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2024.09.17

育児体験談・インタビュー

藤本美貴さん×横澤夏子さん対談。バラエティ番組『夫が寝たあとに』の収録現場で聞いた「夫のこと」「大切にしていること」


「信じて見守る」これが夫を育児のキーマンに育てるコツ

――そんなお二人のだんなさんは、どちらも積極的に育児に関わっていらっしゃる印象がありますが、世の中のパパが育児の主力選手になるために、ママはどんなことを心がけるといいでしょうか。

藤本:1人目の子を産んだばかりのときは、「赤ちゃんを夫に任せたら死んじゃうんじゃないか」と思うくらい心配しちゃってたな。

横澤:わかります。私は「自分と同じ人間がもう一人欲しい!」と思っていて。そして、その人間=夫ではないんだと気づくのにすごい時間がかかりました。

藤本:いつ気づいたの?

横澤:いや、それが、めちゃくちゃ最近です。

藤本:最近(笑)!でも、1人目のときは「私と同じようにお世話できる?大丈夫?」って不安になるよね。夫がおふろに入れるときは、いちいちバスルームまでついていっちゃったりして。

横澤:横から「それ、あぶないよっ」とか声かけちゃったり。

藤本:そう。でもあるとき夫から「俺も子どものことを大事に思ってるから。そのうえで失敗もあれば、うまいくこともある。だから、もっと信じて見守ってほしい」って言われたんです。そのとき、あ、本当にそうだなって納得したんだよね。

藤本美貴さん
横澤:なるほど〜。だんなさんなりの育て方というか。

藤本:うん。一生懸命なんだよね。ヘタでも一生懸命。だから気になっても、見に行っちゃだめなんだなって。多少泣き声が聞こえてきてもママはがまん!

横澤:信じてまかせなきゃいけないんですね。

藤本:そうそう。いつかパパのおふろでも泣かない日がくるから!あとは、そもそもパパが“できる”と思ってスタートすることが間違いなんだなって、私は思う。できて当然と思っていることができないと、結局はこちらのストレスになるから。

横澤:わかります。私も「ここまでやってくれるのが当たり前でしょ」っていう“当たり前”のハードルが高かったんですけど、ようやく3人目の子どもにして、夫のバージョンアップの速度は自分とは全然違うことに気づきました。

藤本:そうだよね。抱っこひとつとってもママとパパでは経験値に差があるから、最初はパパに抱っこされても泣きやまなかったり寝なかったりするのは当然。だからこそ、たまたま泣きやんだり落ち着いたりしたときに、すかさず「えー!めっちゃ落ち着いて寝ちゃってる!抱っこじょうずなんだねー!」って、とにかくほめる。

横澤:さすがほめじょうず!

藤本:ママにとってはできて当たり前のことでも、一つ一つほめて、夫の「もっとやってあげたい」って気持ちを育てることのほうが重要なんじゃないかなって。

横澤:本当にそうですね。そうやって夫にどんどんまかせることも大切。うちはそれこそ、3人目にしてはじめて夫が育休を取得しまして。この機会に、夫としては人生初となる1カ月健診や予防接種に三女を連れていってもらったんです。何枚もある書類の記入とか大変なことも全部やってもらって。

藤本:うんうん。

横澤:そしたら後日、私が三女を3カ月健診に連れていくときに、夫がわざわざ「ありがとう」って言ってくれて。今までは、この大変さって私だけのものだと思っていたけど、そうじゃなかったんだ〜ってすごくうれしかったんですよね。

藤本:すばらしい!

横澤:だから、夫を育児の主力選手にするためには、ああいう健診とか注射とかも、信じてまかせるのもいいのかなって思います。
次ページ > どんなに忙しくても大切にしていること

撮影/八田政玄 スタイリスト/大瀧彩乃(横澤さん分) ヘア&メイク/松本智色(藤本さん分)、豊田小百合(横澤さん分) 文/米田桃子 ※情報は掲載時のものです

Baby-mo〈ベビモ〉編集部

「Baby-mo(ベビモ)」は主婦の友社が運営する、妊娠・出産・育児の公式情報サイトです。妊娠期の不安、出産準備、赤ちゃんの成長、離乳食レシピ、産後の悩みまで。はじめてママ・パパに寄り添う情報を提供します。▶ 雑誌の最新号&バックナンバーはこちら 

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