日本の国土の約7割は「山」。そんな雄大な山には、どっしりとした落ち着きや、山の頂上を目指して進むたくましさといったイメージがあります。「山」に因んだ名前を考えるのは、自然のイメージで名付けを考えているママやパパに人気の命名法です。
「山」から連想する名付けに使える漢字6選
大自然の雄大さと美しさ、壮大なスケールの大きさ、力強さを感じる「山」。さらに、森林浴や森林セラピーといった言葉があるように、山の樹木に接することでリラックスしたり癒されたりもし、山は神秘的なパワーに満ち溢れている場所でもあります。
「山」のイメージそのものから漢字を考えて名付けを考えるパターンもあれば、登山や近年のアウトドアブームにより、「山登りが趣味の夫婦。子供も山や自然を好きになってもらいたいから山をイメージする名前にしたい」などの理由で「山」に因んだ名前を付けるパターンも多いようです。「8月11日の山の日に誕生したから山に因んだ名前にしました」という声も。
名付けには「山のような大きな器の人になってほしい」「何事にも動じない寛容な心を持った人に」「様々な世界で頂点(トップ)を目指す向上心がある人に」といった、ポジティブな願いを込めることができます。
一言で「山」といっても、「山」をイメージした漢字はたくさん存在します。ここからは名付けでよく使われる「山」に因んだ漢字をピックアップし、その漢字の持つ意味と名前実例を紹介します。
【崇】
訓読み:あが(める)、たか(い)、たっと(ぶ)、とうと(ぶ)、お(わる)
音読み:すう、しゅう
名のり:かた、かたし、し、たかし、なり、むね、たけ
「宗」は「おさ」の意味で、山の象形文字と組み合せて、山の中のかしら=「高い山」「そびえ立つ山」を表す漢字です。
尊ぶ、崇める、気高いといった意味を持つ漢字で、名付けには「どんな時でも気高く、相手を敬い周りから尊敬される人に」といった願いを込めることができます。
「崇」は左右対称の漢字です。左右対称の漢字は「裏表がない人」や「運が強くなる」と言われ、昔から縁起がいいとされています。
【男の子】
・崇汰、崇太(あがた)
・篤崇(あつたか)
・一崇(いちたか)
・克崇(かつむね)
・崇(しゅう、たかし)
・崇司、崇慈(しゅうじ)
・崇亮(しゅうすけ)
・崇翔(しゅうと)
・崇雅(すうが)
・崇兎(すうと)
・崇史、崇志(たかし)
・崇斗、崇人(たかと)
・崇彦(たかひこ)
・崇大(たかひろ)
・輝崇(てるたか)
・日崇、陽崇(ひだか)
・寛崇、弘崇(ひろたか)
・穂崇(ほだか)
・将崇(まさたか)
・雅崇(まさむね)
・真崇(ましゅう)
・侑崇、悠崇(ゆたか)
【女の子】
・愛崇奈(あすな)
・崇紘(しひろ)
・崇花(すうか)
・崇李(すうり)
・崇奈、崇名、崇菜(すな)
・崇栄(たかえ)
・崇子(たかこ)
・崇音、崇根(たかね)
・崇乃(たかの)
・崇美、崇実(たかみ)
・崇依、崇夜、崇代(たかよ)