赤ちゃん時代から紫外線対策はマスト！注意点やおすすめの日焼け止め10選をチェック

お出かけが多くなる季節だからこそ、気をつけたいのが紫外線対策。皮膚科専門医による紫外線と日焼け止めQ＆Aや、赤ちゃんにおすすめのUVアイテムを参考に、じりじりと照り付ける太陽から赤ちゃんを守りましょう！

習慣づけのためにも赤ちゃん時代からのUV対策がマスト！

紫外線は、皮膚がんのリスクを高めるだけでなく、シワ・たるみの原因となる「光老化」を引き起こします。これらは積み重ねによってリスクが高まるので、必要以上の日焼けをしないようにすることが先決！

日ざしが気になる季節、とくに春～秋は重点的に日焼け対策が必要です。必ず帽子をかぶる、はおりものを持参する、日焼け止めを塗るなど工夫をしましょう。

日焼け止めの選び方ポイント

●洗顔料や石けんで落ちるものを
赤ちゃんの肌はとてもデリケート。とくに月齢が低ければ低いほど肌の機能が未熟なので、赤ちゃん用石けんか、お湯で落ちる低刺激のものを選びましょう。

●塗る量がひと目でわかるクリームや乳液タイプを
どれぐらいの量を塗ったのかママ自身がわかりやすよう、クリームや乳液、ジェルタイプがおすすめ。スプレータイプは赤ちゃんが吸いこんでしまうおそれもあるので、顔まわりに使うときは、手にとって塗りましょう。

日焼け止めの正しい塗り方

●【塗る量】日ざしが強いひは「厚め」に
商品のSPF値の効果を発揮させるためには、ある程度の「厚さ」＝肌が白くおおわれるほどの量が必要です。実際はそこまで塗らないにしても、日ざしが強い日はたっぷり塗るようにしましょう。

●【塗り方】ほお、おでこ、鼻は少し厚めに
顔まわりのほお、おでこ、鼻は、出っ張っているぶん日焼けしやすいので、少し厚めに塗っておくとよいでしょう。ムラなくのばし、こすったりすりこんだりはNG。2～3時間おきに塗り直すと効果が持続します。

●【落とし方】石けんはたっぷり泡立てて
石けんやボディソープは、しっかり手で泡立てると、肌にやさしく洗浄力もアップします。泡で出てくるポンプタイプを使うのもおすすめ。液状のままつけてしまうと、肌荒れの原因になるのでNG！

【日焼け止めQ＆A】赤ちゃんにはどんなものを使えばいい？

Q.紫外線吸収剤入りの日焼け止めは使わないほうがいい？

A.紫外線吸収剤入りでも低刺激のものもあります
日焼け止め成分には、物理的な力で紫外線をはじく「紫外線散乱剤」と、化学反応で外に逃す「紫外線吸収剤」の2種類があります。

最近は研究が進み、後者の場合でもかぶれが生じにくいよう工夫されている製品も多いので、絶対に避けなければいけないということはありません。ただし、肌が弱い子の場合は、紫外線吸収剤不使用のものが安心です。

Q.「SPF」や「PA」って何を表す数値？

A.紫外線UV₋B、紫外線UV-Aをブロックする指数
SPFは皮膚がんを起こす可能性がある紫外線UV₋Bを、PAはシワやたるみの原因となる紫外線UV-Aをブロックする指数。

SPF値は高ければ高いほど防御力はアップしますが、肌への負担もかかるため、近所のお出かけは25程度、レジャーには30以上にするなど使い分けられるといいですね。

Q.皮膚トラブルがある赤ちゃんでも日焼け止めを使っても大丈夫？

A.日焼け止め以外の方法で日焼け対策を
皮膚トラブルがある場合は、まずその治療が先決。洋服や帽子、日傘など日焼け止め以外のもので守ってあげましょう。もし日焼け止めを使う場合は、少量を塗って試してからが安心です。心配な場合はかかりつけ医に相談を。

Q.日焼けしてしまったらどう対処すればいい？

A.濡れタオルで冷やしてからしっかり保湿を
日焼けすると肌が赤くなって熱がこもってしまうので、まずは濡れタオルなどで冷やすこと。そのあと、たっぷり保湿を。症状がひどい場合は、皮膚科を受診しましょう。

