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2022.03.19

ママパパの生活

わざと赤ちゃんを驚かせたり、泣かせるSNS動画に発達心理の専門家が注意喚起!「いじめと同じかも」

「TikTokやインスタのリールで、赤ちゃんを急に驚かせて泣かせる動画をよく見かけるのですが、赤ちゃんの脳や心に悪い影響はないの?」というママからの疑問。発達心理の専門家・大日向雅美先生に話を伺ったところ、「それはいじめと同じかもしれませんね」との厳しい意見が返ってきました。

こわい声を出したり、急に驚かせたりして赤ちゃんを泣かせる動画ってどう?

赤ちゃんをおもちゃとして扱ってはいけません

赤ちゃんの泣き顔がかわいいと思うこともわかりますが、意図的にやってはいけません。

秋田県には、鬼のような面を着けたなまはげが赤ちゃんや子どもを驚かせる民俗行事がありますね。

無理に泣かせているように見えますが、これは、年に一回の行事で、周りでママやパパ、祖父母などが見守るなか、「絶対にみんなが守ってくれる」というメッセージを伝えている意味もあります。

SNSの動画のように、大人が、自分たちが楽しむために赤ちゃんをわざと泣かせるのは、もしかしたらいじめと同じなのかもしれませんね。

どんなに小さくても子どもの人権は尊重すべきです。

アメリカ人の作家で教育者のドロシー・ロー・ノルトさんの「子ども」という詩を読むと、このような動画を撮ろうとは思わなくなるはずなので、一度読んでみてください。

また、赤ちゃんが遊んだり、食べたりしている最中に突然驚かす行為は、誤飲や誤嚥の危険もあるので注意です。

記事を読む⇒⇒⇒【子どもの自律神経の乱れチェックリスト】3つ以上あてはまると危険な理由とは
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【監修】 大日向 雅美 恵泉女学園大学学長

専門は発達心理。学術博士。1970年代初めのコインロッカー・ベビー事件を契機に母親の育児ストレスや育児不安を研究。NPO法人あい・ぽーとステーション代表理事として地域の子育て家族支援活動にも取り組んでいる。著書『おひさまのようなママでいて』(幻冬舎)他。(写真提供/アートスタジオスズキ)

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