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2022.10.13

お世話

〈冬のベビースキンケア〉赤ちゃんを乾燥から守ろう!保湿剤の選び方&塗り方アドバイス【医師監修】

冬はカサつきや肌荒れが気になる季節。健やかな肌をつくり、それをキープするための〈真冬のベビースキンケア〉の基本を内科・皮膚科医の友利 新先生に教えてもらいました。

どうして冬はスキンケアが大事なの?

寒い▶代謝が下がってふだんから肌があれやすくなる

冬は寒さで代謝が下がり、血行が悪くなりがち。血行不良はうるおいを保つ、肌を守るといった肌本来の機能を低下させるため、冬はとくに肌があれやすくなります。

空気が乾燥する▶皮膚表面の水分が奪われカサつきが加速

湿度が下がると皮膚表面の角層の水分が蒸発し、カサカサに。もともと蒸発を防ぐ皮脂量が少ない赤ちゃんの肌にとって、乾燥する冬はカサカサがさらに加速する過酷な季節。

冷たい空気にさらされる▶冷気が肌に刺激を与え、カサつきやあれを引き起こす

皮膚が薄く、角層がもろい赤ちゃんにとって、冬の冷気は大きな刺激に。外に出るとカサついたり、肌が赤くなるのは、肌が刺激されているサイン。

〈真冬のベビースキンケア〉保湿はこのタイミングで!

起床:ねんねベビーは顔や首まわりをふいて保湿を

寝ている間も汗をかき、起床後は肌が乾燥しがち。起きたらすぐに顔をふいて保湿剤を。とくにねんねベビーは、あせもができやすい首まわりまでふいて保湿しましょう。

授乳&離乳食:食べ終わったら口周りを保湿

顔は皮膚が薄く、ちょっとした刺激にも敏感。授乳や離乳食の際はやさしくふいて、保湿を。食事の前後に口まわりにワセリンやバームを塗っておけば、汚れをはじく効果も。

おむつ替え:汚れをきれいにふいてから保湿

おむつかぶれ予防のため、おむつ替えのたびに、汚れをふきとって保湿剤を塗り肌をガードしてあげましょう。また、ふきとるときはゴシゴシこすらないこと!

お出かけ:風の強い日は保湿クリームを塗ってから外へ

冷たい風に当たると、肌はカサつきがち。顔や手など、事前に保湿クリームをしっかり塗っておくと安心です。汗をかいたときはシャワーを浴びたり、汗をふいてから保湿を。

お風呂:時間をおかずまず保湿!

手のひらで全身をさわり、肌状態をチェックしながら、パーツごとにしっかりと保湿していきます。ローションタイプが全身にのばしやすく便利。乾燥が気になるところがあれば、重ね塗りをして重点的に保湿を。

健やか肌を目指して!赤ちゃんの保湿Lesson

【胸・おなか】マッサージするようにやさしく塗り広げる

保湿剤を胸の左右対称に6〜8ヶ所おき、ママの手のひらや指の腹で、外側に円を描くようにのばしていきます。流れやすいローションタイプは、ママの手のひらでのばしてから塗っても。

【背中】背中からおしりまで全体を手早く保湿

保湿剤を背中の左右対称に6〜8カ所おき、ママの手のひらや指の腹で、外側に円を描くようにのばします。赤ちゃんをうつぶせにして塗るときは、寝返りやはいはいで動いてしまう前に手早く!

【腕・手】わきの下も含めてムラなくていねいに

保湿剤を腕にチョンチョンと4ヶ所ぐらいのせ、指先から腕全体をマッサージするようにのばします。わきの下はくびれをのばし、塗り残しのないように。

\ココも忘れずに/
乾燥しやすい手も忘れずに保湿。指だけでなく、手の甲や手のひらにも塗ってあげて。

【足】ももからすねまでしっかり塗り込む

太ももからひざ、ひざからくるぶしまで保湿剤を均等にのせ、ママの手のひらと指全体で、マッサージするように塗っていきます。ひざの裏や足首もくびれをのばし、ムラなく保湿しましょう。

\ココも忘れずに/
忘れがちなのが太もものつけ根。おむつが当たって刺激を受けやすいので、しっかりケア。

【顔】小さな円を描きながらこまかくていねいに
おでこの真ん中、鼻の頭、左右のほお、あごの5ヶ所に保湿剤をチョンチョンとのせ、ママの指の腹で、くるくると円を描くようにのばしていきます。強くこすらず、やさしくていねいに。

\ココも忘れずに/
忘れがちな耳の裏。ママの指で耳をおさえ、軽くこするようにすると塗りやすいです。

【頭】髪をかき分け、指の腹ですり込むように

頭は髪の毛が生えているので、水分の多いローションタイプが使いやすいでしょう。髪の毛をこまかくかき分けながら、保湿剤を頭全体にいきわたらせて。

医師がお答え!ベビースキンケアQ&A

Q.冬はしっとり系の保湿剤がいい?

【冬はしっかり保湿できるものが◎】
肌が乾燥し、敏感になる冬は、保湿効果の高い保湿剤を選びたいところ。「さっぱり系」よりは「しっとり系」のほうがベター。また、保湿とバリアを同時に実現してくれるバームタイプもおすすめ。

Q.保湿剤と薬、どっちを先に塗ればいい?

【どちらが先でも薬の効果は変わりません】
全身に保湿剤を塗ってから部分的に薬を塗っても、全身に薬を塗った上から保湿剤を使っても、どちらでもかまいません。まぜて使っても薬の効果が下がることはないので安心してください。

Q.保湿剤はどう選ぶ?

【まずは試してみて肌に合うものを使って】
合わない保湿剤を使うと肌の状態が悪くなることもあります。全身に使う前に、一度腕などに試し塗りをし、様子を見てから使ってみて。

Q.重ね塗りをしてもいい?

【重ねて塗ってOK。しっとりする量が目安】
保湿剤は肌を保護するものなので、たっぷり塗っても問題ありません。さわってみてざらざらしている箇所は、まだ乾燥している証拠。肌がしっとりするまで塗りましょう。

Q.肌トラブルが起こったらどうすればいい?

【塗り薬を常備しておくと安心】
赤み・ブツブツなどのトラブル発生時に、応急処置として赤ちゃんでも安心して使える薬を常備しておくといいですね。早めのケアでおさまることも。おさまらない場合は受診を。
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監修/友利 新(内科・皮膚科医) 『Baby-mo(ベビモ)』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

Baby-mo〈ベビモ〉編集部

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