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最初にしつけたいのは、生活習慣の確立です。早寝早起きのリズムが身につき、ごきげんに日中過ごせるようになることが最初の一歩です。
この時期、身の回りのお世話はほぼ100%親の仕事です。
親の全面的なケアを受けながら、赤ちゃんは「おむつを替えたら気分がいい」「満腹になったら幸せ」を体全体で理解します。それが「トイレに行きたい」「自分で食べたい」という、自立への原動力になるのです。
【この時期にしてあげたいこと】
●全面的なケアと関わり
●生活リズムを整える
●室内を安全に保つ
●子どもの要求にこたえる
「自分で!」「自分が!」という自己主張が始まるのは、脳が飛躍的に発達した証拠です。とはいえ、実力が伴わないのに「やりたい」と主張するので、親は大変です。
でも、時間の許す限りトライさせることが、脳育てには効果的。うまくできないときには見本を見せたり、少しだけ手を貸したりして乗り切りましょう。
【この時期に教えたいこと】
●危険なことはダメ
●手洗い、うがい、歯みがき
●スプーンやコップの使い方
●洋服を脱ぐ
●トイレでの排泄
幼稚園入園を控えたこの時期は、生活習慣の基礎ができているかの「第一次チェックポイント」です。起床、就寝、食事の時間が整っているか、着がえなど身の回りのことが最低限できているかを確認しましょう。
「マズイ」と思うことがあれば、プレッシャーをかけない程度にもう一度教え直してみて。特に早寝早起きは、すぐにでも実行!
【この時期に教えたいこと】
●洋服を着る
●おもちゃを片づける
●はしの使い方
●生活リズムの見直し
入園したら、わが家のルールを子どもと相談しながらつくっていきましょう。お友だちの家で遊ぶ機会もふえるので、よその家でのマナーや、お金の使い方も教えていきましょう。
知的にも発達してきますので、家の仕事を分担して、責任を持ってやってもらうことも大切です。
【この時期に教えたいこと】
●ルールを一緒に考える
●よその家でのマナー
●会話の仕方のルール
●お金の使い方
入学直前(6歳頃)に生活習慣をもう一度見直して、小学校へ!
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まとめ・文/石野祐子(Forest inc.) 『はじめてママ&パパのしつけと育脳』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです