夫婦でできるスキンシップ・ストレッチ
ペア骨盤ねじりストレッチ
あぐらで、お互い正面に向き合って座ります。
2人とも、左手を背中に回し、右手を伸ばして相手の左手をつかみます。
腰から上を左にひねりながら、左手で相手の右手をゆっくりと引っ張ります。さらにできるようなら、写真のように、胸を張って背筋をできるだけ伸ばし、視線を天井に向けてみましょう。
肩甲骨が動き、腕のつけ根が伸ばされて、背中全体がすっきりします。
反対側も同じようにします。
ペアねこストレッチ
あぐらで、お互い正面に向き合ってすわり、両手をお互いの肩に乗せます。
息をゆっくり吐きながら、ぐーっと背中を丸めて、自分のおへそをのぞき込むようにします。呼吸の方法は、
連載1回目の記事をチェックしてくださいね。
次に息を吸いながら、胸を天井に向けるイメージで背中をそらします。目線も天井を見ましょう。
これを数回繰り返します。ストレッチの基本となる呼吸法を、2人で一緒に実践することができますよ。
上半身ねじりストレッチ
最後に、普段からできて、夫が妻に産後にもしてあげてほしいストレッチ・マッサージをご紹介します。
前から見た様子妊婦さんは横向きに寝ます。膝は曲げて、クッションを足の間にはさむと楽です。上半身だけ仰向けになり、上になっている腕を上に自然に伸ばします。
後ろから見た様子
パートナーは腰を片手で押さえて、もう片方の手で背中を支えるようにして、肩甲骨まわりをマッサージしてあげましょう。
体をひねらないで背中をマッサージする方法もありますよ。
前から見た様子後ろから見た様子
横向きに寝て足の間にクッションを挟み、リラックスした状態で、背中をさすってもらいます。
幸せな気持ちで赤ちゃんを迎える準備を夫婦でしよう!
あともう少しで赤ちゃんが生まれてくる!ワクワクドキドキする気持ちをさらに幸せな時間に変えるストレッチとマッサージは、陣痛を乗り切る時にも役立ちます。
立ち会い出産というと、どうしても産む瞬間に立ち会うことを想像しがちですが、それだけではありません。むしろ、十数時間、長いと数十時間もかかる陣痛を、伴走して一緒に乗り切ることがとても大切。
産む時にどうしても間に合わなかったとしても、生まれた後に、ママになった体を労わってあげることも含めて、「お産に立ち会うこと」ではないでしょうか。
そんな時に、このマッサージを思い出してください。やさしく背中をさするだけでもいいんです。夫婦でオキシトシンをいっぱい出して、幸せな気持ちで赤ちゃんを迎えてくださいね!
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