そうやって平和に過ごしていたある日…
あれは息子が6ヶ月くらいだったかな、川沿いを散歩してたら船が通った。だから私もね、いつもみたく「船が出るぞー」って、ちょっと無理して汽笛(屁)を鳴らしたの。そしたらさ後ろに…
おじさんは「ブフフッ!」って言って去っていったんだけどさ、私はもう恥ずかしくてたまらないから「ちしょー!!!!!私が本物の河童だったら、テメーの尻子玉引っこ抜かれてたぞ?!命びろいしたな、コンニャロウ!!!!!!!」なんて思ったっつーの。
でもまあ「もう、二度と会うこともなかろう!」と思えばあんまり引きずらないので、忘れてしまい「屁を聞かれる恥」を私は学習しなかった。