「私はMやすが生きていればそれでいい」
そう、このままでは俺は一生妻の指示が必要で振り回され、さらに妻も俺に期待と絶望を繰り返すことで疲労。
お互いがお互いを尊敬できなくなる未来しか見えないのです…!ではどうすれば…!
そしたら妻は「私はMやすが生きていればそれでいい」と言いました。
なんていうか…俺は今のMやすのまま、ずっと平穏に生きていけるものだと思い込んでいたんです。
でも妻は、「命」を見ている感じがしました。
これはきっと、うちの妻にだけ当てはまるものじゃないと思うんです。
いろんな場で「妊娠・出産したら妻が変わった・強くなった」というような声をやはり聞きますからね…。
本能と感情でぶつかり合うわけですから、うまくいかないんだとようやく気付いたんです。
さらに妻は「生きてればいい」と言ったが「ケガと窒息と虫歯にだけは気をつけて」とも…。
ケガ・窒息・虫歯?なんだよ楽勝じゃん!と思ったけど、考えてみれば…
なぜだか妻はニヤニヤしながら寝室へ去っていきました。
「なんだよ楽勝じゃん」くらいに思いながら、言われたことをよくよく考えてみたら、すべてを守ろうとすると、Mやすから目を離すことは不可能!!!
一枚上手だったか…