【ベビモ】はじめてママ・パパの悩みを解決

検索

menu

カテゴリー一覧

FOLLOW US!

  • LINE
  • Instagram
  • YouTube
  • Tiktok
menu

MENU

会員登録
menu

2023.02.04

成長・発育

【胎内記憶】「おなかの中にいたこと、覚えてる?」親子の胎内記憶エピソードを紹介!子どもへの聞き方のコツも

「胎内記憶」という言葉は聞いたことがあっても、赤ちゃんが胎児時代の記憶?子ども全員が持っている記憶?その話を聞けるの?なんだか嘘くさい…など、分からないことが多いよう。

胎内記憶とはどのようなものなのか、親子の体験談を紹介しながら解説していきます。

赤ちゃんの神秘的な記憶力「胎内記憶」とは?

「胎内記憶」とは、赤ちゃんがお母さんのおなかの中にいたときの記憶を言います。

お母さんの胎内にいた時の記憶だけでなく、お腹に宿る前の「中間生記憶」や陣痛から誕生までの「誕生記憶」、前世の記憶「過去生記憶」も指すそうです。

精子や卵子のときの記憶、受精の瞬間、過去生など、驚きのエピソードを話す子どもたちもいたりする「胎内記憶」。「そんなのありえない!」と、大人になった私たちには信じられない記憶のように思えますが、実際に神秘的で素敵なエピソードが、インターネットや、育児雑誌、SNSなどでたくさん紹介されています。

科学的に証明できるものではありませんが、3人に1人の割合で胎内記憶が残っているという調査結果も出ています。
また、トラウマ解消法の一つとして退行催眠(過去に遡って記憶を探る)を行ったところ、大人になってからでもおなかの中での記憶をかなりの人数が覚えていたそうで、その胎内記憶がトラウマになっているというケースも。

科学的な真偽や、胎内記憶についての考え方は様々ですが、お母さんの感情や環境によって、胎児の発育、その後の人生観に影響を与えることは少ないと言われています。

妊娠中から、「子どもには胎内記憶があるのかもしれない」と意識し、五感や感情を持つ一人の人間として接することで、妊婦生活の過ごし方も意欲的に取り組むことができ、より責任感が持てるかもしれません。

「胎内記憶」って本当にあるの?ママたちにアンケート

欧米では1970年代より胎内記憶に関する研究は始まっていたそうですが、注目を集めるようになったのはわりと最近のこと。

そこでBaby-moWEBでは、先輩ママ100人に胎内記憶についてのアンケートを行ってみました。

Q.妊娠中、胎内記憶についての知識はありましたか?
Q.胎内記憶について信じていましたか?(「あった」と回答された方に質問)

●半信半疑…49%
●信じていた…19.6%
●信じていなかった…3.9%
●どちらともいえない、わからない…9.8%
●その他(未回答含む)…17.6%

胎内記憶はどのようなものかという知識はあるけれど、半信半疑との声が多い結果となりました。

胎内記憶については、「科学的根拠がない」「信じられない」という懐疑的な声も当然ありますが、2014年に公開されたドキュメンタリー映画『かみさまとのやくそく』(胎内記憶研究の第一人者、池川明医師出演)により、多くの人々が胎内記憶の存在を知るきかっけとなり受け入れられるようになった、との声もあります。

胎内記憶を上手に聞くベストな条件とは?

ある日突然、子どもが胎内記憶を話し出すケースも多いようですが、胎内記憶を聞くことができるチャンスは、一生に一度きりと言われています。しかも、4歳頃をピークに徐々に記憶が薄れていくのだとか。
タイミングを逃さないためにも、子どもに胎内記憶を聞き出すポイントを紹介します。

ポイント①2歳~3歳頃に聞いてみよう

ある程度の言葉を話せるようになってからがベストだと言われています。それよりも早い時期だと子どもの話す内容を上手くくみ取れなかったり、それより後の時期は実際の記憶と混同することも。

ポイント②時間は入浴中と眠る前がいいらしい

胎内記憶を語り出すベストシーンは、入浴中と睡眠前。リラックスしている状態にいると胎内の感覚を思い出すきっかけになるとも言われています。

ポイント③子どもと同じ目線で聞く

「お母さんは今、(私の僕の)話を真剣に聞いてくれている」という印象を与えることができます。

ポイント④答えを誘導しない

親が誘導するようなことを聞くと、お父さんお母さんの期待に沿った答えをする場合もあるそうです。

ポイント⑤ありのままの話を聞き、否定しない

どんな内容でも受け入れてあげましょう。否定されると心を閉ざしてしまう可能性があるためです。

ポイント⑥何度も聞かない。一度だけ!

「この話をするとパパやママが喜ぶから!」という理由で、話を誇張したり、自分なりのストーリーを作ったりして、本来持つ胎内記憶を塗り替えてしまうことがあるからです。

子どもが胎内記憶を話してくれた!リアルな体験エピソード

では実際に、どのような胎内記憶を子どもから聞けたのか、驚き!感動!の胎内記憶体験談を紹介します。

3歳の息子が突然…!

