リラックス効果のあるハーブ4選
ハーブ専門店やオンラインショップで購入でき、リラックス効果のあるハーブをご紹介します。
ジャーマンカモミール
カミツレの名で古くから薬草として親しまれており、龍角散ののど飴にも入っています。不眠、ストレスからくる胃炎、PMSによる落ち込み、生理時の頭痛や腹痛などさまざまな不調をやわらげる万能ハーブです。作用が穏やかなので乳幼児にもOK。
・使用部位/花
・別名/カミツレ
・風味と香り/果実味を感じる甘みに、どこまでも続く草原を思わせる香り
・期待できる効果/睡眠改善、消炎、鎮静
・主な使い方/食べる、飲む、塗る
レモンバーム
心身がデリケートになっているときに、不安定な状態を調整する働きがあります。精油成分シトロネラールやシトラールの香り成分が、ストレスからくる胃炎、神経性の食欲不振、胃腸の機能障害にも働きかけます。強い抗菌力もあり。
・使用部位/葉
・別名/メリッサ、西洋ヤマハッカ
・風味と香り/天気のよい日の太陽が当たる青々とした草の香り
・期待できる効果/鎮静、抗菌、神経緊張緩和
・主な使い方/食べる、飲む、塗る
パッションフラワー
作用が穏やかなため、小さな子どもから更年期の女性、お年寄りまで安心して使えるリラクゼーションハーブ。そのメカニズムは完全には解明されていませんが、豊富に含まれるフラボノイド系成分の複合効果により、不眠を改善し、体の痛みをやわらげると考えられています。
・使用部位/地上部の全草
・別名/チャボトケイソウ
・風味と香り/雨のあとの潤った木や草を感じさせるマイルドな香り
・期待できる効果/鎮静、鎮痙、 心身の緊張、不眠の緩和、高血圧改善
・主な使い方/食べる、飲む、塗る
ラベンダー
不安や悩みがあって眠れないとき、自律神経が乱れぎみなときに頼りになるハーブ。精油成分の酢酸リナリル、リナロール、ラバンジュロールなどのモノテルペンアルコールが脳を介して自律神経に働きかけ、気分を穏やかにして緊張をほぐします。
・使用部位/花
・別名/クンイソウ
・風味と香り/甘くフローラルな強い香り
・期待できる効果/鎮静、鎮痙、抗菌、入眠改善
・主な使い方/食べる、飲む、塗る
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