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2022.06.25

育脳・知育

育脳チャンスを逃さない!脳がぐんぐん成長する生後0~3ヶ月の赤ちゃんの〈脳を育む遊び〉4選【専門家監修】

生まれて間もない0〜3ヶ月の赤ちゃんにも、体を使った遊びって必要?どう接してあげるのが、赤ちゃんの発達に効果的なのでしょうか?発達脳科学者の成田奈緒子先生に教えてもらいました。

原始反射を利用して動きの土台をつくろう

生まれてすぐの赤ちゃんの脳は、配線工事の真っ最中。ものすごい勢いでシナプスがふえ、新しい神経回路がどんどんつくられています。

「シナプス」詳しく見る⇒⇒⇒育脳って何?脳育ての具体的な方法は?子どもの可能性を引き出すために親ができること【発達脳科学者監修】

この時期の赤ちゃんは無意識の動きを通して、運動にかかわる脳を発達させています。さまざまな動きを試しながら、動きを少しずつ洗練させていくのです。

特別「遊ぼう」と思わなくてもいい時期ですが、もし遊ぶなら「原始反射」を利用したものがおすすめです。

反射による行動は、動物にとって動きの基礎になるものなので、何度もくり返すことで動きの土台がつくられ、次のステップへと進めるのです。ごきげんのいい午前中などに試してみて。

「なんだろう」「気持ちいいなぁ」スキンシップ遊びで五感を刺激!

①「把握反射」で遊ぼう!【手をギューっとね】

赤ちゃんの手のひらに指をふれると、ギュッと手を握ってきます。これは原始反射の一つ、「把握反射」によるもの。
足の裏にも反射があるので、足の指もギュッ。そのあとはママの手でゆっくり開き、緊張を解いてあげましょう。

育脳ポイント】
五感を刺激することを意識しましょう。
赤ちゃんにとって、五感で感じとる情報はとても新鮮。ママやパパの楽しそうな表情や言葉がけによる心地よい刺激は、赤ちゃんの心と体に働きかけ、脳を育てていきます。

「赤ちゃんの五感」詳しく見る⇒⇒⇒抱っこ、授乳、ふれ合い…赤ちゃんの脳育てに「五感からの刺激」が大切な理由とは?【発達脳科学者アドバイス】

②「口こう唇しん探索反応」と「吸きゅう啜てつ反射」で遊ぼう!【ほっぺをつんつん】

「〇〇ちゃんのほっぺ、ふわふわだね」などと声かけしながら、ほっぺや口の周りをつんつん。原始反射で、指先を吸おうとするので「ママの指おいしいかな?」などとおしゃべりを。

【育脳ポイント】
楽しく言葉をかけながら
null声のトーンは高めにし、最初に赤ちゃんの名前を呼びかけるのがコツ。目はまだぼんやりとしか見えませんが、耳はしっかり聞こえるので、ママの声を感じて楽しい気持ちになります。

③「歩行反射」でどんどん歩こう!【おっちらこ】

赤ちゃんの両脇を支えながら、足の裏が地面につくようにしてあげると、足を左右順番に前に出して歩くような動きをします。「おっちらこ〜」と声をかけながら、あんよを楽しく体験。

育脳ポイント】
首がガクンとしないよう注意
寝ているときとは見える風景も違い、体のバランスも変わるので、赤ちゃんにはとても新鮮。脳への刺激となります。首が不安定な時期なので、脇と首はしっかり支えてあげて。

④音の鳴るおもちゃを追視!【ボールを見つめて】

赤や黄色の音の鳴るおもちゃを赤ちゃんの視野に入れ、上下左右にゆっくりと動かして追視遊びをしてみましょう。赤ちゃんの視野はまだとても狭いうえ、はっきりとは見えませんが、「なんだろう」と不思議そうです。

【育脳ポイント】
「これなんだ?」は視神経からの刺激
視力が未発達な赤ちゃんにとって、世界はうすぼんやりとしています。鮮やかな色のものを視界に入れることで、脳の視覚野が発達します。「〇〇ちゃん、ごきげんだね」と声をかけて。

【専門家コラム】体を動かす経験が脳への刺激となります

人はなぜ動くのでしょう。それは「動きたい」と思うからです。

ふと目に入った何かに興味を持ち(知的発達)「さわってみたい」と思います。首を動かし、手を伸ばして(運動能力の発達)ふれることができると「やった!」と喜んだり、「音が出た」と驚いたりします(知的発達)。すると今度は音が聞きたくて振ってみたり(運動能力の発達)。

そんなふうに、知的発達と運動能力の発達は、車の両輪のようにともに発達するのです。

もう一つ重要なのは、ともに遊ぶ人、自分ができるようになると喜んでくれる人の存在です。コミュニケーションの楽しさがあるからこそ、「もっとやりたい」という意欲が生まれるのです。

脳育てにつながる運動は、気楽に笑顔で、が大切です。(十文字学園女子大学人間生活学部幼児教育学科/鈴木康弘先生)
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記事を読む⇒⇒⇒親子の触れ合いで脳がぐんぐん活性化!?脳科学で実証された〈脳育てに大事な遊び〉を専門家が伝授
記事を読む
⇒⇒⇒【新生児~生後3ヶ月の脳育て】赤ちゃんに「お世話してくれてうれしい♡」を感じてもらおう!

まとめ・文/石野祐子(Forest inc.) 『はじめてママ&パパのしつけと育脳』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

【監修】 成田 奈緖子 子育て科学アクシス代表/小児科専門医

文教大学教育学部特別支援教育専修教授。小児科専門医。子育て科学アクシス代表。医師、教授、母親としての視点から、子どもの「育ち」を支援。経験と研究に基づいた「子どもが一生幸せに生きられるための脳作りの方法」をテーマに、広く講演、執筆活動も行う。

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