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離乳食初期から、うまみ調味料として活躍する「だし」。ごく薄味が基本の離乳食では、うまみたっぷりのだしがおいしさの決め手になります。だしのとり方を忘れてしまった!というママも、ここでおさらいしておきましょう。だしを使ったおすすめ離乳食レシピも紹介します。
「昆布だし」や「かつおだし」、昆布とかつおを合わせた「合わせだし」は、離乳食初期(生後5~6ヶ月頃・ゴックン期)から食べさせてOKです。ただし、初めて食べさせる場合はアレルギーの心配もあるので、スプーンひとさじから与えましょう。
離乳食では「薄味」が基本。なぜなら、味の濃い調味料を使うと、食材そのもののおいしさが感じられず、赤ちゃんの味覚の形成にも影響を与えてしまうからです。
そこで活躍するのが「だし」。だしでうまみを補うことでおいしさがぐんと増し、赤ちゃんの食も進みます。うどんや煮物のベースとして使うほか、おかゆに混ぜたり、裏ごしした食材に加えてトロトロにしたりと、さまざまな用途で使えます。
記事を読む⇒⇒⇒離乳食の「薄味」ってどれくらい?専門家の答えと先輩ママの薄味努力を紹介!
昆布とかつおぶしでとる「合わせだし」のとり方を紹介します。2~3分煮てこすだけなので、簡単に手作りできます。
〈材料〉作りやすい分量
昆布・・・10cm
かつおぶし・・・2袋(10g)
水・・・2カップ(400㎖)
〈作り方〉
1 昆布を水にひたし、火にかける
鍋に水、濡れぶきんでさっと汚れをふいた昆布を入れ、15~20分ほどおいて中火にかける。
2 昆布を取り出し、かつおぶしを入れる
煮立つ直前に昆布を取り出し、グラグラと煮立ったらかつおぶしを入れ、弱火で2~3分煮て火を止める。
3 ペーパータオルを敷いたざるでこす
かつおぶしが鍋底に沈んだら、ペーパータオルを敷いたざるでこす。
1 耐熱容器にかつおぶし1パック(5g)を入れ、湯1カップを注いで5~10分おく。
2 茶こしでこせばできあがり。少量だけ手軽に作って、使い切りたいときにおすすめ。
あきびんなどの容器に昆布を入れ、水をたっぷり注いで冷蔵庫へ。2時間~ひと晩おくと、うまみが出ます。
食塩・化学調味料不使用の「だしパック」であれば、離乳食にも使えます。沸かした湯にパックを入れ、3~5分煮るだけで、本格的でおいしいだしがとれます。
だしは、冷蔵で3日間、冷凍で1週間ほど保存可能。製氷皿に小分けにして冷凍すると、少量ずつ使えて便利です。
離乳食初期(生後5~6ヶ月頃、ゴックン期)
〈材料〉
にんじん・・・15g
絹ごし豆腐・・・10g
だし・・・大さじ3
〈作り方〉
にんじんは皮をむいてやわらかくゆで、さっとゆでた豆腐とともに裏ごしし、だしでのばす。
離乳食中期(生後7~8ヶ月頃、モグモグ期)
〈材料〉
トマト・・・30g
小町麩・・・1個
だし・・・1/3カップ
〈作り方〉
1 小町麩は水でもどしてこまかく刻む。
2 トマトは皮と種をとってこまかく刻み、だしとともに鍋に入れて弱火にかける。2分ほど煮たあと、①を加え、さらに2分ほど煮る。
離乳食後期(生後9~11ヶ月頃、カミカミ期)
〈材料〉
アスパラガス・・・20g
かたくり粉・・・小さじ1/2
ゆでうどん・・・60g
だし・・・1/3カップ
A
豚赤身ひき肉・・・15g
長ねぎのみじん切り・・・5g
片栗粉・・・小さじ1/2
〈作り方〉
1 アスパラガスはゆでてあらみじん切りにし、かたくり粉をまぶす。うどんは2cm長さに切る。
2 ボウルにAと①のアスパラガスをまぜ合わせ、小さく丸める。
3 鍋にだしを煮立て、②を加えて、火が通ったらうどんも加えてやわらかく煮る。
離乳食完了期(生後1歳~1歳6ヶ月頃、パクパク期)
〈材料〉
さつまいも(皮つき)・・・20g
ブロッコリー・・・30g
だし・・・80ml
〈作り方〉
1 さつまいもはいちょう切りに、ブロッコリーは小房に分ける。
2 鍋に①とだしを入れ、やわらかくなるまでふたをして煮る。
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離乳食をよりおいしくしてくれる「だし」。大人の料理にももちろん使えるので、時間のあるときにまとめて作っておくのもおすすめです。
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『はじめてママ&パパの離乳食』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです