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2023.03.25

名付け

【難読名前クイズ】「月姫」ってどう読むかわかる?あの悲劇の美女と同名です!

今や世の中にすっかり定着した「キラキラネーム」。名づけランキングの上位にも、ふりがながなければ読めない名前が並んでいますよね。

ここでは、実在する難読ネームをクイズ形式でご紹介します。親が子に託した熱いキモチ、あなたは読み解くことができるでしょうか!

今回のおなまえ

月姫

こちらは女の子の名前です。

まずは各字の読みや意味についておさらいしましょう。

「月」
音読み:ゲツ ガツ
訓読み:つき

①つき。天体の一つ。
地球の衛星。
②時間の単位。一ねんを一二分した期間。

「姫」
音読み:キ
訓読み:ひめ

①貴人のめかけ。
②美女。婦人の美称。
③高貴な女性。
(出典:goo辞書)

なんと読むのでしょう…そのまま「つきひめ」、「つき」、「つきひ」、それとも月にちなんで「るな」なんてのもありそう…!?

さて、正解は?

 

 

かぐや

月の姫といえば「かぐや姫」!そういう発想からのあて字でした。

もともと「かぐや姫」は日本最古の物語『竹取物語』の主人公。「かぐや」は“光りかがよう美しい姫”の意とされ、「かがやく姫→かぐや姫」となったという説と、古事記に登場する火の神「火之迦具土神」(ひのかぐつちのかみ)が由来という説が有力です。

古代において「光り輝く」というのは美の理想とされ、「光源氏」などもこれに由来しているといわれています。

神秘的な美しさで地球の人々を魅了したかぐや姫ですが、最終的には月に帰っていきます。その人物像についてはさまざまな見方があり、“おとぎ話然とした静かな姫”の印象もあれば、“悲劇の悪女”なんて評する人も。

高畑勲監督のアニメーション映画『かぐや姫の物語』では、いろいろなことがあるこの世を精いっぱい、目いっぱい生きる姿が印象的でしたね。

かぐやちゃんは、女性として美しくありながら、この世をめいっぱい謳歌してほしい…そんな親御さんの願いが込められているのかもしれませんね。

おとぎ話の『かぐや姫』にもあるとおり、「月」は日本では古くから愛される特別な存在。「月」をつかった名前は「和、美しい、スケールの大きさ」そんなイメージにぴったりです。古風で神秘的な印象もあり、最近では男女ともに名づけにおいて人気の漢字です。

それにしても、「月」の「姫」と書いて「かぐや姫」とよむ、と聞いて「なるほどね」と納得(?)できるのは、日本人ならでは!難読漢字の名づけとは、とてもおもしろい世界ですね。

【この名前は読める?】
➤➤「桜色」ってどう読む?その手があったか!の納得ネームです

文/小林みほ

Baby-mo〈ベビモ〉編集部

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