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2022.07.04

育脳・知育

よちよち歩きの頃はどんな遊びがいい?【1歳からの脳育て】専門家おすすめの育脳遊びはコレ!

1歳〜1歳6ヶ月頃になると、よちよち歩きが始まります。上手に歩けるようになるために、親からの働きかけは必要なのでしょうか?また、この時期はどんな遊びをするのがいいのでしょうか?発達脳科学者の成田奈緒子先生に教えてもらいました。


室内を安全に片づけて、どんどん歩かせちゃおう

二足歩行と言葉の発達。人間らしい2つの能力が開花する時期です。運動能力と知的能力はリンクして発達していくので、言葉と動きを両方使うような遊びをたくさんすることが発達の応援になります。

この時期の「旬」の動きは、歩くこと。意識的に歩く動作をとり入れたいものですが、まだ歩きが不安定なうちは、公園よりは児童センターなどの室内がおすすめです。

「あっち行ってみよう」「これ持ってきて」など、言葉のやりとりと歩くことを組み合わせながら遊びましょう。音楽に合わせて体を動かすことも大好きになるので、リズム遊びはぜひ毎日の日課に。

よちよち歩き時代におすすめの脳育て遊び5選!

①「役に立つ」喜びを遊びで実感【お買い物ごっこ】



子どもが好きな野菜や果物を並べ、少し離れた場所から「バナナくださいな」とお願いします。子どもが持ってきてくれたら「バナナ、ありがとう」と感謝を。「物を持ってバランスよく歩く」ことと「役に立つ喜び」を同時にレッスン。

【育脳ポイント】
物を持って歩いて平衡感覚を鍛える
物を持って歩くというのは、大人が思う以上にバランス感覚を必要とするもの。それでも「ママのため」と思って運ぼうとするのも、脳のすばらしい発達なのです。

②歩行のバリエーションをふやす【デコボコ歩き】

座布団やマットレスなどで段差をつけ、その上を歩く練習。平坦な場所以外で歩くことで、バランス感覚が身につき、歩き方も安定してきます。ママが手をつないで、ゆっくり歩くことからスタート。

【育脳ポイント】
段差を認識して距離をはかる
転ばずに歩くためには、目で段差を確認して、足をどのくらいもち上げるか判断しなくてはいけません。ゆっくり考えながら足運びをする子なら、ママもじっくりつきあってあげて。

③ママとふたりでどこまでも【いっしょに歩こう】



子どもの足をママの足の甲にのせ、両手をつないでいっしょにあんよ。子どもにとっては未体験の「大股で歩く」感覚が味わえます。ママの足から落ちないようにがんばることで足の筋肉が刺激され、土踏まずの形成を促します。足はしっかりママの足にのせましょう。

【育脳ポイント】
わざとバランスをくずして「おっとっと」
イチニ、イチニ、のペースで歩きながら、いきなり「おっとっと~」とペースを乱し、再びリズミカルに。バランス感覚とリズム感が育ちます。

④自由に動くことが大事【レッツ、ダンス♪】

好きな音楽をかけて、好きなように体を動かしましょう。ママやパパが楽しそうに踊っている姿を見せれば、子どももノリノリに。「動くって楽しい。音楽大好き」と思えるはず。

【育脳ポイント】
リズム遊びは脳育てに最適
じゃれつき遊びと同じくらい、脳を活性化させるのがリズム遊び。決まった振付などなく、感じたままに体を動かすほうが脳の働きが高まるのです。

⑤床が動いた!?【魔法のじゅうたん】

子どもバスタオルに座らせたら、「魔法のじゅうたんが空を飛びますよ」と言って、そっと引っぱって。バランスをくずして転ばないよう様子を見ながらゆっくりと。慣れてきたらタオルの端をギュッと握らせ、スピードアップ。

【育脳ポイント】
揺れるシートで姿勢を保つ
自分が動くのと、動くものの上でバランスをとるのとでは、脳の働きも変わります。うつぶせになったりあおむけに寝たり、タオルの上での姿勢は自由に変えてOK。
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記事を読む⇒⇒⇒【お出かけで育脳】公園、動物園、水族館…外出先で脳を育てるための働きかけとは?注意点もチェック【専門家アドバイス】
記事を読む⇒⇒⇒脳の発達に最適な〈おもちゃ〉の選び方ポイントは2つ!〈年齢別〉おすすめ室内遊びも紹介

まとめ・文/石野祐子(Forest inc.) 『はじめてママ&パパのしつけと育脳』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

【監修】 成田 奈緖子 子育て科学アクシス代表/小児科専門医

文教大学教育学部特別支援教育専修教授。小児科専門医。子育て科学アクシス代表。医師、教授、母親としての視点から、子どもの「育ち」を支援。経験と研究に基づいた「子どもが一生幸せに生きられるための脳作りの方法」をテーマに、広く講演、執筆活動も行う。

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