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2022.06.09

成長・発育

トイレトレーニングで叱るのはダメ!スムーズな「トイレトレ」成功のコツを専門家がアドバイス


0歳代から準備!トイレトレーニングをスムーズに進める6つのコツ

ストレスなくトイレトレーニングに取り組むために、知っておきたいポイントやコツをご紹介。親子で楽しみながら進めましょう。

①おむつはすぐにとり替えて「おしっこ出たね」と声をかける

おしっこをしたのがわかったら、おむつはすぐに替えましょう。おむつがいつもぬれていては、おしっこが出ている感じや、出た前後の感覚がつかみにくくなることも。低月齢のころから、おむつ替えのたびに「おしっこ出たね」「すっきりしたね」と声をかけて、排尿を意識させて。

ポイントはおだやかに声をかけること。強い調子で言うと、子どもは悪いことをしたように感じてしまいます。

②おしっこのサインを覚えておく

子どもがおしっこをしたいときに見せるサインがわかっていれば、タイミングよくトイレに誘うことができます。

落ち着きがなくなる。足をモジモジさせる、おむつをさわるなど、おしっこの前後の決まったしぐさをしていないか、様子をよく観察して。おしっこのサインを見逃さずにキャッチできるようにしておきましょう。

③脱ぎ着がラクな洋服を選ぶ

せっかくトイレに誘っても、洋服を脱ぐのに時間がかかって失敗してしまってはやる気をそいでしまうことも。トレーニング中は、なるべく薄着にし、ウエストがゴムのズボンやスカートなど、すばやく脱ぎ着ができる服を選んで。

チュニックなど丈が長い服も、おしっこでぬれやすいので避けたほうがベター。

④おまるは前もって部屋に置いておく

おまるでトレーニングをする予定なら、スタートする少し前から、決めた場所に置いておきましょう。おむつをとり替えるときにちょっと座らせて、慣らしておくのもいいでしょう。

ただし、おまるは遊ぶものではないので、おもちゃとは区別して扱うように注意して。

⑤トイレを明るく楽しい雰囲気に

殺風景で狭いことが多いトイレに「場所見知り」するケースはよくあります。トイレでトレーニングをスタートするのなら、子どもになじみやすい雰囲気を心がけて。

好きなキャラクターグッズを置いたり、かわいいポスターを貼ったりして、楽しくトレーニングできるように準備しましょう。

⑥絵本などでイメージトレーニング

トイレがテーマの絵本でイメージをふくらませるのもよい方法。ただし、読み聞かせのときに主人公をしつこくほめたり、「○○ちゃんもがんばろう」と言い聞かせるのはNG。プレッシャーを感じとり、子どもが絵本を嫌いになってしまうことも。絵本はあくまでも楽しむもの、という前提を忘れないで。

こんなときどうする?トイレトレーニングQ&A

Q. 夜のおしっこはどうする?

A. 年齢が進むに従って、自然に卒業します
夜のおしっこは昼間のようにトレーニングはできないし、トレーニングしたからといってなくなるものでもありません。おねしょは、子どもの能力や親のしつけとは関係なく、純粋に生理的な問題です。

3歳代では、毎晩おねしょをする子どもは約2割、ときどきする子は半分もいます。それが5〜6歳までに、約97%が朝までおしっこをしないですむように。夜のおしっこは、年齢が進むに従って自立していくものなのです。

Q. 失敗が続くとつい叱ってしまう

A. 叱るのはNG!「いつかははずれる!」と気長にかまえて
子どものしつけの中で、叱ることが有効な場面はごく限られています。トイレトレーニングでは、叱らなければならないシーンは全くありません!失敗が続くときは、トイレに誘うタイミングなど、トレーニングのやり方を見直してみましょう。ママがイライラしてしまうようなら、無理せず練習を休んでしばらくたってから再開するといいでしょう。

Q. おまるからトイレに移行するには?

A. トイレは気持ちいい場所だということを教えて
まずはトイレという場所になじませることから始めます。トイレはこわくない、気持ちのいい場所なんだと思えるようにしてあげましょう。好きなキャラクターなどで、トイレを楽しい雰囲気に飾るのもおすすめ。また、子どもはまねをするのが大好きなので、ママがトイレでするのを見せてあげるのもいい方法です。

おまるをトイレに置いて、好きなほうでやらせてみるのも◎。そうしているうちに、いつの間にかトイレでできるようになります。

Q. おまるやトイレットペーパーで遊んでしまう

A. 遊びだしたら、すぐに切り上げて
子どもの集中力は長く続きません。2〜3分もたつと、遊びに気をとられて尿意がどこかにいってしまいます。遊びだしたら、「ここはおしっこするところだよ」と説明し、切り上げて。

トイレットペーパーは子どもが好きないたずらアイテム。少しは大目に見てもいいでしょう。ただ、大量に引き出してしまうなら、おもちゃではないことをくり返し教えて。

Q. 男の子に立ちションを教えるのはいつ頃?

A. トイレトレーニングが完了してから
男の子に立ちションを教えるのは、トイレトレーニングがひと通り完了してからでかまいません。年齢の目安は3歳くらい。自分でおちんちんを持って、狙いを定めておしっこをするのはなかなか難しいことです。はじめはズボンもパンツも全部脱いで練習、次はひざまでおろして、と徐々にステップアップしていきます。

最終的には小学校入学前くらいに、おしりを出さなくてもファスナーからおちんちんを出しておしっこができるようになるのを目標にすればいいですね。

Q. うんちのトレーニングはどう進める?

A. 朝食のあとに誘うのが効果的!
食事をすると胃や腸の働きが活発になり、うんちがどんどん送られてきます。特に、朝食のあとはうんちがいちばん出やすいタイミング。長い睡眠のあとの食事で、胃や腸の働きがとても活発になるからです。朝食のあとにトイレやおまるに誘うと成功率も高く、うんちを習慣化させるという点からもおすすめです。

1歳前後になると、1日のうんちの回数がだいたい1〜2回程度になってきます。個人差があるので、子どもの様子を見ながら誘ってあげてください。
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記事を読む⇒⇒⇒【1日でおむつはずし】トイレトレーニングの時期と進め方、成功のコツを紹介!先輩ママの体験談も
記事を読む⇒⇒⇒子どもの「手洗い」はいつから教える?手洗いを習慣づけるために実践したいこととは?

まとめ・文/石野祐子(Forest inc.) 『はじめてママ&パパのしつけと育脳』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

【監修】 成田 奈緖子 子育て科学アクシス代表/小児科専門医

文教大学教育学部特別支援教育専修教授。小児科専門医。子育て科学アクシス代表。医師、教授、母親としての視点から、子どもの「育ち」を支援。経験と研究に基づいた「子どもが一生幸せに生きられるための脳作りの方法」をテーマに、広く講演、執筆活動も行う。

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