編集部員が実践!網戸掃除グッズ徹底比較
今回はアマゾンで購入した網戸掃除グッズ7つを徹底比較!パッケージに記載された掃除方法に従い(特に指示の無い限り、から拭きや水拭きはしない)、網戸の裏表を掃除します。評価のポイントは以下の3つ。
・コスパ価格あたりで掃除できる範囲&網戸以外の掃除でも使えるか
・手軽さ掃除するまでにどれくらい準備が必要か&網戸を外さなくても掃除できるか&手は汚れないか
・掃除後のキレイさ掃除後、濡らしたキッチンペーパーでこすり、どれくらい汚れが残っているか
筆者は1年半前に今の住まいに引っ越して以降、一度も網戸の掃除をしていないズボラ人間。どのくらい網戸の汚れが溜まっているか、ためしに濡らしたキッチンペーパーでこすってみると・・・。
ゴシゴシゴシ・・・。
サッとこすっただけでこの汚れ…。まさに実験台にはピッタリです。
それでは、実際に使ってみて感じたリアルな感想と合わせ、結果をランキング形式でご紹介します!
第1位 重曹の激落ちくん
激落ちくん
重曹の激落ちくん 泡スプレー 400ml (重曹 + アルカリ電解水)
¥507
こちらは「重曹+メラミンスポンジ」のあわせ技でお掃除。もちろん、家に粉末の重曹がある場合は、水に溶かしてつくるのもOKです。
手順① まずは全体にスプレーをさっと吹きかけて泡をなじませます。
手順② そのままメラミンスポンジを使って全体を掃除していきます。小さいサイズのスポンジを使ってしまいましたが、手で握る程度のやや大きめのサイズのスポンジを使えば効率UP♪この時点で、泡が汚れを吸着してかなり黒ずんできているのが分かります。
汚れを吸着した泡&メラミンスポンジの黒ずみ。汚れをしっかり落とせていると実感できます。
手順③ 手順①&②を裏面でも繰り返し、最後に水で泡を流しきったら終了。
残った汚れのチェック。結果は・・・
ほぼ真っ白に!スプレー→スポンジ→流す、という工程の多さはネックですが、その手間に見合ったパフォーマンスを発揮。特に今回は、筆者が使用したメラミンスポンジが小さかったので、もっと大きなサイズのスポンジを使えば手間はもっと削減できそう。早速優勝候補が出てきたかもしれません。
【総評:12点 しっかり汚れを落とすならこれ!】コスパ :★★★★☆(メラミンスポンジが別途必要ですが、重曹スプレーそのものは網戸以外のお掃除にも◎)
手軽さ :★★★☆☆(工数はやや多いかも)
キレイさ:★★★★★(文句なし!!!)
第2位 スクラビングバブル 網戸ワイパー
Scrubbing Bubbles
網戸 掃除 スクラビングバブル 網戸ワイパー 本体(ハンドル&ブラシヘッド) + 専用ウェットシート22枚 まとめ買い 汚れ落とし
¥1,379
続いては網戸ワイパーと専用シートがセットになったお掃除グッズ。
手順① 専用ワイパーにシートを取り付けたら、あとはこするだけ。ワイパーの形状がいいのか、力もかけやすく、かなり使いやすい印象です。
フローリングシートなどを使うと先端部分だけで汚れを取りがちな筆者ですが、片面掃除後、全体でまんべんなく汚れを取れているのを確認!
掃除後の結果は以下の通り。うっすらと汚れは残っていますが、かなりキレイになっていることが確認できます。
手も汚れず、網戸をつけたままでも掃除がしやすそうなのは高く評価できます。値段、手軽さ、キレイさ、総じて非常に平均レベルが高くまとまった印象でした。
【総評:12点 手軽さ第一ならマストバイ!】コスパ :★★★★☆(モップそのものが超優秀。室内の清掃にも使いたいくらい…)
手軽さ :★★★★☆(力を入れなくてもしっかり汚れを落としてくれる)
キレイさ:★★★★☆(パーフェクトには一歩届かないものの、レベルの高い合格点を超えるキレイさ)
第3位 楽絞りワイパー 窓・網戸用
アズマ工業
アズマ ガラスワイパー 窓・網戸楽絞りワイパーH 窓も網戸もこれ1本で掃除できる AZ348
¥555
片面に水拭き用のモップ、片面に水切りワイパーがついたお掃除アイテム。モップ部分のマイクロファイバーが網目につまった汚れをかき出してくれるので、洗剤いらずでOKとのこと。
手順① 水に浸し、本体のレバーでモップを絞ります。手を汚さずにモップを絞れるのはかなり便利。
手順② 水気を絞ったあとは、そのまま網戸を直接こすっていきます。
結構レバーで絞ったつもりだったのですが、表面をこすったあと、下の写真のように水が残った部分がありました…。男性の筆者でもこの調子だったので、女性の場合は絞り切るのにかなり力を入れる必要がありそうです。
片面掃除後のモップがこちら。全体でムラなく汚れをキャッチできているのが分かります。
表裏掃除後のチェック結果もおおむね良好。
しっかり絞ることさえできれば、汚れ残りもそこまで心配しなくてよさそう。(ただ、掃除を終えてから気づいたのですが、網についた水は水切りワイパーで落とすのが正解なのかもしれません・・・。だとすればレバーが固いのも納得です)
【総評:9点 絞りの固さだけがネック】コスパ :★★★☆☆(窓と網戸兼用で使うには若干抵抗が。そこは個人の捉え方次第かも?)
