今や世の中にすっかり定着した「キラキラネーム」。名づけランキングの上位にも、ふりがながなければ読めない名前が並んでいますよね。
ここでは、実在する難読ネームをクイズ形式でご紹介します。親が子に託した熱いキモチ、あなたは読み解くことができるでしょうか!
今回のおなまえ
讃美歌こちらは女性の名前です。
讃美歌というと…やっぱり教会などで歌うあの讃美歌のことですよね?まずは読み方・意味をおさらいしてみましょう。
「讃」(音:サン)(訓:ほめる たたえる)
1.ほめたたえる
2.神仏をたたえる言葉
「美」(音:ビ、ミ)(訓:うつくし)
1. 見た目い素晴らしい、形がよい、うつくしさ
2. 味わってみて見事
3. りっぱである
4. ほめたたえる
「歌」(音:カ)(訓:うた うたう)
1. 拍子と節をつけて歌う言葉の総称
2. うたう
3. 和歌、短歌
「讃美歌」(さんびか)
キリスト教会で、神や救世主を賛美し讃える歌。信仰を励ます歌。聖歌。日本の讃美歌は明治初年に新教の教職者が英・米・独・仏などの諸国から輸入翻訳したもの。
(出典:weblio )そのまま読めば「さんびか」さんですよね。または「さみか」さん?もしかするとこの3文字で「みか」さん、または「うた」さんと読むというのもありかもしれません!
さて、正解は…
はれるや「ハレルヤ」とは、ユダヤ教において「神をほめたたえよ」を意味する讃美の言葉。ヘブライ語由来の「ほめたたえよ」を意味する「ハレル(ハラルー)と、神の名ヤハウェを短縮した「ヤー」が1つになったもの。
主にキリスト教徒が祈りを捧げる際や、喜びや驚きの気持ちを表す際の間投詞として用いられ、讃美歌のタイトルや歌詞内に用いられることも多いです。
かなり珍しく、インパクトのある名前ですね!おそらく敬虔なクリスチャンのご家庭なのでしょう。
キリスト教徒の方で多い名前としては「まりあ」ちゃん、「聖」「創」「宣」「愛」などの字を使ったものが挙げられます。また、聖書や教義などからとった名前に漢字をあてた名前も多いようです。
最近ではアメリカのセレブ夫婦キム・カーダシアンとカニエ・ウエストが第4子に「讃美歌」という意味の「サーム」という名前をつけたそう。この夫婦も信仰に篤いと有名です。
ちなみにこの名前の方に遭遇したBaby-moユーザーさんによると、こちらの讃美歌さんはもう大人の女性だそう。「就活では名前ばかりがネタにされ、一度もその会社の志望理由を聞かれたことがなく、悔しい思いをした」とのことでした。
どんな名前でも生きていれば善し悪しありますが、今の彼女自身が自分の名前を愛せていることを祈ります!
【この名前は読める?】➤➤➤「蛍」ってどう読むかわかる?国民的ドラマのあの名前ではありません!➤➤➤「天使」ってどう読むかわかる?「てんし」でも「エンジェル」でもありません!文/小林みほ