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2022.07.06

育脳・知育

【1歳代の脳育て】自我が芽生えて〈かしこい脳〉へ発達!たくさん褒めて自信をつけさせよう

1歳になると、いよいよ赤ちゃん期の終わりです。体も運動能力も心もぐんぐん成長する1歳代の子どもの脳育てに、親はどのように関わればいいのでしょうか。小児科医で発達脳科学者の成田奈緒子先生に話を聞きました。

かしこい脳へと進化!「いやだ」「やりたい」を受け止めて

脳の発達から見ても、1歳代は激変のときです。生後すぐからどんどんふえてきた脳のシナプスは、ここへきて最大ピークを迎えます。その数は、なんと大人の1.5倍!

ふえすぎてしまったシナプスは刈り込まれ、整理されて、性能のいいシナプスだけが残るようになります。その後もしばらくの間シナプスは減り続け、大人と同じ程度にまで減少します。

「シナプス」詳しく見る⇒⇒⇒育脳って何?脳育ての具体的な方法は?子どもの可能性を引き出すために親ができること【発達脳科学者監修】

この時期、子どもはどんどんかしこさを増していきます。その代表が「自我の芽生え」です。自分の能力とは関係なく「ぼくはできる」「やりたい」という思いが強くなるのです。

意のままにならずかんしゃくを起こすこともありますが、可能な限り口出しせずに見守り、できたことはたくさんほめてあげたいものです。ここで身につけた自信ややる気が、自立への第一歩になるのです。

脳育て①外でしっかり遊んで夜は早めに寝る

体力がついてきたため、寝る時間が遅くなる子もいます。日中は外で思いっきり遊ばせ、昼寝は短時間で切り上げ、夜は早めに寝かせたい。生活リズムは定期的に見直しを。

●ママvoice●
パパの帰宅を待って22時に寝る生活を改善しなくてはと昼遊びをたっぷり。3日目には20時にコテンと寝ました。(みゆママ)

記事を読む⇒⇒⇒夜テレビをつけない日を作ってみたら、授乳後スーッと入眠!【わが家の早寝早起き体験談】

脳育て②なぐりがきのお絵描きを楽しんで

「おりこうさん脳」が育ち始める1歳児は、イメージの世界も広がっています。握りやすい形のクレヨンと、はみ出す心配のない大きな紙を用意してどんどんなぐりがきさせて。

「おりこうさん脳」詳しく見る⇒⇒⇒【赤ちゃんの育脳】子どもの言葉や知能を育てる「おりこうさん脳」に良い行動とは?

脳育て③コップやスプーンも練習しよう

1歳前後からコップが、1歳半くらいからスプーンが使えるようになります。「自分で」の気持ちを育てるために、食卓に置いてときどき使わせて。生活上の動作は少しずつ教えていきましょう。

脳育て④そろそろトイレトレーニングを意識

1歳半を過ぎたら、おしっこの感覚がどのくらいか気にかけてみて。2時間くらい間隔があくようならトイレに誘ってみましょう。

●ママvoice●
1歳8ヶ月のとき『うんち』という絵本に興味を持ったのでスタート。気長にとり組み2歳半でおむつを卒業しました。(磨美ママ)

記事を読む⇒⇒⇒トイレトレーニングで叱るのはダメ!スムーズな「トイレトレ」成功のコツを専門家がアドバイス

ぜひ実践を!1歳代の脳を育てる語りかけ

●〇〇ちゃんは、お水がほしいのね。のどが渇いたんだね。はいどうぞ。
●(「ブーブーきた」と子どもが言ったら)車が来たんだね。赤い車だね。
● 積み木、じょうずに積めたね。
●おてて洗おうね。きれいになったね。

言葉がじょうずに使えなくても、思っていることはたくさんあります。それをママが言葉にしてあげることで、かんしゃくがおさまることも。わかりにくい言葉はさりげなく言い直してあげてください。
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記事を読む⇒⇒⇒【1歳1ヶ月】ダメ!と注意すると暴れて手に負えなくなる!どうしたら?
記事を読む⇒⇒⇒教えて!イヤイヤ期の子どもの攻略法って?【カリスマ保育士・てぃ先生×菊地亜美さん子育て対談】

『はじめてママ&パパのしつけと育脳』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

【監修】 成田 奈緖子 子育て科学アクシス代表/小児科専門医

文教大学教育学部特別支援教育専修教授。小児科専門医。子育て科学アクシス代表。医師、教授、母親としての視点から、子どもの「育ち」を支援。経験と研究に基づいた「子どもが一生幸せに生きられるための脳作りの方法」をテーマに、広く講演、執筆活動も行う。

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