思いますが、これからパパになる男性には、ぜひ赤ちゃんが夜中に頻繁に起きてしまう期間だけでも、育休を取ることをおすすめします。少しでも奥さんの負担を減らしてあげてほしいと思うからです。
職場での「評価」を気にしてしまう風土がまだまだ日本には残っている部分もあると思うので、2022年からの法改正をきっかけにそういった部分が少しずつでも改善されていくことを期待しています。
A.掃除や洗濯、アイロンがけなど、基本的な家事に関しては問題なくこなせていたのですが、食事に関しては、レトルト以外での子どもの食事作りまでは行いませんでした。
もし、食中毒や吐き戻しなどにつながったら・・・とこわかったからです。自信をもてる得意分野で、できる限りのことを心がけました。
A.妻は「助かる!」と喜んでくれた一方で「でも、本当に取得できるの?」と半信半疑だったようです。親や兄弟からは「取るんだ! 今どきだね」と声をかけられました。
上司や同僚からは「そんな短期間でいいの?」「もうすぐ取得できなくなってしまうけど、取得しない?」という言葉はなく、まだまだ男性育休が浸透していないと実感しました。
A.特に新米パパへお伝えしたいのは「自分の時間、趣味」は一時的にでも基本的にあきらめること。子どもと接しているときは、自分のことをしている余裕はほぼなくなるといっても過言ではありません。
また育休を取った方に少しの時間でもよいので話を聞いてみると参考になると思います。味方になってくれると思うので、積極的にアプローチしてみてください。
〈Cさんの育休取得の流れ〉
3月頃 昇格打診時、「長期で育休を取得したいため、昇格は辞退したい」ことを伝える
3月 話し合い後「昇格しても育児休業取得はしてよい。ただし長期でない程度の取得にしてほしい」旨を、会社から伝えられる
翌年2月 業務を考慮し、タイムリミットである子どもが1歳になる前月に11日間の育児休業を取得
『Baby-mo(ベビモ)2022夏秋号』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです