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2022.04.26

ママパパの生活

ベビ連れのお出かけの「困った」ランキング発表!専門家のアドバイスも

お出かけシーズン到来!暖かくて天気のいい日には外出して、親子でリフレッシュしたくなりますよね。

とはいえ、赤ちゃん連れのお出かけって、とーっても大変!「Baby-mo」編集部が読者500人を対象に行ったアンケートでは、たくさんの「困った」の声が集まりました。

そこで、ママ達がお出かけ時、いったい何に困っているのか、「あるある困ったランキング」TOP5をご紹介。それに対して、ママ達はどんなふうに対処しているのか、また臨床心理士で日本大学講師・植松紀子先生のアドバイスもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。

【第1位】レストランやお店でぐずる

実は今回のアンケートで、ダントツ1位だったのがコレ。せっかくお出かけを楽しもうと思ったのに急にぐずり出して、ランチやショッピングどころじゃない、なんて経験、誰もがあるのでは?「周囲の目が気になって」どうしたらいいかわからない人多数です。
レストラン

 ●先輩ママの作戦

「おなかがすいてグズグズのときだったら、ボーロでごまかします。ドリンクバーまでトコトコ歩いて、気を紛らわせることも。お気に入りのおもちゃは必携です」(K・Nさん)

「食欲旺盛なので、もうすぐハンバーグが来るよーなどテンションをあげるように話しかけたり、メニューを見せて『あっ、いちごだね!』と気を引いています」(A・Rさん)

植松先生のアドバイス

外出前に、赤ちゃんとグズらない約束を

"グズリ対策は家を出る前に"が基本です。「これからレストランに行くよ。店ではさわいだりしちゃいけないけど、いっしょに行ってもらえる?」と、赤ちゃんにお願いをしてください。

外食や買い物は大人の都合です。つきあってもらうのですから、お願いをして「うん」と言ってもらいましょう。言葉が話せない0才代でも話して聞かせてあげてください。約束をしておけば、グズったときに言い聞かせやすくなります。

もう一つ大切 なのは、眠くなる時間帯に出かけないこと。眠いと幼児でもグズります。生活リズムに合わせてプランを立てましょう。

【第2位】ベビーカーに乗りたがらない

アンケートには、「子どもをベビーカーに乗せようとするとギャン泣きするので、結局ベビーカーを使わないままお蔵入り」「それまではおとなしく乗ってくれてたのに、ある時急に嫌がるようになった」という声も。ベビーカーに乗せたいママvs乗りたくない赤ちゃんの闘いが各地で勃発しているようです。

●先輩ママの作戦

「乗りたがらないときは電車やバスのアナウンス風に『まもなく発車しまーす』と誘います。ハンドルにおもちゃもつけてあります。降りたがるときは歩かせます」(M・Sさん)

「ベビーカーで出かけるときも、抱っこひもを常に持ち歩き、あまりにベビーカーを拒絶する場合には抱っこひもにしてしまいます。もう、これしかありません」(M・Tさん)

植松先生のアドバイス

ムリに乗せるときも、イヤがる気持ちは理解して

赤ちゃんが歩けるようになったばかりのころは、ベビーカー に乗りたがらない時期があります。それは歩くトレーニングをしたいからです。でも、ふらふら歩く姿は危なっかしく、親はベビーカーに乗せたくなりますね。

どうしても急ぐとき、危険でベビーカーに乗せるときは、「歩きたいよね。でもここは危ないから乗ってね」と、まずは赤ちゃんがトレーニングをしたがっている気持ちを理解してあげてください。その前後に、安全なところで思う存分に体を動かせてあげることも必要です。

【第3位】電車、病院、ところかまわず奇声!

奇声
ベビーに限らず、子どもは突然「キーッ!」とか「キャー」といった奇声を発することがありますよね。電車の中や病院など、たくさんの人がいて、しかも騒いではいけない場所で甲高い声を上げると、ママとしては生きた心地がしないもの。どんなふうに対応したらいいのでしょう?

 ●先輩ママの作戦

「目にしたものを『あっ!あれ見て~』など言って、興味を持たせます。外出時専用のおもちゃや絵本を出すと、ふだん見慣れていないので興味を持ってくれます」(T・Kさん)

「まずは真顔で『シーッ静かに』と言い聞かせ。それでもダメな場合には、持参したシールブックやお絵かきなど、集中して遊べる、音の出ない遊び道具で気をそらします(Y・Kさん)

植松先生のアドバイス

下車して正解。声を出したいことは理解し、気分を変えてあげましょう

10カ月ごろ、赤ちゃんはいろいろな声を出せることがわかって、試したい時期になります。楽しいときにケラケラ笑ったり、興奮したり、退屈、不快なときも声を出します。

大声が困る場所では「大きな声が出せるね。でも今はダメだよ」と言って気分や状況を変えてあげるといいですね。

赤ちゃんは声を出す練習をしたいのですから、その気持ちはわかってあげましょう。単語が出始めるころには大声を出さなくなりますよ。

【第4位】昼寝ができない!離乳食や入浴時間がずれる!

出かけた先では寝てくれず昼寝ができなかったり、離乳食や入浴時間がずれてしまったり…。せっかく赤ちゃんの毎日に生活リズムができるようになったのに、お出かけによってくずれてしまうこともママを悩ませているようです。

●先輩ママの作戦

「相手がいる約束なら、昼寝をしていても連れて出かけ、自分だけの予定なら変更します。離乳食は、ベビー休憩室で食べさせたり、大人の食事時に与えられるようにしています」(M・Sさん)

「生活リズムのズレは気にせずに、その日の予定に合わせて行動します。食事時間がズレてしまうときは、おやつでしのぎ、次の食事で栄養を補うように心がけています」(T・Yさん)

植松先生のアドバイス

生活リズムは大人がととのえてあげることを意識して

お出かけをすれば飲んだり食べたりして、食事のリズムがくずれます。出先では熟睡できず、夕方に寝てしまうので夜は寝ない。休日の赤ちゃんはこんな感じではないでしょうか……。出かけてしまったのですから仕方がありません。

生活リズムは2~3日で戻るとはいえ、毎日はダメです。生活リズムがくずれると、夜型の子どもになるおそれがあります。10才ごろまでは、大人も子どものリズムに合わせて暮らしてください。

【第5位】スーパーで買わないものを触って、なめて大迷惑!

スーパー好奇心旺盛な赤ちゃんは、目にしたものを触ったりなめたり。一緒にスーパーに買い物に行くと、「気が気じゃない」ママも少なくないようです。

●先輩ママの作戦

「一度店内を歩かせたら、あれこれさわったり、持ってきたりして、大変な思いをしました。それ以降は、スーパーなどでは抱っこか、カートに乗せるようにしています」(Nさん)

「子どもだけでは歩かせないように、手を引いて歩きます。手に取ったものはすぐに棚に戻しますが、カゴに入れてしまったら、会計のときに購入しないことを伝えます」(M・Tさん)

植松先生のアドバイス

出かける前に約束。「安いものを 1つだけ」がグズりに効果あり

これも出かける前の約束が大切。「いっしょに買い物に行ってくれる?座っていられたら、〇〇ちゃんが好きな安いものを1つ買ってあげる」 と約束してから出かけましょう。

店内ではカートから降ろさないこと。グズったら、出かける前の約束を言い聞かせましょう。親は献立や買うものを決めておき、買い物を最短時間ですませる工夫も必要です。

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『Baby-mo(ベビモ)』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

Baby-mo〈ベビモ〉編集部

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