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2021.11.06

遊び・絵本・おもちゃ

【第2回 TSUTAYAえほん大賞】発表。チェックしたい最旬絵本11冊はコレ!

「第2回 TSUTAYAえほん大賞」授賞式フォトレポート!

全国のTSUTAYA&蔦屋書店の、児童書に関わる書店員が、自分の子どもに読み継ぎたい、語り継いでいきたい、50年後も読まれている作品をTSUTAYAで育てていきたい、という願いを込めて選ぶ「TSUTAYAえほん大賞」。

授賞式当日にはスペシャルゲストとして、双子のパパとしても知られる、お笑いコンビ「NON STYLE」の石田 明さんが登場! 左からTSUTAYAえほん大賞発起人の辻村優香さん、石田 明さん、MCのピン芸人・タケトさん

石田さんの読み聞かせの様子は?

プライベートでもよく子供たちに絵本を読み聞かせているという石田さん。

「絵本は文字での情報が少ない分、余白がある。その空白を読み聞かせのテクニックでどう埋めていくか。アレンジの幅があるからとても楽しいんです」と熱い思いを語ります。

読み聞かせに熱が入りすぎ、つい読む時間が長くなってしまったり、読み聞かせのアレンジが過ぎて「○○はどこかな?よし!探しに行こう!」と家の中を走り回ってしまうこともあるのだそう。

「コロナ禍での運動不足も、絵本がおぎなってくれている」とのことでした。

石田さんの「推し絵本」とは?

好きな絵本は『だるまさんシリーズ』で、お子さんにせがまれることもあり、定期的に読んでいるという石田さん。

ご自身が帯コメントを書いた『きつねのぱんとねこのぱん』については

「子供だけでなく、もっと年上の若者たちにも読んでほしい。何か壁にぶつかったとき、つい『自分には才能が無い』と思ってしまいがちですが、そう思っているのは自分だけじゃないんだと気づかせてくれる絵本です」

「M-1に必死だった時に読みたかった絵本」なのだそうです。

「だるまさん」シリーズ 3冊ケース入り
かがくいひろし/作

¥2,805

きつねのぱんとねこのぱん
小沢 正/著
長 新太/絵

¥1,650

受賞作品の中で、一番印象に残っている作品は?と聞かれると、悩みながらも『たまごのはなし』を挙げてくれました。

「子供に媚びた作品じゃないんですよ。むしろ子供よりも、SNSに慣れ親しんだ大人が心にくるんじゃないかな?

特にたまごが言った「おしつけるなよ」の一言!ここに魅力が凝縮されている!」

と熱を込めて推しポイントを教えてくれました。

新人賞&大賞受賞作家へ盾の贈呈

受賞作品の発表では、10位の作品から順に発表されるたびに「この作品はこういうママパパに読んでほしい」「僕だったらこんな読み聞かせをしちゃうな~」など、一つ一つ丁寧にコメントを挟む石田さん。

そして新人賞の発表。今回は大桃洋祐さんの「ぼくらのまちにおいでよ」が受賞。

普段はアニメーションの制作をしている大桃さん。

「四角い絵本なのに、丸い印象を感じる表紙がとにかくすごい!」と、TSUTAYAえほん大賞の発起人・辻村さんからもコメントが。

石田さんも「帽子をかぶったワニのキャラクターが大好きです!」と作品とキャラクターたちへの愛を語ります。

そして見事、大賞作品に輝いたのは『パンどろぼうVSにせパンどろぼう』。

なんと『パンどろぼうシリーズ』が昨年に続いて2連覇を成し遂げる形となりました。

辻村さんからは「面白さをきっちりとベースにしつつ、何よりも心に残るお話。一生懸命がんばるけど失敗してしまう、そんなパンどろぼうを応援したくなります!書店員からの支持も圧倒的でした」。

これにはMCのタケトさんも思わず、「凄すぎて『TSUTAYAえほん大賞』から『柴田ケイコ大賞』になっちゃう」と柴田さんの殿堂入りを勧めます。
石田さんは「前作を読んでいない分、ストーリーの中でパンどろぼうのことを知った時、めちゃめちゃビックリしました」とのこと。

ちなみに、1作目を読んでいなくても楽しめるおどろきの仕掛けは、柴田さんが意識して作ってたものなんだそうですよ!

シリーズ1作目はコチラ

パンどろぼう
柴田ケイコ/作
KADOKAWA

¥1,430

シリーズ最新作!第3弾も発売中

パンどろぼうとなぞのフランスパン
柴田ケイコ/作
KADOKAWA

¥1,430

夢は自分で自分に盾を渡すこと?

受賞作品の表彰も終わり、イベントは最終盤。

今後の絵本との関わりについて質問された石田さんは

「僕の知り合いで、絵本を書いている(キングコングの)西野って奴がいるんですけどね。そいつがいるから絵本は書かんとこ、と思っていました。

でも今回の受賞作品を読んで、僕も絵本を書きたくなりました!

絵本がこんなにも楽しいものだと、改めて気づくことができました」

と嬉しそうに語ります。

タケトさんに「じゃあ来年は、受賞者としてここに立っているかもしれませんね」と言われると

「いや!来年もゲストとして来ます!そして受賞もして、自分で自分に盾を贈りたいです」

壮大な計画で会場を笑わせてくれました。
今年の受賞作品はTSUTAYA&蔦屋書店の特設コーナーや、全国書店などで購入できます。

「50年後まで読み継ぎたい絵本」ぜひチェックしてくださいね。

記事を読む⇒⇒⇒「絵本を楽しむ=主人公の心をもらうという営み。多様性を育み、生きる強さを与えてくれる」翻訳家こみやゆうさん
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Baby-mo〈ベビモ〉編集部

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