まだまだ猛威を振るう新型コロナウイルス。流行初期のころは、赤ちゃんや子どもへの感染例は少なかった一方で、2021年7月~9月ごろ(感染第5波)から、家庭内感染による子どもの感染が少しずつ増えていきました。その後2022年になり、感染力の高いオミクロン株が新規感染の中心となった第6波では、家庭内感染の件数はさらに増加しています。
そこで、ベビモ編集部では過去に新型コロナウイルスの家庭内感染を経験した、先輩ママへのインタビューを実施しました。
小児感染が少なかった第3波。家族全員が入院
(2020年の夏ごろに感染された方の体験談です。新型コロナウイルスに感染した際の症状、手続きなどは感染された方の状況、症状により異なります)
家族構成ママ・パパ・長男(当時9歳)・Aくん(次男、当時4ヶ月)
ママの発熱前症状が出る数日前、職場で飲食を伴う打ち合わせを行いました。
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ママの発熱初日悪寒を感じ、2時間後に体温を測ると39°の発熱がありました。また、関節に痛みがでるように。
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ママの発熱から2日目
起きたタイミングで熱を測ると37.8°。一日中37°~38°を行ったりきたり…。節々の痛みも昨日より強いものに。
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ママの発熱から3日~4日目職場での打ち合わせを行った人から感染が確認され、濃厚接触者と判断されました。症状もでていたこともあり、PCR検査を行うと陽性。家族も濃厚接触者になりましたが、金曜日だったので家族の検査は週明けに持ち越し。
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ママの発熱5日目~6日目このタイミングでは熱は下がり、のどの痛みや鼻水など、軽い風邪のような症状に落ち着きました。しかし、6日目になると突然味覚と嗅覚がなくなりました。4ヶ月のAくんは、発熱などの症状はありませんでしたが、脇やお腹に蕁麻疹のような湿疹が見られるように。
当時は赤ちゃんの感染例が少なく、保健師さんから「家族で入院になるかも」という話をされていたので、入院に備えてネットスーパーなどで買い出しをしました。
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ママの発熱から7日目/赤ちゃんの発熱1日目ママは引き続き風邪のような症状が続き、4ヶ月のA君も38.6°の発熱。湿疹の範囲もひろがり、ただれるくらいまで悪化してしましました。家族全員に行ったPCR検査ではパパとAくんが陽性に。そのまま、翌日からの入院が決定しました。
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ママの発熱から8日目/赤ちゃんの発熱から2日目ママの症状は変わらず。4ヶ月のAくんは平熱くらいまで熱が引いたものの、顔のむくみや赤みを感じるように。午前中に家族全員(陰性の長男も一緒に)入院しました。その際、Aくんを小児科の先生に診てもらいましたが、特別な薬などは処方されず、湿疹用の薬のみ処方してもらうことに。
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