大人でも子どもでも、平熱が低いと、自律神経がうまく働かなくなってしまうそう。朝はグズグズしてなかなかすっきり起きられない、いつもなんとなく食欲がない、すぐに疲れてぐったりしてしまう。病気ではないのに、なんとなく不調があって体調がすぐれない、などの状態が見られたら要注意。自律神経をととのえる62の習慣を紹介した書籍『子どもにいいこと大全』より、対策をご紹介!
低体温は自律神経を乱れさせる要因になります
60年ほど前の子どもの平熱は約37度でしたが、いまでは36度台前半。なかには35度台の小学生もいます。低体温は自律神経を乱れさせる要因になりますが、はたして子どもの正しい平熱を知っているでしょうか?
体温は午前4時ごろがいちばん低いといわれ、そこから午後〜夕方にかけて高くなる傾向があります。本当は一日の中で何回かはかり、それらを平均すると正確な数値が出ますが、何度もはかるのはなかなかむずかしいもの。
平熱が36.5度以下だったら、体温アップの習慣を
一発で目安を知るなら、午前10時ごろの体温が平熱に近いといわれています。平日の10時にはかるのはむずかしいので、休日にはかってみてください。
もし、平熱が36.5度以下だったとしたら、食べるものを見直す、運動をするなどの体温アップの習慣を強化しましょう。体温が上がると自然と自律神経も整ってきます。
『子どもにいいこと大全-自律神経をととのえる62の習慣-』
『子どもにいいこと大全-自律神経をととのえる62の習慣-』1,430円(主婦の友社)
【目次】序章:自律神経をきたえると子どもに“いいこと”がたくさんあります!
第1章:まず身につけたい基本の生活習慣17
第2章:子どもに睡眠は何より大切!ぐっすり眠り、すっきり目覚めるための習慣9
第3章:ちょっとの工夫で変わる!朝から食欲モリモリになれる習慣11
第4章:ストレッチ、ヨガ、ツボetc.体を動かして自律神経をきたえる習慣13
第5章:アロマ、洋服の着せ方、検温etc.ほかにもとり入れたい“いいこと”習慣12
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