毎日のお散歩に！週末のレジャーに！おすすめの日焼け止め10選

【毎日のお散歩に！】やさしい使い心地のデイリータイプ

散歩や公園遊び、買い物などの短時間のお出かけには、SPF29以下の日焼け止めを。王道ベビーブランドなら、ママも安心して使えます。
紫外線吸収剤やアルコールなどを一切配合していない、ウォーターベース処方のみずみずしい使用感。うるおい補給成分配合だから、カサつきが気になるデリケートな赤ちゃんの肌にも使えます。30g・SPF29／PA＋＋＋
生後0ヶ月から使える低刺激処方で、ママ御用達ブランドの日焼け止め。乳液タイプの「カプセルインUVシールド」処方で、日焼け止め成分が直接肌にふれない構造になっています。90ml・SPF23／PA++
オリゴ糖やセラミドなどの保湿成分を配合し、肌のうるおいを保ちながら紫外線をブロックします。石けんで落とせて白くなりにくいので使い勝手も◎。さらさらパウダー入り。30g・SPF21／PA++
水感覚で肌にさっとなじむ、うるおい成分ヨーグルトエキス配合のジェルタイプの日焼け止め。うるおい成分を配合し、肌を紫外線からやさしく守ります。弱酸性・低刺激性、石けんで落とせます。100g・SPF25／PA+++
やさしい使い心地のUVジェル。ノンアルコール・無香料・無着色でイヤなにおいもナシ。スーッとのびてベタつかないからいつでも快適です。120g・SPF28／PA++

【レジャーや旅行に！】しっかり紫外線ブロックタイプ

外に出る時間が長い日は、SPF値が高めのものをチョイス。肌に負担をかけないやさしい処方で、しっかり紫外線をブロック！
生後1ヶ月の赤ちゃんの肌にも使える100％天然由来成分配合のUVケア。植物の力で紫外線から肌を守ると同時に、高い保湿力も発揮。フレッシュシトラスの香りで気分爽快♡ 50ml・SPF38／PA＋＋
天然保湿成分シアバター3％配合、ノンケミカル処方のUVカットミルク。のびがよくさらっとした使い心地で、赤ちゃんはもちろんママも使えます。60ml・SPF30／PA+++
石けんで落とせるウォータープルーフタイプは水遊びにぴったり。有機系紫外線吸収剤不使用、無着色＆無香料で、生まれたての赤ちゃんにもOK。うるおい成分、肌荒れ防止成分も配合しています。30g・SPF35／PA+++
高SPF値なのに塗り心地サラサラでかさつかない！UV吸収剤をパウダーの中に閉じ込めることで、肌への負担を軽減。汗で落ちにくいウォータープルーフ処方です。30g・SPF50／PA++++
赤ちゃんの日焼け止めとしてだけでなく、ママの化粧下地としても使える自然成分100％の日焼け止め。SPF43ながらせっけんで落とせる安心感も魅力です。80g・SPF43／PA＋＋
＿＿＿＿＿＿＿
お散歩程度のお出かけとしっかりレジャーを楽しむお出かけ、シーン別に日焼け止めを用意しておくと安心ですね。赤ちゃん時代からのUVケアで健やか肌をずっとキープしましょう。

記事を読む⇒⇒⇒【赤ちゃんの暑さ対策】お出かけ先や室内で暑い夏を乗り切る方法は？〈月齢別〉6・7・8月の過ごし方アドバイス
記事を読む⇒⇒⇒家庭用ビニールプールで夏を楽しむ！子ども・赤ちゃん向けおすすめ22選【2022年最新版】 【赤ちゃんの紫外線対策】企画が掲載されている『Baby-mo（ベビモ）2022夏秋号』（6月15日発売）には、カリスマ保育士てぃ先生が初登場！赤ちゃんの「寝ない」「泣きやまない」に効くスゴ技を巻頭総46ページでたっぷりお届けします。『Baby-mo』のためだけの特別保育、スタートです♪