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2023.03.27

小学生

子ども時代のトラウマで、わが子にやさしくすることができなくて…【臨床心理士アドバイス】

子育てがうまくいかない、毎日イライラして叱ってばかり。「ダメなママでごめんね…」と悩んでいる方は多いと思います。そんなときは、その行動を誘発する【しくみ】を見直してみることが大切なのだとか。

そこで、小学生ママたちが抱えるお悩みと解決ポイントを、ご自身もADHD(注意欠如・多動症)の傾向がある臨床心理士・中島美鈴さん監修『マンガでわかる 精神論はもういいので怒らなくても子育てがラクになる「しくみ」教えてください』から一部ご紹介します。

Q.子どもの頃の親に叱られた経験から、わが子にやさしくできず…

私は子どもの頃、親に頭ごなしに叱られてきました。子どもにやさしくしようと思っても抵抗感があります。

A.「失敗した子どもは叱られるべきだ」という考え方のクセ。でも本当にそう?

たとえば子どもが牛乳をこぼしたとき、「当然叱るべきだ」「叱る必要はまったくない」と思う人がいます。私は後者です。なぜなら、牛乳をこぼしても命にかかわる問題ではないし、こぼさないための正しい方法を教えればいいだけだからです。

怒られると子どもは委縮して、正しい方法を学ぶまでに至りません。親も疲弊します。

子どもの頃から叱られていた人ならなおのこと、「なぜ私はあんなに叱られたの?本当に悪かったの?」と自分の中の常識を疑ってみてください。

マンガでわかる 精神論はもういいので怒らなくても子育てがラクになる「しくみ」教えてください

問題はママでも子どもでもなく「しくみ」。しくみを変える「認知行動療法」で、子どもをムダに叱る日々とサヨナラしましょう!『マンガでわかる 精神論はもういいので怒らなくても子育てがラクになる「しくみ」教えてください』1,430円(主婦の友社)
記事を読む⇒⇒⇒忘れ物が多く学校にもなじめていない子ども。親はどう向き合えばいい?【臨床心理士アドバイス】
記事を読む⇒⇒⇒子どもの友達関係が複雑そう…。親はどこまで口を出すべき?【臨床心理士アドバイス】

マンガ・イラスト/あらいぴろよ 『マンガでわかる 精神論はもういいので怒らなくても子育てがラクになる「しくみ」教えてください』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

【監修】 中島 美鈴

1978年福岡生まれ、臨床心理士。公認心理師。心理学博士。専門は認知行動療法。 2020年九州大学人間環境学府博士後期課程修了。肥前精神医療センター、東京大学大学院総合文化研究科、福岡大学人文学部などの勤務を経て、現在は九州大学大学院人間環境学府にて学術研究協力員。主な著書に『ADHD脳で困ってる私が幸せになる方法』(主婦の友社)他全34冊。

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