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育児休業法改正で男性の育休が取りやすくなるとは言え、まだまだ数が少ない男性の育休取得。そんな中、実際に育休を取得したパパ4人に育児休業の実情とこれから取得を考えているパパたちに向けて伝えたいことを聞きました。
●CASE①/Hさん(IT系企業勤務・35歳)の場合
第一子は家族のサポートを受けて出産となりましたが、第二子の妊娠時はコロナ禍の真っただ中。周りにサポートを頼める状況ではなく、また第一子が待機児童となり、妻から「会社を休めないか?」と相談されたことが育休取得のきっかけでした。
私のケースは二人の面倒を見ることで毎日の食事の支度やお風呂、公園で遊ぶなどなど、自分一人になる時間がほぼありませんでした。当たり前なんですけどね(笑)。
もし私が育休を取らずに、妻だけに任せていたらどうなっていたでしょうか・・・。振り返ってみて、今回の育休取得は妻からのひと言がきっかけでしたが、私から先に提案すべきだったなと猛省しています。
第一子出産の際は、妻が1ヶ月里帰りしていたので経験できませんでしたが、誕生から生後1ヶ月の成長過程の早さをそばで見られたのは貴重な体験でした!
A.これまで会社で育休を取得した男性社員がいなかったので正直言って不安はありました。
しかし、弊社では勤続10年で1ヶ月間の有給休暇が付与される福利厚生があるので、だれかが仕事を抜ける状態に会社(組織)が慣れているという安心感がありました。
職場復帰への不安などについては1ヶ月だったということもあり、まったくありませんでした。
A.育休取得前は「父母そろって子どもを見守れるのだから、仕事よりはラクだろう」と考えていたんです。実際に体験してみて、とんでもない勘違いだったとわかりました。
夜泣きやミルクなどの対応で睡眠もとれず、同時に二人の子どもを見るのはあまりに大変で、「仕事に行きたい」、正確には「通勤電車に乗って一人になりたい」とずっと考えていました(笑)。
A.家庭のためにも、会社のためにも、貴重な体験ができることも含めて、育休を取ることをおすすめしたいです!想像以上に大変ですけどおつりがきます。
ずばり育児は義務ではなく自身が勝ち取った権利です。誕生から数カ月は本当に成長速度が早く、赤ちゃんと一緒に過ごせるだけでもとてもいい経験になると思いますよ。
〈Hさんの育休取得の流れ〉
3月 上長に相談
4~7月 業務の引き継ぎ
8月中旬 有給休暇
9月 育休取得(1ヶ月)
10月 職場復帰
『Baby-mo(ベビモ)2022夏秋号』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです