神秘的な雰囲気だったり優しいイメージだったり、「月」を使った名付けは昔も今も人気。「月」そのものの漢字を名前に使う場合もあれば、部首に「月」を用いた場合など、名付けパターンがたくさんある漢字です。名前ランキング常連の人気の名前からちょっぴり個性的な名前まで、「月」に因んだ名前を紹介します。
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「月」の漢字の成り立ち&名付けに込める願い
「月」は、月の欠けた状態=三日月の形から生まれた漢字です。月は満ち欠けをするものですが、常に丸い形の太陽と区別するために、欠けた状態を漢字にしたと言われています。
月は太陽ほどの輝きはありませんが、夜空に輝く神秘的な光の印象があります。このことから月には、「奥ゆかしさ」「控えめ」「神秘的」「優雅」「優しさ」「穏やか」といったイメージがあり、名付けには「月の光のように周りを優しく照らすような人に」といった願いを込めることができます。
「月」から宇宙を連想させるので、「壮大」「スケールの大きさ」「ロマンティック」といった願いを込めることもできますね。
また、「花鳥風月」という言葉があるように、古くから和歌や詩歌に詠まれる雅な存在の「月」。「月」は古風な名前にしたい場合にもぴったりです。
「月」の漢字を使った名前
「月」の漢字は、2021年の<明治安田生命人気漢字ランキング>女の子に人気の漢字部門で19位に。女の子の名前ベスト100では、12位「結月(ゆづき)」、20位「美月(みつき、みづき)」など、「月」の付く名前が上位にランクインしている人気の漢字です。
「月」は訓読みで「つき」、音読みで「げつ」「がつ」「がち」、名のりで「づき」「つぎ」。「つ」「づ」「き」と読ませることもできます。
ここでは、「月」の漢字を使った男の子&女の子の名前を紹介します。
【男の子】・藍月、亜月(あつき)
・亜月士(あつし)
・伊月、維月、樹月、衣月、要月(いつき)
・宇月(うづき)
・嘉月、和月、佳月、夏月(かつき、かづき)
・月心(げっしん)
・功月(こうき)
・士月、史月(しづき)
・太月(たつき)
・月臣(つきおみ)
・月影(つきかげ)
・月都、月斗、月登、月翔、月音(つきと)
・月之心(つきのしん)
・月乃助(つきのすけ)
・月久(つきひさ)
・月一、月人(つきひと)
・月哉、月夜(つきや)
【女の子】・華月、花月、香月(かつき、かづき)
・紗月、咲月、五月(さつき)
・紫月(しづき)
・月絵、月恵(つきえ)
・月香、月華、月花、月歌(つきか)
・月菜、月奈(つきな)
・月寧、月音(つきね)
・月乃(つきの)
・月波、月羽(つきは)
・月穂、月帆、月歩(つきほ)
・月海、月美(つきみ)
・菜月、奈月、那月、南月(なつき)
・葉月(はづき)
・妃月(ひづき)
・美月、実月(みつき、みづき)
・優月、悠月、友月(ゆつき)
ラテン語で「月」は「Lune(ルナ)」。「月」と書いて「るな」と読ませる名前も女の子にはいいかもしれませんね。
月が夜空を照らすイメージから、「月」の一文字を使って「ひかり」「あかり」と読ませることもできます。