手指の動きを繊細にコントロールできるようになってきたら、はしにステップアップです!今回は「はしを持たせる年齢の目安と、はしの選び方を知りたい!」という質問に、小児科医で発達脳科学者の成田奈緒子先生に聞きました。
<お悩み>もうすぐ2歳、おはしの練習はまだ早い?どんなおはしを選べばいいのでしょうか?
<アドバイス> 「えんぴつ持ち」ができれば準備OK。おはしは、手の長さ+約3cmが目安
はしを使えるようになる目安は「えんぴつ持ち」ができるかどうか。1本のはしを人さし指と親指でしっかり持てるようになれば、はしを使うための準備はばっちり。
えんぴつ持ちができないうちにスタートすると、おかしな持ち方がクセづいてしまうことも。だいたい3〜4歳くらいが目安です。
また、はしの選び方は、手の長さ+3㎝くらいの長さがベストです。
持ちやすい太さか、はし先がすべりにくいかなどもチェックしましょう。
正しいはしの持ち方チェック
①下のはしを薬指の上にのせる。
②上のはしを中指の上にのせて、人さし指ではさむ。③中指を上げて、上のはしだけ動かす。下のはしは動かさない。
失敗しながら上手になる!はしレッスン
●ステップ①ティッシュを使って最初は軽くつかみやすいものから。丸めたティッシュをつまんでみましょう。
●ステップ②豆腐を使ってサイコロ状に切った豆腐で、食べ物に合わせて力を加減することを学びます。
●ステップ③小さな豆を使ってはしに慣れてきたら、小さな豆に挑戦。はし先にそっと力を入れてつまみます。
ごはん茶わんは持って食べる、はしで食べ物を刺さないなどのマナーも、大人がお手本となって教えていきましょう。ママやパパの食べ方が、そのまま子どものマナーになります。ガミガミ怒るより、正しいお手本を見せることのほうが効果的です。
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