ともに3人きょうだいを育てるママでもある藤本美貴さん&横澤夏子さんがMCを務めるバラエティ番組「夫が寝たあとに」。ママ世代から圧倒的な人気を誇る同番組の魅力を探るべく、収録現場におじゃましてきました。相性抜群コンビの軽快ママトークをお届けします。
放送時間30分は足りない!?共感の嵐が吹き荒れる
――収録終わり、スタッフさんから「OKです」の声がかかってもなかなか話が止まりませんでしたね。
藤本:放送しなくてもいいからもっと話したいって言ってたら「仕事ですよ」ってツッコまれちゃいました(笑)。あわよくば放送してもらっていいから、とにかくもっとしゃべりたい。
横澤:しゃべり足りないですよね、常に。話したいことがたくさんありすぎる(笑)。
藤本:これまでゲストの方たちもたくさん来てくださったけど、人によって育児のスタンスが全然違うのがおもしろい。
女優さんとかアーティストさんとか、ふだんバラエティでお会いしないような人たちも出てくれましたけど、「こんなにきれいな人でも、私と同じようにイラッとしたり、いっぱいいっぱいになったりして育児してるんだ〜」って。
横澤:そうそう。みなさんいい意味で泥くさいというか、悩んだり苦労されたりしてるんですよね。そういう「育児」という共通の話題で盛り上がれるのがすごくうれしい。
何より私にとっては、収録中にミキティさん流の育児のアイデアがたくさん聞けるので、とっても勉強になってます。
食事の時間にごはんを食べたがらないときの「味見でおなかいっぱいにさせる」方法とか、のりとごはんと具材を食卓に置くだけ、あとは子どもたちがセルフで食べる「何でもない日の手巻き寿司」とか、もう天才的!わが家でもしょっちゅう実践しています。
藤本:うちの子は大きいからお刺し身とかもパックのまま出しちゃう。洗い物も少なくてすむし、「自分でやりな」っていうと子どもたちも楽しんですごい食べるんだよね。何よりも“食べる”ことが目的だから。
横澤:はじめは、私がちゃんとごはんを作って、しっかり栄養とらせなきゃ、とか、「こうしなきゃ」っていうルールにしばられていたんですけど、“ミキティさんちの法律”を学ばせてもらってるおかげで、うちはどんどん法改正して整備されていってます。夫をほめることもそう。
藤本:やってますね〜。
横澤:番組でミキティさんが「夫はほめて伸ばすのが一番」って言っている回を、ちょうど夫と二人で観ていたんです。そしたら夫が「絶対にこっちのほうがいい!こうやってほめてくれ!」って、もうミキティさんに大賛同してて。
藤本:ほめてくれ、と(笑)。でもうちは逆に、何かのタイミングで夫をほめると「あー、ほめて伸ばすって言ってたもんねー。これもほめて伸ばす作戦でしょ?」とか言ってくるよ。
「作戦でほめたり、思ってないことでほめたりはしないよ」って言ったら「オレ、見たんだから!ネットニュース!」とか言ってきて(笑)。