胎内記憶については半信半疑でしたが、長男が3歳の頃、「おなかの中で丸くなってたの」と突然話してくれました。(埼玉県/はんど・めいさん)

神様が「ママのところに行っていいよ」…って!?

上の子が3歳前くらいのとき、「『神様の横にいて行っていいよ』って言われたから来たの」と、突然話し出しました。(埼玉県/しずくさん)

「優しそうなママだから選んだ」と言われてびっくり!

子どもが4歳くらいの頃、生まれてきてくれてよかったというような話をしたところ、「優しそうなママだったから決めた」「おなかの中は赤くておへそから外が見えた、狭くてキックした」と言っていました!(熊本県/きなこもちさん)

予定日を過ぎての出産。おなかの中が狭かったって本当!?

「おなかの中が狭くて、首を曲げていた」と、2歳半の息子が急に話し出しました!息子は予定日を一週間以上超過しての出産だったので、狭かったというのは正しい記憶だと思いました。(福岡県/ふなこさん)

妹と空の上で私たち夫婦のことを話していたそう!

「空で妹と一緒にいて、話をしていた」「空からどの親がいいか見ていた」と。子どもには家の中が透けて見えていたようで、アパートにいる私達夫婦を見て、「この人達は優しそうだな」と思って選んでくれたようです。

空の世界で妹に「先に行っていいよ」と言われ、妹を保育園のような場所に預けて、その間に落とし穴のような穴に入ってそのままママのおなかに入ってきたのよ、と。4~5歳児になる頃、寝る前に聞きました。(宮城県/ももかなさん)

胎内記憶の多くで話される「空の上からお母さんを選んできた」という言葉のように、子どもには自分の意志と役割を持って生まれてきたことに、この体験談を読むと気づかされますね。

興味深い「胎内記憶」。おすすめ書籍をピックアップ

Baby-moWEBのアンケート結果では、胎内記憶については半信半疑という意見が半数以上、その一方で、実際に子どもが話してくれたという体験談も寄せられました。少し興味がある、気になる人は、胎内記憶をテーマにした絵本や書籍を読んでみるのもおすすめです。

『ママのおなかをえらんできたよ。』

池川明(著)
リヨン社/¥1,320
胎内記憶の第一人者である産婦人科医・池川明氏の著書。ママとパパを選んだときのことは覚えている?おなかの中に入る前はどこにいたの?子どもたちが話してくれた不思議な「胎内記憶」の世界を紹介した一冊です。

『子どもはあなたに大切なことを伝えるために生まれてきた。』

池川明(著)
青春出版社/¥704
生まれる前からの母と子の命の絆を知ると、わが子がもっと愛おしくなる――胎内記憶の第一人者で産婦人科医の著者が、出産や子育てに悩みを抱えるお母さんに贈る88の癒しメッセージとは?読んだ人からは、子育てに前向きになれた!という感想も。

『胎内記憶図鑑』

のぶみ(作)、池川明(監修)
東京ニュース通信社/¥1,650
ママをどうやって選んだの?ママのおなかにどうやって入ったの?絵本作家・のぶみ×産婦人科医・池川明による、胎内記憶を話せる子ども6000人から聞いて描いた〈胎内記憶の絵本〉。読み聞かせ感覚で子どもと一緒に読むのもおすすめです。

『おかあさん、お空のセカイのはなしをしてあげる!胎内記憶ガールの日常』

竹内文香(作)
飛鳥新社/¥990
『奇跡体験!アンビリバボー』の出演(2021年4月22日放送)で大反響!おなかの中にいた時の記憶がある長女ひぃちゃんには、それ以前の〈お空のセカイ〉にいた時の記憶もあって…!?気軽に楽しく読める胎内記憶マンガです。
_______
胎内記憶については、科学的な根拠は証明されていませんが、もし自分の子どもがおなかの中のいたときの記憶を覚えていたら…それは聞いてみたいですよね。日常の会話を楽しむようにタイミングを見計らって子どもに尋ねてみると、親子の絆が深まる温かいエピソードが聞けるかも知れません。

記事を読む⇒⇒⇒胎教って何?いつから始めればいいの?効果は?気になる〈胎教〉の疑問に産婦人科医がアドバイス
記事を読む⇒⇒⇒子どもの脳を育てるためにはどう過ごせばいい?かかわり方のコツを専門家がアドバイス【赤ちゃんとの暮らし24時間】

まとめ/高木智子

Baby-mo〈ベビモ〉編集部

「Baby-mo(ベビモ)」は主婦の友社が運営する、妊娠・出産・育児の公式情報サイトです。妊娠期の不安、出産準備、赤ちゃんの成長、離乳食レシピ、産後の悩みまで。はじめてママ・パパに寄り添う情報を提供します。➤ 雑誌の最新号・バックナンバーはこちら 

SHARE

  • facebook
  • Twitter
  • LINE

関連する記事

ランキング