手軽さ :★★★☆☆(手を濡らさず&汚さず絞れるのはGOOD!でもレバーが少し固い)
キレイさ:★★★☆☆(水だけでの掃除にしては相当キレイです)
第4位 アミライトスプレー
KINCHO
アミライト 網戸掃除 スプレーはじける泡タイプ 290ml
¥374
続いてはスプレーするだけで汚れが落ちる!というスプレータイプの洗浄剤。泡の力で汚れを浮かせることができるそうです。また、虫よけ成分も配合しているため虫がつきにくくなるメリットも。
手順① 全体にまんべんなくスプレーを吹きかけます。かなり力強そうな泡がもこもこと出来上がってきます。
手順② 泡が消えるまで30秒ほど放置。「ポポポポポポッ」「シュワ~」と小気味よい音を出しながら泡がはじけて消えていきます。
手順③ 泡が消えたらそのまま水で流すか水拭きをします。今回は手軽さを重視して水で流すだけにしてみました。
これにて全行程が終了。濡らしたキッチンペーパーで汚れの残り具合をチェック。さて結果は・・・。
汚れが気になるときは水拭きまでしっかりやってあげるのがいいかもしれません。普段のお掃除の延長で使うくらいなら、スプレーするだけという手軽さと相まって抜群の効果を発揮しそうです。
また、取り外したエアコンのフィルターも同じように掃除できるようなので、網戸掃除以外でも活躍してくれます。
【総評:9点 頑固な汚れはこするようにしましょう】
コスパ :★★★☆☆(エアコンのフィルターも同じように掃除できるそう)
手軽さ :★★★★☆(キレイさを求めるならひと手間が必要!)
キレイさ:★★☆☆☆(長年の汚れに太刀打ちするには心もとないかも…?)
第5位 激落ちシート【網戸用】
レック
激落ちシート 網戸用 15枚 ( 網戸掃除 )
¥127
続いてはウェットシートタイプの激落ちくん。裏面の説明には「網戸にシートを軽く押し付けてご使用ください」としか書いていなかったため、そのまま手でこすることに。
手順① シートを取り出し、そのまま網戸をこすっていきます。手順自体はこれを表裏繰り返すだけなので、非常にシンプルで簡単そうですが・・・。網戸を何度かこすると、下の写真のようにシートの端がグシャッと丸まってしまうことが頻発。その都度直さないといけないので、やや面倒くさく感じてしまいます。
片面掃除した後がこちら。シートの端が丸まってしまうため、全体をうまく使えていません。また、一度に掃除できる範囲も狭いので、そこも少し面倒かも。パッケージには「1枚のシートで90×180cmの網戸2枚分掃除できる」と書いてありますが、すぐにシート自体がへたってしまうので、1回のお掃除で何枚も使わないとダメそうです。
ただ、掃除後の網戸に残った汚れはそこそこ。
完ぺきとまではいかないですが、手でしっかりこすれている分、汚れ落ちは上々。
「シートそのものがすぐへたる」という難点だけが足を引っ張る、そんな印象でした。
【総評:9点 専用ワイパーが欲しくなる・・・!】コスパ :★★★☆☆(1枚あたり10円程度ですが、1度の掃除で何枚も使う可能性あり)
手軽さ :★★☆☆☆(シートの端が何度も丸まってしまうのが少しストレスに感じるかも)
キレイさ:★★★★☆(細かい網目の汚れは残っているものの、全体が平均的にキレイに)
第6位 網戸お掃除ローラー
ハンディ・クラウン
NEW網戸お掃除ローラー
¥658
一風変わったコロコロタイプの網戸掃除グッズ。コロコロといえばカーペット用のイメージが強いですが、網戸用のものもあるんですね。
手順① こちらのアイテムは洗剤が必須。水に洗剤を少量溶かし入れ、ローラーを浸したらバケツのフチなどで水切りをします。
手順② そのまま網戸をコロコロ。洗剤を使っている分、泡も多めにつくのが分かります。
手順③ 最後に固めに絞った雑巾で水拭きをしたら終了。水で流さなくても、泡の落ちは良好でした。
掃除後のチェックでも、下の写真にあるようにキレイさはトップクラス。
ただ、掃除をスタートするまでに用意するものが多く、作業自体の手間も多いのは少し面倒かもしれません・・・。
【総評:8点 掃除までの手間を無視すれば良好】コスパ :★★☆☆☆(網戸掃除以外出番がないのが惜しい)
手軽さ :★☆☆☆☆(洗剤の用意&ローラー掃除&水拭きが必須なのが痛い)
キレイさ:★★★★★(手間に見合うだけのキレイさは保証できます!)
第7位 そうじの神様 極楽ブラシ アミ戸用
KBセーレン
そうじの神様 極ラクブラシ アミ戸用
¥860
網戸掃除専用(!)のスポンジ。白い網目状になっている部分が細かいV字状の繊維になっており、それが網戸の隙間に入り込む設計になっているそう。
手順① スポンジを水に濡らします。今回はバケツにためた水に浸し、手でしっかりと絞っておきます。
手順② 濡らしたスポンジで、網戸全体をこすります。こすっていくと、確かに網戸の隙間に繊維が引っかかっている感触が。例えるならスポンジではなく、たわしでこすっているような感覚。
ただ、網戸がたわんでしまうこともあり、力の入れ方にムラがあったのか、指先部分だけで汚れを落としたことがスポンジに付着した汚れから見てとれます。全体を無駄なく使って掃除するには少しコツがいりそう。
掃除後の汚れチェックの結果がこちら。
スポンジに汚れがついていなかった場所があった分、しっかりとこすれていない部分があったかもしれません。
【総評:7点 使いこなすには慣れが必要】コスパ :★☆☆☆☆(完全網戸用スポンジと割り切るには少し割高かな…)
手軽さ :★★★★☆(水ぶきの進化版と考えるのがいいのかも)
キレイさ:★★☆☆☆(汚れがあまりにたまっているなら洗剤を使った方がよさそう)