自分らしさを貫けるかっこいいママが目標
5月に産声をあげた赤ちゃんも、もうすぐ1歳。踊りを愛し、五月流を継承していってもらえたらうれしいですね。
私はといえば、1ヶ月健診後すぐにお弟子さんへのお稽古も再開し、大きな舞台も無事に務めることができました。もちろん娘もいっしょに稽古場に!
預け先の心配がいらないこと、たくさんの人がお世話をしてくれる環境は、本当に恵まれていますね。
ただ、やはり産後1ヶ月くらいは、慣れないお世話でバタバタ、イライラしたことも。昼夜問わずきっちり2〜3時間で起きるので、リズムをつかむまでしんどかったですね。
また、初めての子だからどうして泣いているのかがわかってあげられなくて、2回くらい、夜中に赤ちゃんと一緒に泣きました。
ホルモンバランスの乱れもあったのかな。「なんでこんなことしているんだろう」とワケもなく悲しくなって、涙が止まらなくなった日がありましたね。
数ヶ月もすると、赤ちゃんが泣く理由もなんとなくわかるようになって、育児の「大変!」はどんどん軽くなっていきました。
めざすのは、かっこいい母。親としての責任感をしっかり持ち、愛情を持って子どもを育てる。でも、子育てを理由に、自分のやりたいことをあきらめたりはしない。
舞踊家としても、ひとりの女性としても、自分の生き方を貫き通せる人でありたいと思っています。
五月千和加
●日本舞踊・五月流の三代目家元。1992年東京都出身。2歳のときに初舞台を踏み、21歳で五月流の家元を継承。五月流門弟への指導に加え、メディアを通じての活動も行う。21年5月に第一子となるまり桜ちゃんを出産。
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