息子と過ごせる残り時間をカウントダウン
初めての育児だったし、1歳前後の夜泣き問題、離乳食を食べない問題の他にも、赤ちゃん時代はいろいろありましたが、今振り返るとかけがえのない日々だったなと思います。
上の子は4歳になりましたが、今も育児の大変さよりも幸せな気持ちのほうが大きいです。息子が誕生日を迎えるたびに「もう◯才になっちゃった・・・」とさびしくなるぐらい(笑)。
成長したことはもちろんうれしい、でも「あと何年、ママ大大好き!って言ってくれるんだろう」「この笑顔はいつまで見られるだろう」と、つい子どもと過ごせる残り時間をカウントダウンしていまうのです。
今のこの幸せをかみしめて、息子との大事な時間を無駄にしないようにしなきゃといつも考えています。
家庭という大きな柱ができて、気持ちにも余裕が生まれました
友だちと飲み歩いて恋愛話に花を咲かせたなとか、急に思いたって海外旅行に行ったなとか、今でもふと産前の楽しかった思い出にひたることはあります。
あの頃に戻ってみたいと思う気持ちもなくはないけれど、それ以上に今の家族時間が大事です。子どもを産んでからは、夜間に外を歩いたりするとなんだかソワソワするくらい。
仕事に対する姿勢もかなり変わりました。
昔は仕事がすべて。一生懸命やらないと私自身を全否定されるような気がしていて、知らず知らずのうちに緊張感をもちすぎていたかもしれません。
でも今は仕事よりも大きな柱が一本できて、世界が大きく広がったような感覚。肩の力が抜けて、のびのび生きられるようになりました。
仕事でちょっといやな人に遭遇しても、「こういう人もいるよね!昔はこの人も赤ちゃんだったんだから」と大きくかまえることができています(笑)。
今一番幸せを感じるのは、家族三人でベッドに入って夫が息子に読み聞かせをしているのをウトウトしながら聞いている時間。12月には双子を出産予定なので、さらににぎやかな家庭になりそうです。(2021年11月時点)
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秋元玲奈さん:カジュアルが得意じゃない私のマタニティコーデ秋元玲奈
●テレビ東京のアナウンサーとして活躍後、フリーアナウンサーに。2017年11月に第一子の男の子を出産し、子育てしながら活動の場を広げている。2021年12月に双子を出産。
オフィシャルサイト秋元玲奈