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2022.06.03

成長・発育

子どもの「手洗い」はいつから教える?手洗いを習慣づけるために実践したいこととは?

手洗いは、健康管理のための大切な習慣。清潔を保つことは、社会のマナーでもあります。では手洗いは、何歳から、どうやって教え始めるのがいいのでしょう?小児科医で発達脳科学者の成田奈緒子先生に話を聞きました。

清潔の意識は、ゆっくり時間をかけて培われます

赤ちゃんには「汚い」という意識はありません。教えられて初めて学ぶものです。

たとえば、離乳食のあとに顔がベトベトになったら「汚れちゃったね」と、ときには顔を手鏡で見せてあげます。そして「キレイにしようね」とふいてから、もう一度鏡を見せるのです。

何度もくり返すうちに、汚れた状態、キレイな状態の違いがわかるように。手を洗うときも、鼻をかむときも同じ。まず汚れを見せてから、きれいにすると効果的です。

ただ、あまり大人が神経質になると、子どもは汚いことに過剰な嫌悪感を抱き、手が汚れる遊びを嫌うことも。「汚れても洗えばキレイになる」ことをちゃんと伝えたいものです。

こんなときに手洗いを!

トイレのあとに
ごはんやおやつを食べる前に
外から帰ってきたら
鼻をかんだあとに

0歳代からの習慣づけが大切です

0歳:食事の前に手をふいてあげる
ひとりでいすに座って食べるようになったら、「いただきます」の前にぬれタオルで手をふく習慣を。授乳のときにも口をふくなど、習慣化は小さいうちからスタート!

1歳:大人がそばでお手伝いしてあげる

歩けるようになったら、洗面所に踏み台などを用意して自分で手洗い。もちろん、後ろからママが手を添える「二人羽織スタイル」でさりげなくサポートしながら洗います。

2~3歳になったら自分で!正しい手洗いレッスン

①水で流す
目で見える汚れ、ゴミを流し、全体を水でぬらします。


②手のひらを洗う
石けんを泡立て、手のひらと手の甲をこすって洗います。


③指の間を洗う
指の間は雑菌がたまりやすい場所。指を組むようにして洗って。


④つめを洗う
いちばん雑菌が残りやすい。つめを手のひらに押しつけてこすって。


⑤手首を洗う
手首も忘れずに。反対の手で手首を持ち、くるくる回して洗います。


⑥水で流してふく
泡を水で流してしっかり落とし、清潔なタオルでふきます。

「洗うとさっぱり気持ちよくなった!」を教えることから始めましょう

手洗いのような毎日の習慣は、日々続けるからこそ身につくものです。大人が率先して手洗いをする姿を見せることも大切。ママのまねをしながら、次第に上手にできるようになっていきます。
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記事を読む⇒⇒⇒子どもの「しつけ」はいつから?そもそも「しつけ」って何をすればいの?発達脳科学の専門家がアドバイス
記事を読む⇒⇒⇒【子どものしつけ】0歳から3歳までに身につけておきたい「生活習慣」年齢別アドバイス

まとめ・文/石野祐子(Forest inc.) 『はじめてママ&パパのしつけと育脳』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

【監修】 成田 奈緖子 子育て科学アクシス代表/小児科専門医

文教大学教育学部特別支援教育専修教授。小児科専門医。子育て科学アクシス代表。医師、教授、母親としての視点から、子どもの「育ち」を支援。経験と研究に基づいた「子どもが一生幸せに生きられるための脳作りの方法」をテーマに、広く講演、執筆活動も行う。

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