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2022.03.20

ママパパの生活

言わなくていいことを言う、場の空気が読めない。対人スキルが低い人への対処法を発達障害の専門医が解説

複数人との会話で、隣人が言わなくてもいいひと言を発し、場が白んでしまったという経験はないでしょうか。なぜうっかりこのような発言をしてしまうのか。それには「大人の発達障害」が関係しているかもしれません。発達障害を専門とする児童精神医学の第一人者で、大人の発達障害にも詳しい、星野仁彦先生監修『ママにいいこと大全』から紹介します。

発達障害の人は言葉のキャッチボールができず、ドッジボールになってしまいがち

発達障害の人は、対人スキルが未熟なため、相手の気持ちを考えたり、その場の空気を読んだりすることが苦手。自分の言いたいことだけを一方的に話し、相手の反応には興味がなく、人の話は聞こうとしません。

思ったことをそのまま口にして、相手を不快にさせてしまう場面もしばしば。
大人 発達障害

自分でできる対処法

相づちを多くして「聞き役」に徹する

相手の話に対して相づちを打つだけでも、会話はスムーズに進みます。「うんうん」「そうなんだ」など簡単なものでOK。また、相手の長所を見つけてほめたり、話している間はできるだけ笑顔でいるように心がけましょう。

周りの人ができる対処法

複数名ではなく1対1で話す機会を設ける

発達障害の人は複数名で話すことが苦手で、むしろ1対1のほうが落ち着いて会話ができる場合も。マンツーマンで話す機会を設けてあげるのもひとつの手。会話の練習にもつながります。

本人には悪気はないことを理解し、あまり気にしない

自分の話ばかりされるとカチンとくることもありますが、本人にはまったく悪気はありません。脳の機能障害による特性なのだと理解し、肩の力を抜いて、あまり気にしないようにしましょう。

記事を読む⇒⇒⇒子どもにすぐキレてしまうのは「大人の発達障害」が原因かも?特徴と対処法をチェック!

『ママにいいこと大全 育児のうつヌケ95の習慣』

子育てママの「プチうつ」は、行動・睡眠・食事ですべて解決。各分野のエキスパートが科学的根拠に基づいたうつヌケ法を伝授します。
産後うつ『ママにいいこと大全 育児のうつヌケ95の習慣』1,430円(主婦の友社)

第1章 このもやもやには理由がある!「育児がツライ」の正体は?

第2章 「行動」でうつヌケ。毎日やってるそれ、実はうつの原因かも?

第3章 「睡眠」でうつヌケ。寝ることは自律神経をととのえる最良の方法

第4章 「食べて」うつヌケ。食事を変えると人生が変わる!

コラム 「大人の発達障害」自分もまわりもラクになる対処法/夫婦関係を解決して、夫にイラつかない妻になる
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監修/小野陽子先生(産婦人科専門医)、星野仁彦先生(児童精神科医)、愛波 文さん(乳幼児睡眠コンサルタント)、細川モモさん(予防医療コンサルタント)、石蔵文信先生(循環器科内科医・心療内科医)

イラスト/松元まり子

【監修】 星野 仁彦 心療内科医、医学博士

発達障害を専門とする児童精神医学の第一人者。福島学院大学副学長を務めながら、星ヶ丘病院、あずま通りクリニック、ロマリンダクリニックにて診察を行う。著書に『発達障害に気づかない大人たち』(祥伝社新書)、『発達障害に気づかない母親たち』(PHP研究所)など多数。

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