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2022.06.29

成長・発育

【生後7ヶ月~11ヶ月の脳育て】〈体が自由に動く〉ことを赤ちゃん自身が発見する時期!好奇心を育む環境づくりを

はいはいからつかまり立ちを始める生後7ヶ月~11ヶ月頃。この時期の赤ちゃんの運動能力の発達は目を見張るものがあります。体を動かすと知能も育つ!この時期の赤ちゃんの脳育てポイントを、小児科医で発達脳科学者の成田奈緒子先生に解説してもらいました。

体を動かすと知能も発達!やりたいことができる環境づくりを

生後7ヶ月頃になると「体が自由に動くってサイコー!」と気づく大発見の時期。ほしいものの近くに行ける、さわって確認できる、好奇心ではちきれそう。汚いものや大事なものまでさわって、なめて確認しようとするので、親は「ダメ!」と言いたくなります。

でも、自由にはいはいして探索活動をすることは、赤ちゃんの脳にとってすばらしい刺激。できるだけ安全な環境で、自由にさせてあげたいものです。ただし、危険なもの、誤飲しそうなサイズ(直径39ミリ以下)のものは、床から1メートル以上高い場所に移動させておきましょう。

探索中の赤ちゃんは、勝手に動いているようですが、気になるものがあったとき「さわっていい?」という顔でママを振り返ります。これが「ルールを守る」という出発点でもあるので、「いいよ」「ダメだよ」とはっきり示してあげてください。

脳育て①たっぷりと「はいはいできる環境」をつくってあげて

はいはいはこの時期しかできない全身運動です。家具などを動かして部屋に「はいはいスペース」をつくったり、児童館のホールなどに連れていき、思う存分はいはいを楽しませましょう。

脳育て②手づかみ食べが脳を育てる!

手づかみ食べは「自分で食べたい」という意欲のあらわれ。力加減や温度に注意するなど、指先の感覚もとぎすまされます。できるだけやらせてあげて。

●ママvoice●
手づかみで食べさせるようにしたら、好き嫌いが減りました。指の動きもどんどん器用に。(ひなたママ)

記事を読む⇒⇒⇒【手作りスティックパン】離乳食の手づかみ食べにぴったり&脳の活性化にもつながる!

脳育て③かかわり遊びが大好きな月齢です

大人の意図が読めるようになり、「ママがおもちゃをほしがっている」と察しておもちゃを渡してくれるようになります。まずはママやパパが見本を見せてまねさせて。

●ママvoice●
11ヶ月になって、「ちょうだい」と言うとおもちゃをくれるようになりました。ハマるとエンドレスです。(紬希ママ)

脳育て④興味を示すものの「言葉」を教える

赤ちゃんが興味を持って見ているものがあれば、「お花がきれいだね」などと語りかけて。見たものが「花」だということがわかり、やがては「花」と「きれい」が結びつくようになります。

ぜひ実践を!生後7ヶ月~11ヶ月の頃の脳を育てる語りかけ

●〇〇ちゃんのリモコンはママが使いたいので、くださいな。どうもありがとう。
●何を見てるの?あ、鳥さんかな?
●ママ、トイレに行くから待っててね。戻ってきたよ。お待たせしました。
●こわかったね。大丈夫だよ。

大人の言葉を理解し始めるころです。無言で何かをとり上げたり、泣いていても放置するのではなく、理由を言葉で話しましょう。赤ちゃんが何かを伝えているときには答えてあげてください。
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記事を読む⇒⇒⇒親子の触れ合いで脳がぐんぐん活性化!?脳科学で実証された〈脳育てに大事な遊び〉を専門家が伝授
記事を読む⇒⇒⇒生後9ヶ月の赤ちゃんの発育・発達は?はいはいしなくて大丈夫?生活リズムの見直し方も【小児科医監修】

『はじめてママ&パパのしつけと育脳』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

【監修】 成田 奈緖子 子育て科学アクシス代表/小児科専門医

文教大学教育学部特別支援教育専修教授。小児科専門医。子育て科学アクシス代表。医師、教授、母親としての視点から、子どもの「育ち」を支援。経験と研究に基づいた「子どもが一生幸せに生きられるための脳作りの方法」をテーマに、広く講演、執筆活動も行う。

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