【ベビモ】はじめてママ・パパの悩みを解決

検索

menu

カテゴリー一覧

FOLLOW US!

  • LINE
  • Instagram
  • YouTube
  • Tiktok
menu

MENU

会員登録
menu

2022.06.07

育脳・知育

【生後4ヶ月~6ヶ月の脳育て】笑う!喜ぶ!怒る!「豊かな感情」を大切に育みたい時期

首すわり~寝返りの頃の生後4ヶ月~6ヶ月の赤ちゃんは、ぐっと視野が広がる時期です。新しい感情に出会ったりも。どんどん成長・発達する赤ちゃんの脳育てのポイントを、小児科医で発達脳科学者の成田奈緒子先生が解説します。

「物と人と自分は違う」。新しい発見の連続の時期

生後4ヶ月~6ヶ月頃は、体重の増加がひと段落し、体の機能が発達していく時期に突入。ほとんどの赤ちゃんの首がすわり、腰も徐々に安定してきます。

首がすわると、赤ちゃんの視野は広がります。それまで手足を見たりなめたりして「自分」を認識してきた赤ちゃんですが、「自分以外のもの」にも気づき始め、「どうも『人』と『物』は違うようだ」という発見もします。

偶然ふれたものを握るだけではなく、自ら手を伸ばすようにもなります。これは脳の中で目と手を連動させる配線がつながった証拠。ふれると動いたり音が鳴ったりする「因果関係」にも気づく時期。そんな「学び」のあるおもちゃを選んだり、室内の環境設定を意識したりしましょう。

笑う、喜ぶ、おびえる、怒る…脳が育ってきた証!

自分の思いを伝えようとすることも増え、その過程で「怒り」という新しい感情も生まれます。「イヤだったね」など感情を言葉で伝え、「もう大丈夫だよ」と落ち着かせ、気持ちが切りかわる心地よさを感じさせてあげたいものです。

【寝る、食べる、遊ぶ、お出かけ】赤ちゃんの脳育てのコツ

早寝早起き:昼夜の区別をしっかりつけよう

生後3ヶ月を過ぎるころから、夜5時間くらい続けて寝てくれるようになります。この時期から早寝早起き習慣をつけることが脳育てにとても重要。夜は静かな環境の中で早めに寝かしつけを。

コミュニケーション:体を使った親子遊びを楽しもう

ママやパパとのコミュニケーションが楽しくてたまらない時期になりました。「たかいたかい」「いないいないばぁ」といった遊びも楽しめるようになります。じゃれつき遊びもスタート。

記事を読む⇒⇒⇒<生後3ヶ月>「たかいたかい」はもうやっても大丈夫?

●ママvoice●
こちょこちょしても以前はキョト~ンとしていましたが、最近ようやくケラケラ笑うようになりました。(Aママ)

離乳食:「食べる喜び」を教える段階

離乳食がスタートしますが、この時期はまだ母乳やミルクからの栄養もあるので「食べるって楽しいな」と感じられればじゅうぶん。おなかがすいている時間帯に食べさせればよく食べるものです。

●ママvoice●
あまり時間を限定せず、10~14時の間くらいのおなかがすいていそうなタイミングで食べさせるとよく食べます。(Tくんママ)

お出かけ:刺激いっぱい!どんどん外に出よう

「いろんなものを見たい」「感じたい」という欲求が生まれる時期なので、外に出かけさまざまなものを見せてあげましょう。「空が青いね」「桜がきれい」などたくさん語りかけて。

ぜひ実践を!生後4ヶ月~6ヶ月の頃の脳を育てる語りかけ

●「あー」って言ったね。〇〇ちゃん、楽しいんだね。
●お花、きれいだね。風が気持ちいいね。
●おてて、おいしい?
●〇〇ちゃんの大好きなおかゆ食べよ

「あー」「うっくー」といった喃語(なんご)を言い始めたら、その言葉をママもくり返しておしゃべりを楽しみましょう。抽象語を会話の中にとり入れることも大事。離乳食時はテレビを消し、語りかけながら食べさせて。
_______
記事を読む⇒⇒⇒生後4ヶ月の赤ちゃんの成長(授乳間隔・体重・風呂・睡眠)と過ごし方
記事を読む⇒⇒⇒生後5ヶ月の赤ちゃんの成長と発達の目安。寝返りはいつから?離乳食スタートの目安も【小児科医監修】

『はじめてママ&パパのしつけと育脳』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

【監修】 成田 奈緖子 子育て科学アクシス代表/小児科専門医

文教大学教育学部特別支援教育専修教授。小児科専門医。子育て科学アクシス代表。医師、教授、母親としての視点から、子どもの「育ち」を支援。経験と研究に基づいた「子どもが一生幸せに生きられるための脳作りの方法」をテーマに、広く講演、執筆活動も行う。

SHARE

  • facebook
  • Twitter
  • LINE

関連する記事

ランキング