手づかみ食べで、口へ運ぶ位置関係を学ぶことはとても大切。by専門家
遊んでいるように見える手づかみ食べですが、赤ちゃんは「これはどんな食べもの?」と、手でさわって形や温度などを研究しています。
口に詰め込みすぎてオエッとなるような失敗も、実は大事なことなのです。
手づかみをたくさんして「食べものを口へ運ぶ」位置関係と適切な量を学ぶと、スプーンもスムーズに使えるようになります。
スプーン食べがじょうずになるまで
6ヶ月頃:スプーンを奪って持ちたがるママが食べさせるときに、スプーンを奪って持ちたがることも。まだ使えなくても、太めで短めの「マイスプーン」を持たせてあげましょう。
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9ヶ月頃:手づかみしたがるけれどぐちゃぐちゃ食べものに興味を持ち、手でこねたり、落としたり、投げたり。ママは大変ですが、「自分で食べる」意欲は育ててあげたいところ。
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1歳頃:手づかみして前歯で一口量をかじりとる手づかみ食べに慣れる1歳ごろ、前歯が生えそろったら、「一口量」をかじりとる練習を始めます。スプーンが使えるようはなるのはまだ先です。
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1歳半頃:スプーン食べを少しずつ練習1歳代はまだ手づかみが中心。スプーンに興味を持ったら、やらせてあげて。ポロポロしたものより、カット野菜や、粘りのあるおじやがおすすめです。
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2~3歳頃:スプーン食べが上達してくる2歳頃からスプーン食べが上達し、食べこぼしもあるけれど、食事のほとんどを自分で食べるように。左手でお茶わんを支えるしぐさも。
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4~5歳頃:箸もだんだん使えるように箸の練習は指先に力が入れられ、「◯」や「□」がかけるようになってから。お絵かきは指先に力を入れてクレヨンを握るので、箸の練習になります。
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離乳食が始まると、だれでも多かれ少なかれ悩むもの。そんな時期を通り過ぎた先輩ママは、口をそろえて「大丈夫!」と断言します。少しぐらい失敗しても大丈夫。ママも赤ちゃんも練習しながら少しずつじょうずになっていきましょう!(上田玲子先生)
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