妊娠中はバランスのいい食事を心がけ、よく寝てよく動くことが基本中の基本ですが、臨月になってからでも、安産のためにできることはあります。お産直前にやるべきことをまとめました。
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「陣痛が怖い」妊婦さん必見!出産の不安を解消するには?【医師監修】
お産は体力勝負!ベストな体調をキープして
赤ちゃんとの対面を待ち望む一方、陣痛や分娩への不安がふくらむのが、妊娠10ヶ月です。その瞬間に備えて、身体面も体力面もととのえておきましょう。
お産は初産で平均15~16時間、経産婦でも5~6時間はかかる長丁場。とにかく体力勝負なので、これまで同様バランスのいい食事をとり、早寝・早起きの生活ペースをキープする意識が大切です。
お産は「痛い」と言われますが、未知の痛みに対する恐怖心は不安をあおります。お産の経過を知っておけば乗り越え方も考えられるので、あらためてお産の流れを予習して不安を解消するように努めましょう。
安産力を高める10のコツとは?
では、具体的に臨月になってもできる安産のコツをご紹介しましょう。
【身体面】
1 早寝・早起きのリズムをつくる激しい胎動で眠りが浅くても、夜は目を閉じて体を休めましょう。朝は早めに起きて、眠くなったら昼寝をしても。
2 お産ぎりぎりまでウォーキング破水さえしていなければ、たとえ陣痛が始まっていてもウォーキングをしてもOK。足に合った靴をはいて、姿勢を意識しながら歩きましょう。
3 しゃがむポーズでストレッチ和式トイレやぞうきんがけのポーズは、自然に骨の間隔が伸ばされて、腰痛対策になります。
4 股関節をやわらかくするストレッチお産の時は足を開くので、ストレッチで股関節をやわらかくしておきましょう。少しずつ毎日することが大切。
5 スクワットで太ももの筋力アップお産の時は足に力を入れるので、スクワットで太ももの筋肉を鍛えておきましょう。血流もアップ。
6 体重管理の手を抜かない臨月は体重が増え、血圧も上がりやすくなるので、最後まで注意を。里帰り出産の人は甘えすぎず、体を動かして。
【メンタル面】
7 携帯・PCの電源オフの日をつくる不安感から情報を集めると混乱のもと。情報源をシャットアウトし、自然に触れると落ち着きます。
8 不安な気持ちを人に話す「話す」ことは「放す」こと。家族や友達と自分の気持ちをたくさん話して、不安をパワーに変えていきましょう。
9 お産に前向きなイメージを持つ陣痛が1回来たら、そのぶん赤ちゃんに会える瞬間に近づいたということ。陣痛を良いものととらえましょう。
10 リラックスする方法を探る陣痛の痛さはリラックスで乗り越えられます。アロマや音楽、手浴など自分なりの方法を見つけてお産本番に備えて。
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予定日を過ぎてもお産が始まらない人は、落ち着かないと思いますが、予定日ぴったりにお産が始まることはめったにありません。ウォーキングやストレッチなどでこまめに体を動かすなどして、焦らずリラックスして待ちましょう。
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