寒さが一段と厳しくなり、年の瀬が近づく師走。水分が多い夏野菜とは逆に、冬に旬を迎える野菜やくだものは甘みがたっぷり。12月に旬を迎える食材を使ったゴックン期(離乳食初期・5~6ヶ月頃)におすすめレシピを紹介します。
【ゴックン期】12月のおすすめ食材
にんじん
皮膚や粘膜を丈夫にしてくれる栄養素、カロテンが豊富。
にんじんは、小さく刻んでからゆでるより、皮付きの大きいままゆでてから刻むほうがふっくらやわらかく仕上がります。残った分は、小分けにして冷凍しておくと便利。
さつまいも
赤ちゃん好みのやさしい甘さで、ゴックン期から使いやすい食材。食物繊維を豊富に含み、便秘予防にも効果が。
離乳食用に使う時は、皮は繊維が多いので厚めにむいて。2~3cm幅の厚さに切ってからゆでたほうが早くやわらかくなります。
みかん・オレンジ
みかんやオレンジはビタミンCが豊富で、肌荒れや風邪予防にも効果があるとされています。
離乳食では薄皮をむき、すりつぶしたり裏ごししたりして食べやすくしてあげるのがポイント。果汁をしぼって、隠し味として使っても。
【ゴックン期】12月におすすめの離乳食レシピ
鯛にんじん
〈材料〉
鯛・・・5g(刺し身1/2切れ分)
にんじん・・・10g(中1/15 本)
〈作り方〉
1.鯛はサッとゆでて火を通す。にんじんもやわらかくゆでる(ゆで汁はとっておく)。
2.①をなめらかにすりつぶし、プレーンヨーグルト程度のかたさまでゆで汁でのばす。
●調理のワンポイント
ゆでた鯛はなめらかにすりつぶしてから、にんじんを加えてさらにすりつぶすとまざりやすい。
さつまいも豆乳
赤ちゃん好みのやさしい甘さで、ゴックン期から使いやすい食材。食物繊維を豊富に含み、便秘予防にも効果が。 離乳食用に使う時は、皮は繊維が多いので厚めにむいて。2~3cm幅の厚さに切ってからゆでたほうが早くやわらかくなります。
〈材料〉
さつまいも・・・20g(2cm角2個)
豆乳(成分無調整)・・・大さじ1
〈作り方〉
1.さつまいもは厚めに皮をむき、やわらかくゆでる。(このときゆで汁はとっておく)
2.①をなめらかにすりつぶし、豆乳を加えてまぜ合わせ、ゆで汁を加えてなめらかになるまでのばす。
3.耐熱容器に②を入れ、ラップをかけて電子レンジで約15秒加熱し、あら熱をとる。
●調理のワンポイント
ゴックン期は乳製品の使用はNG。タンパク質源としては豆乳を使います。豆乳は成分無調整のものを選んで。