夜中に何度も授乳…の無限ループから抜け出す方法って?
「プルオフメソッド」とは、乳首を吸う力が弱くなってきて、おしゃぶり替わりになっているタイミングで、乳首を優しく外すこと。母乳を飲みながらではなく、自力で寝るようになる効果が期待できます。
授乳をしていると、赤ちゃんがごくごくと母乳を飲んでいるときと、そうでないときの違いが徐々にわかってくると思います。母乳をしっかり飲んでいる時はそのままにして、そうでないときに赤ちゃんの口から乳首を外して、完全に寝てしまう前に寝床に置く…というイメージです。
乳首から口を離してあげるときは、あごを押さえて口を閉じさせるのがよいでしょう。
メソッドを実践してみると、寝床に置いた瞬間ぐずったり、乳首から口を離した時にびっくりして乳首をくわえようとしたりすることがあるかもしれません。
ぐずってしまった場合は、やさしい声かけや体をトントンして落ち着かせてあげて、そのまま寝ついてもらうのがベストです。
トントンをしても泣き止まない場合や、乳首から口を離した瞬間に泣いてしまう場合などは、もう一度母乳をあげてOK。授乳の時間の目安としては10秒から60秒程度になります。また吸う力が弱くなったり、ペースが遅くなってきたら乳首を外すタイミング。
この授乳→乳首を外して口を閉じ、寝床に寝かせる→泣いたら授乳orトントン…の流れを繰り返します。完全に寝てしまう前の、なんとなく目が開いている状態で寝床におき、最終的に自力で寝るようになれば成功です!
個人差があるので、乳首を赤ちゃんの口から外す行為は平均で2回から5回、赤ちゃんによってはもっとかかる子もいます。
ですが、このメソッドを繰り返して、赤ちゃんが自力で眠りにつく習慣を身に着けることができれば、夜中浅い眠りになって目を開けたときでも、赤ちゃんが自分ひとりで再び眠りについてくれる確率が上がります。
その結果、ママも赤ちゃんも夜中に起きる回数が減ってきます。成果が出るようになるまで、とにかく一貫性を持って「プルオフメソッド」を根気強く続けることが大切です。
添い乳の癖をやめさせたいなら、いつから始めてもOK?
いずれ自力で寝て欲しい、または「授乳=寝る」の癖を最初からつけたくないという思いのあるママは、早めにプルオフメソッドを取り入れることをおすすめします。
これから出産をする方、まだ赤ちゃんが生後間もないという方は、新生児の頃からはじめてもよいでしょう。(月齢の低い子の方が成功しやすい傾向もあります!)
私は次男が生後4ヶ月の睡眠退行の際に睡眠不足で添い乳を始めたのですが、夜中1時間おきに起きるようになってしまい「プルオフメソッド」を行いました。
続けていくうちに、眠くなったら自分から乳首を外し、寝返りをして一人で寝るようになりました。そうすると夜中起きた際も周りを見渡し、寝返りをして自力で寝てくれるようになりました。
記事を読む⇒⇒⇒
生後4ヶ月の「昼寝が短い&夜中に何度も起きる…」赤ちゃんの寝ない泣き止まないを解決!_______
夜間授乳の無限ループから抜け出すには、一気に添い乳をやめるのではなく、ママと赤ちゃん、自分たちのペースで負担のかからないように少しずつ実践してみましょう。まずは、夜の就寝時の寝かしつけの時から少しずつ試していくことをおすすめします。
次の記事>>>
2人目出産の「上の子寝ない&夜泣きトラブル!!」を防ぐためにできる17のこと<<<
前の記事 生後8ヶ月赤ちゃん「少しの音で起きてしまうので、昼も夜も家事が全然進まない~」の悩みを解決!